STAR8 慰霊塔 そして放たれた光の刃(R15)
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キラに突然『慰霊塔に行こう』と言われた。
本来はラクスと来るのに、良いのかな?
着いたのはよいが花を持ってきていない事に気が付きシオンは、近くで花を摘みだした。
花を触るのは久しぶりで気持ちよく思わず歌を口ずさんでいた。
階段を上がるとキラとある人物がいた。
インパルスのパイロット『シン・アスカ』
「ここって慰霊碑?」
「うん。そうみたい。良く知らないんだ自分でちゃんと来たのは初めてだから・・」
「・・・・」
キラは下元の花に目をやる。
「波を被ったから、また枯れちゃうね。」
「ごまかせないっ事かな。」
「え?・・キミ・・・」
シンは周りの整備されていな箇所に目をやる。
あなたには、辛い思いしかないわね。ここは・・・
でも、その思いはあたなた1人じゃない。
目の前にいる彼だって同じ。
シンの言葉にキラが驚きの声を上げる。
当然の事だと思う。
「すいません。なんか変な事言っちゃって・・・」
このシーンを見た時なんて感じた?
「また咲くよ・・花は・・どんなに哀しい事があっても、辛いことを見ていても全てを包み込んで咲き誇る。それが花の美しさで、強さだがら。」
初めこそ下を向いて消えりそうな声だったが、次第にはっきりとした口調で、最後はシンを見ながら言っていた。
シオンあの時に 感じた想いを
届けたかった・・シンに・・・
シオンの言葉を不思議そうに、聞いていた新は一礼をして去って行った。
「『また咲くよ・・花は・・どんなに哀しい事があっても、辛いことをみていても全てを包み込んで咲き誇る。それが花の美しさで、強さだがら。』か。それにしてもかわいい人だったな。
オーブの人だろうけど、また会いたいな。考え方がカッコいい人だ。」
私は寝られなくて部屋を出てテラスにいた。
ここに来てから、まともに寝てない。
元から寝つきの悪い。
ここに来てからはさらに酷かった。
『嘘だ!こんな動きをしているのに、コーディネーターじゃないなんて』
まだ重く感じている。
「私は、ただのナチュラルだと。運動神経が少しだけ良いの・・・ね。」
自分に言い聞かせる様に言っていた。
本当は・・・・・
「シオンどうしたの?こんな時間に。」
まだ、パジャマに着替えてないキラが声をかけた。
目の前にキラのドアップで、シオンは手すりに座っていたために危うく落ちそうになった。
「キ・・・キラ?!驚いた~。」
「珍しいね。こんな時間に。何かあった?」
横に立ったまま言う。
「う・・ん‥別になにもないよ。ただ・・」
「『ただ』?」
「夜の海を見たかっただけ。」
心配をかけないように薄く笑みを作って言った。
キラにとっては安心材料にならないシオンの笑み。
特に今みたいな薄い笑みを見るたびに、不安になる。
「シオン・・もっと僕を頼ってよ。」
「え?やだな~充分頼ってるよ。」
シオンに頼られたいけど、キラは自分自身をシオンが受け入れられているのか不安になった。
『私はこの先、何が起こるか知っている、今までの事も』
手をにぎり締めながらキラは聞いた。
「2年前の事も・・知っているの?・・出生のことやフレイとのことも・・」
海に目を向けたままシオンは
「うん・・知っている。キラの秘密も・・フレイ・アルスターとのこともね。」
「軽蔑する?」
今度は、かりキラの顔を見ながら答えた。
「軽蔑はしない。でも・・こういう流れにはなるかなって思ったよ。16歳の少年が1人で背負うには、あまりにも大きくて重たいものだったから。」
ここまで話すと1度顔を伏せてから、再度顔を上げてるとキラは驚いた。
自分と同い年のはずのシオンが、元の年齢の28歳の顔をしてる様に見えたからだ。
そして言っている内容も。
「あ~でもしないと今度は、キラの精神が壊れていたと思う。サイには申し訳ないけど、フレイとは最後には和解もできたんだし、あれであの子は救われた。結果手的には良かったと思う。と勝手に私は思っているよ。」
シオンの言葉のおかげで僕の心は軽くなった。
だからかもしれない。
この時シオンが何について考えて考えていたのか、全く分からないでいた。
「お2人で何をお話になってるんですか?」
「たいしたことじゃないよ。(そんなにシオンとの時間を邪魔したの?)
