22話
夢小説設定
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「己れも未だ生かされた意味を探している途中だ。見つけた時はお前が己れに話したように、己れもお前に話そう。」
約束だ。と彼は言った。その言葉がサヤはとても嬉しくて。一緒に居られる理由が増えたから。
『わかった、待ってる。』
「イシュヴァールの件もその時返事をしよう。」
おそらく見つけた時には整理がついているだろうから。
嬉しそうに笑うサヤにスカーも知れず吊られて笑ったのだった。
するとサヤは突然、手伝って欲しいことがあると言い出した。
「何をだ?」
『ホムンクルスを一匹仕留めようと思う』
そう語る彼女の脳裏には一番残酷なホムンクルスの顔が浮かんでいた。
「ホムンクルスを仕留めるだと?一体どうやって…」
『作戦は考えてある。…ただ、これにはスカーだけじゃなくアルもメイもマルコーさんも、それに合成獣の軍人さん皆に協力して欲しいんだ』
そうすれば必ずホムンクルス打ち取れる、とサヤは自慢する。
とりあえずスカー個人で賛否を言えるものでもなかったので一時、ウィンリィとヨキを除いた一行を招集して作戦会議を展開することにした。
それが冒頭で伝えた数日後のアスベックでの出来事にさかのぼる---。
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第23話