13話
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翌日
『………。』
「………。」
やっと退院できるという日。サヤの病室に新たな見舞い客が訪れる。
『…なぜお前がここにいる。』
「それはこっちのセリフだー!とか、入院中てどういうことだー!とかいろいろ聞きたいけど、とりあえず状況を説明しろー!」
『な、なんかごめん』
「兄さん、病院では静かにしなきゃ」
「エドうっさい」
見舞い客は久しぶりのエド、アル、ウィンリィの3人であった。
『どうしてここが?というかいつ中央に?』
「ついさっきだ。」
「大佐に聞いたんだ。サヤが入院してるって」
『大佐に会ったのか』
「それより怪我は大丈夫なの?」
身の回りの荷物を整理してくれているウィンリィが心配そうに聞く。
『もう治ったよ。この包帯が大げさなだけだ。』
「で、一体なにがあったんだ」
険しい顔をしてエドがたずねた。
相変わらずせっかちなやつだ。
『アイザック・マクドゥーガルというやつを大至急逮捕しろとの大総統命が出てね、その時にちょっと、』
「アイザック?」
『元・国家錬金術師だ。氷結の錬金術師』
「へえ」
「サヤも女の子なんだからあんまり無茶はしないでよ」
『ありがとうウィンリィ』
一通り病室の荷物を片付け終え部屋を出る。
少ない荷物を持ち病院を出て、いつもの軍のホテルに向かった。
『エドは何をしに中央に?』
ダブリスに行ったかと思えば、また中央に戻って来たエドたちにサヤがたずねる。
「ちょっと調べ物とヒューズ中佐に会いにな」
『ヒューズ中佐…』
その名にサヤの顔は一瞬暗くなる。
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