「そうですか。でも体が冷えてしまいますわ。(もちろんですわ。)」
2人には目には見えな攻防があったが、気が付かないシオンはただ、2人を見ていた。
「ラクス言う通り、少し冷えてきたかな?」
「でしたら、お部屋に戻りましょう。」
ラクスがシオンの腕を取って歩こうとすると、1人の男の子が立っていた。
「あらあら、起きてしまいましたか。」
男の子が空を指さした。
やたらと明るい光が飛んでいた。
手すりを握りしめるキラと、初めて目の当たりにするシオンの声が揃った。
「「核の光だ!!」」
普通のミサイルとは明らかに違う光。
シオンは、その光を見てある出来事を思いだし、体の震えが止まらなくなっていた。
自分を抱きしめるようにして、眼は見開いていて、光の方向を見ている。
見ているよ言うよりも、恐怖で目が離せなくなっていいた。
それに気が付いたキラは声をかけた。
「シオンどうしたの?」
「・・・・・」
ラクス達が居なくなったのを確認して、僕はお姫様だっこをした。
「キ?!キラ?」
「これなら怖くないでしょ。」
そのまま自分の部屋にシオンを連れてきてベッドに降ろすと、優しく抱きしめた。
「まだ、怖い?}」
首を横にふるふると振る。
「じゃ・・どうしたの?」
「・・・・・・」
「話してほしいな。」
「なんか巻き込むみたいで・・・イヤ。」
消え入りそうな声でだけど近くにいるから全部聞こえた。
「頼って良いって言ったよね。」
まだ体の震えは止まってない。
体を少しはまして僕を見上げて来た。
その瞳には涙はなかったけど、恐怖の色が支配していた。
何がこんなにシオンを怖がらせるんだろう。
ゆっくり話だしてくれた。
「数年前に他国で・・旅客機ハイジャック・・衝突事件が起きたの・・・そ、その飛行機に乗るはずだったんだけど、1本遅らせても間に合うって分かって違う便にした。そのまま乗っていたら・・今ここに私はいないわ。命を落としていた。」
今まで見た中で、1番儚く影のある笑みを浮かべていた。
そっと壊れ物の様に抱きしめた。
「なんで泣かないの?」
疑問を投げた。
「泣けないよ・・生きてるんだもん。」
「シオンは・・強いね。」
「強かったら、こんなに震えていない。」
「そんな事ないよ。」
ゆっくり顔を近づけて唇を重ねた。
「な・・・なんで?」
「シオンが震えてて、消えそうだから。僕の気持ちを知っていてほしいんだ。好きだよ。シオンが好き。」
シオンが口を開こうとすると、2度目のキスしながらキラは耳元で囁いた。
「今夜は、このまま離さない。」
そのままベッドに押し倒して、何度かの口付けを繰り返す内に深い物に変わっていった。
「っん・・・ふぁ・・」
唇をはなすと銀色の糸を引いていた。
すでにシオンは目をとろんとさせていた。
キラは一気に欲情した。
首筋から胸元にかけて紅い華を散らしていった。
柔らかくて、すべすべとした肌
洋服の上からでも分かるっていたけど 予想以上の豊満な胸
僕の行動に 敏感に反応する体
それと共に上がる 普段では聞けない艶やかな声
そのまま体を重ね合わせた
シオンの全てに酔いしれていた
だから気が付かなかった。
シオンは強いわけでも、泣かない訳でもないという事に
枷を掛けているから・・泣かない・・
言動を見ていれば、分かったことなのに。
いかに自分が幼いか思い知ることになる。
本来はラクスと来るのに、良いのかな?
