秋風通る道ながら
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9月のある日曜日に部活が早く終わったので潮音に電話をすると『時間ありますよ』と返って来たので、彼女の家に向かっている。
やっと時間が取れるようになった潮音。
と言っても受験生(エスカレーター式)だ。
中学の時のように部活中心の生活になった僕。
2学年も離れていると学校生活では、何かと時間のズレが出てしまう。
潮音への気持ちには、ズレはなく好きの一言。
きっとこんな事を言ったら、耳まで赤くするんだろう。
家に着きインターフォンを押せば直ぐに出て来てくれた。
僕が連れて来たのは公園。
潮音は、公園に何があるんだろう?って顔をしている。
「クスっ」
思わず笑うと頬を膨らませて、ぶすっとする。
飽きないな。
「ここだよ。」
「す・すごい!!」
目をキラキラとさせながら、目の前の光景を見つめている。
予想以上の反応。
「どうかな?一面のコスモス畑は。」
「感激です。見た事なかったですから。」
「じゃ間を歩いてみよう。」
「はい。」
手を繋いでコスモス畑を歩き出した。
風に揺れるコスモス達が、おじぎをして道を阻むみたいだ。
満開のコスモス…あ!引っかかっていたのは、これか…
「フフフ。」
「どうしたんですか?」
「昔に母さんと姉さんに連れて来てもらった時に裕太が、迷子になってあちこち探していたらコスモスの間で寝ていたんだ。」
「そんな事があったんですね。」
「うん。それ以来来てなかったな。」
「私は、連れて来てくれて嬉しいです。ありがとうございます。」
『あ!』と言うと手を離して先に、てってと歩いて行く。
「周助先輩。ここだけ薄いピンクの花ですよ!単色が集まっているのも綺麗ですね。」
潮音らしい明るい太陽みたいな笑みだ。
思わずカメラを構えてシャッターを切った。
「な・なんでいきなり撮るんですか!!」
今度は口をとんがらせて、ぶーぶーと文句を言っている。
そんな姿すら可愛くてしょうがない。
「先に行きますからね。」
言い終わると走り出した。
捕まえに行きますか。
僕の天真爛漫の姫を。
捕まえたら言うんだ。
『潮音、大好きだよ』
きっと真っ赤な顔をするだろう潮音を思い浮かべて追いかけ出した。
やっと時間が取れるようになった潮音。
と言っても受験生(エスカレーター式)だ。
中学の時のように部活中心の生活になった僕。
2学年も離れていると学校生活では、何かと時間のズレが出てしまう。
潮音への気持ちには、ズレはなく好きの一言。
きっとこんな事を言ったら、耳まで赤くするんだろう。
家に着きインターフォンを押せば直ぐに出て来てくれた。
僕が連れて来たのは公園。
潮音は、公園に何があるんだろう?って顔をしている。
「クスっ」
思わず笑うと頬を膨らませて、ぶすっとする。
飽きないな。
「ここだよ。」
「す・すごい!!」
目をキラキラとさせながら、目の前の光景を見つめている。
予想以上の反応。
「どうかな?一面のコスモス畑は。」
「感激です。見た事なかったですから。」
「じゃ間を歩いてみよう。」
「はい。」
手を繋いでコスモス畑を歩き出した。
風に揺れるコスモス達が、おじぎをして道を阻むみたいだ。
満開のコスモス…あ!引っかかっていたのは、これか…
「フフフ。」
「どうしたんですか?」
「昔に母さんと姉さんに連れて来てもらった時に裕太が、迷子になってあちこち探していたらコスモスの間で寝ていたんだ。」
「そんな事があったんですね。」
「うん。それ以来来てなかったな。」
「私は、連れて来てくれて嬉しいです。ありがとうございます。」
『あ!』と言うと手を離して先に、てってと歩いて行く。
「周助先輩。ここだけ薄いピンクの花ですよ!単色が集まっているのも綺麗ですね。」
潮音らしい明るい太陽みたいな笑みだ。
思わずカメラを構えてシャッターを切った。
「な・なんでいきなり撮るんですか!!」
今度は口をとんがらせて、ぶーぶーと文句を言っている。
そんな姿すら可愛くてしょうがない。
「先に行きますからね。」
言い終わると走り出した。
捕まえに行きますか。
僕の天真爛漫の姫を。
捕まえたら言うんだ。
『潮音、大好きだよ』
きっと真っ赤な顔をするだろう潮音を思い浮かべて追いかけ出した。
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