05話
夢小説設定
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「そんなバカな事があの子に出来るわけ…っ」
「出来ちゃうのよ、これが。あの子はあなたが逃げ出した後に私達の仲間になったから知らないだろうけど…、あの笑顔の裏では物凄い事考えてるのよ、あの子。」
「…おのれ悪魔めっ!。あんな年端もいかない子を…!」
先ほどのサヤの笑顔が過ぎる。あれを見ればどこにでもいるごく普通の少女なのに…。
ラストの言うことが信じられない。
「失礼しちゃうわ。サヤが自分で望んだ事よ。あの子は自ら悪魔と呼ぶ私達に頭(こうべ)を垂れてきたの。」
「そんなバカな…っ!」
ラストの言葉にサヤの笑顔が徐々に黒く塗りつぶされていく…。
「もう一度言うわね。変な気を起こしたら…、この町を地図から消してあげるから…。」
そう言い残し、ドクターから資料の隠し場所を知るとあっという間にラストは消えた。サヤの本当の姿だけを残して…。
「さて…、鋼の坊やには悪いけど…。先回りして資料を処分させてもらおうかしらね。」
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第06話