着いたのはよいが花を持ってきていない事に気が付きシオンは、近くで花を摘みだした。
花を触るのは久しぶりで気持ちよく思わず歌を口ずさんでいた。
階段を上がるとキラとある人物がいた。
インパルスのパイロット『シン・アスカ』
「ここって慰霊碑?」
「うん。そうみたい。良く知らないんだ自分でちゃんと来たのは初めてだから・・」
「・・・・」
キラは下元の花に目をやる。
「波を被ったから、また枯れちゃうね。」
「ごまかせないっ事かな。」
「え?・・キミ・・・」
シンは周りの整備されていな箇所に目をやる。
あなたには、辛い思いしかないわね。ここは・・・
でも、その思いはあたなた1人じゃない。
目の前にいる彼だって同じ。
シンの言葉にキラが驚きの声を上げる。
当然の事だと思う。
「すいません。なんか変な事言っちゃって・・・」
このシーンを見た時なんて感じた?
「また咲くよ・・花は・・どんなに哀しい事があっても、辛いことを見ていても全てを包み込んで咲き誇る。それが花の美しさで、強さだがら。」
初めこそ下を向いて消えりそうな声だったが、次第にはっきりとした口調で、最後はシンを見ながら言っていた。
シオンあの時に 感じた想いを
届けたかった・・シンに・・・
シオンの言葉を不思議そうに、聞いていた新は一礼をして去って行った。
「『また咲くよ・・花は・・どんなに哀しい事があっても、辛いことをみていても全てを包み込んで咲き誇る。それが花の美しさで、強さだがら。』か。それにしてもかわいい人だったな。
オーブの人だろうけど、また会いたいな。考え方がカッコいい人だ。」
私は寝られなくて部屋を出てテラスにいた。
ここに来てから、まともに寝てない。
元から寝つきの悪い。
ここに来てからはさらに酷かった。
『嘘だ!こんな動きをしているのに、コーディネーターじゃないなんて』
まだ重く感じている。
「私は、ただのナチュラルだと。運動神経が少しだけ良いの・・・ね。」
自分に言い聞かせる様に言っていた。
本当は・・・・・
「シオンどうしたの?こんな時間に。」
まだ、パジャマに着替えてないキラが声をかけた。
目の前にキラのドアップで、シオンは手すりに座っていたために危うく落ちそうになった。
「キ・・・キラ?!驚いた~。」
「珍しいね。こんな時間に。何かあった?」
横に立ったまま言う。
「う・・ん‥別になにもないよ。ただ・・」
「『ただ』?」
「夜の海を見たかっただけ。」
心配をかけないように薄く笑みを作って言った。
キラにとっては安心材料にならないシオンの笑み。
特に今みたいな薄い笑みを見るたびに、不安になる。
「シオン・・もっと僕を頼ってよ。」
「え?やだな~充分頼ってるよ。」
シオンに頼られたいけど、キラは自分自身をシオンが受け入れられているのか不安になった。
『私はこの先、何が起こるか知っている、今までの事も』
手をにぎり締めながらキラは聞いた。
「2年前の事も・・知っているの?・・出生のことやフレイとのことも・・」
海に目を向けたままシオンは
「うん・・知っている。キラの秘密も・・フレイ・アルスターとのこともね。」
「軽蔑する?」
今度は、かりキラの顔を見ながら答えた。
「軽蔑はしない。でも・・こういう流れにはなるかなって思ったよ。16歳の少年が1人で背負うには、あまりにも大きくて重たいものだったから。」
ここまで話すと1度顔を伏せてから、再度顔を上げてるとキラは驚いた。
自分と同い年のはずのシオンが、元の年齢の28歳の顔をしてる様に見えたからだ。
そして言っている内容も。
「あ~でもしないと今度は、キラの精神が壊れていたと思う。サイには申し訳ないけど、フレイとは最後には和解もできたんだし、あれであの子は救われた。結果手的には良かったと思う。と勝手に私は思っているよ。」
シオンの言葉のおかげで僕の心は軽くなった。
だからかもしれない。
この時シオンが何について考えて考えていたのか、全く分からないでいた。
「お2人で何をお話になってるんですか?」
「たいしたことじゃないよ。(そんなにシオンとの時間を邪魔したの?)
「そうですか。でも体が冷えてしまいますわ。(もちろんですわ。)」
2人には目には見えな攻防があったが、気が付かないシオンはただ、2人を見ていた。
「ラクス言う通り、少し冷えてきたかな?」
「でしたら、お部屋に戻りましょう。」
ラクスがシオンの腕を取って歩こうとすると、1人の男の子が立っていた。
「あらあら、起きてしまいましたか。」
男の子が空を指さした。
やたらと明るい光が飛んでいた。
手すりを握りしめるキラと、初めて目の当たりにするシオンの声が揃った。
「「核の光だ!!」」
普通のミサイルとは明らかに違う光。
シオンは、その光を見てある出来事を思いだし、体の震えが止まらなくなっていた。
自分を抱きしめるようにして、眼は見開いていて、光の方向を見ている。
見ているよ言うよりも、恐怖で目が離せなくなっていいた。
それに気が付いたキラは声をかけた。
「シオンどうしたの?」
「・・・・・」
ラクス達が居なくなったのを確認して、僕はお姫様だっこをした。
「キ?!キラ?」
「これなら怖くないでしょ。」
そのまま自分の部屋にシオンを連れてきてベッドに降ろすと、優しく抱きしめた。
「まだ、怖い?}」
首を横にふるふると振る。
「じゃ・・どうしたの?」
「・・・・・・」
「話してほしいな。」
「なんか巻き込むみたいで・・・イヤ。」
消え入りそうな声でだけど近くにいるから全部聞こえた。
「頼って良いって言ったよね。」
まだ体の震えは止まってない。
体を少しはまして僕を見上げて来た。
その瞳には涙はなかったけど、恐怖の色が支配していた。
何がこんなにシオンを怖がらせるんだろう。
ゆっくり話だしてくれた。
「数年前に他国で・・旅客機ハイジャック・・衝突事件が起きたの・・・そ、その飛行機に乗るはずだったんだけど、1本遅らせても間に合うって分かって違う便にした。そのまま乗っていたら・・今ここに私はいないわ。命を落としていた。」
今まで見た中で、1番儚く影のある笑みを浮かべていた。
そっと壊れ物の様に抱きしめた。
「なんで泣かないの?」
疑問を投げた。
「泣けないよ・・生きてるんだもん。」
「シオンは・・強いね。」
「強かったら、こんなに震えていない。」
「そんな事ないよ。」
ゆっくり顔を近づけて唇を重ねた。
「な・・・なんで?」
「シオンが震えてて、消えそうだから。僕の気持ちを知っていてほしいんだ。好きだよ。シオンが好き。」
シオンが口を開こうとすると、2度目のキスしながらキラは耳元で囁いた。
「今夜は、このまま離さない。」
そのままベッドに押し倒して、何度かの口付けを繰り返す内に深い物に変わっていった。
「っん・・・ふぁ・・」
唇をはなすと銀色の糸を引いていた。
すでにシオンは目をとろんとさせていた。
キラは一気に欲情した。
首筋から胸元にかけて紅い華を散らしていった。
柔らかくて、すべすべとした肌
洋服の上からでも分かるっていたけど 予想以上の豊満な胸
僕の行動に 敏感に反応する体
それと共に上がる 普段では聞けない艶やかな声
そのまま体を重ね合わせた
シオンの全てに酔いしれていた
だから気が付かなかった。
シオンは強いわけでも、泣かない訳でもないという事に
枷を掛けているから・・泣かない・・
言動を見ていれば、分かったことなのに。
いかに自分が幼いか思い知ることになる。