STAR5 兆し
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目を覚ますとすぐ横にキラの顔がった。
整った顔をしている人は、寝顔も綺麗なんだなと思いながらベッドからおりようとすると右手を掴まれている事に気が付いた。
寝ている間ずっとキラが握っていたくれたみたい。
「ありがとう。嬉しいけど彼女に誤解されるよ。」
私はあなたが・・・
キラを起こさないように手を外して、壁に掛けてある制服を着て外に出た。
朝の海辺を歩くなんて高校の修学旅行以来だ。
あの時は、周りに同級生がいっぱいたけど今は1人。
だんだんと起きだした頭で昨日の事を思い出した。
そう。アルミケースを開けたのは良いが、生年月日と血液型を見て私はパニックになった。
年号が違うだけで、後はまるっきり同じだった。
それで『潮音』を否定された気分になって、思わず叫んだ。
『潮音』であって『シオン』じゃないと・・・
意味が分からなくて、ビックリしたろうな。
ちゃんと説明しよう。
この世界で起きる大きな出来事は、知っているんだから。
自分に起きるとこは、ちゃんと真正面から受け止めよう。
全大戦のあとの戦いの中で、キラはそれをやってのけたんだから。
「私にだってできるよ。」
意味は解ってないけど、マルキオ導師は『SEED』を持つものと言っていた。
伸びを1つした。
起きた時の状況から考えると、キラが探して運んでくれたんだろうな。
「キラにお礼言わなきゃ。」
「だったら急にいなくなるのをやめてもらいたいな。」
後ろから抱き着かれて、キラに言われた。
キラの体温を感じて、鼓動が早くなる。
息を止まると思うほどに・・・
少し時間がかかって、やっと言葉を口にした。
「ごめんさい昨日は・・・」
いきなり腕を引かれて、キラの正面から抱きしめられた。
どう反応して良いの分からなくて、そのままじっとしていた。
キラの手に力が入って震えているのが分かった。
「キ・キラ・・どうしたの?」
「・・・シオンがいなくなって・・怖かった。」
「心配かけて、ごめん。そして夜に付いててくれて、ありがとう。でも彼女がいる人があんなことしたらダメだよ。」
私の言葉にキラは、きょとんとしていた。
「誰に彼女がいるの?」
「キラに決まってるじゃない。」
「ボクには彼女はいないよ?」
「え?ラクスは?」
下を向いたままだったが、驚いて上を向いた。
「ラクスはあの大戦を乗り越えた仲間だよ。この場合は同志かな。」
「じゃ、ジェネシスに行く時の指輪はなんで?」
「あれはう~ん。・・・道しるべみたなもの。」
「そうだったの。」
「うん。納得してくれた?」
さっき上を向いたため、キラの優しい笑顔が降りそそぐ。
「だから僕が、シオンを抱きしめたり、心配して夜に部屋にいてもいいんだ。むしろしたいから・・」
え?今の言葉なに?!
キラつてもしかして・・私の事・・・
「大事な事忘れていた。」
「なに?」
「ケースの中にあったUSBは一緒に開けようね。」
満面の笑みで言われた私は、返事をするのも忘れてキラを見ていた。
少したって、ようやくうなづいた。
「そろそろ戻ろう。」
「うん。」
戻る途中でラクスに合うとキラを睨んだ。
謝らなきゃと口を開こうとしたら、予想外の言葉がラクスから出た。
「シオンを探していたらキラと一緒だったんですわね。キラがけ良い思いをするなんて、ずるいですわ。」
「こういうのは、早い者勝ちでしょ?デートしていたからって文句言わないでよ。」
「で・・デート?!キラと?!」
すっとんきょな声を上げてしまった。
「では今度からは私もキラに負けないように シオンのそばにいますわ。」
キラが言ったことは本当のようで、ラクスとは何でもないようだ。
むしろラクス自身が、私の事を気に入ってくれているみたい。
結局、昨日と同じように、両サイドから手を繋がれて帰ることになった。
帰るとこれまた想像しな人に出迎えられた。
「おかえりなさい。散歩に出られるなら問題ないわね。よろしくシオン。」
「え?・・・あ・アイシャさん?あなたは砂漠の戦いで・・」
「瀕死の状態だったけど、生きていたわ。」
「良かったです。これから、よろしくお願いします。」
午後にカリダさんと買い物に行くとになると朝の出来事のせいかラクスが付いてきた。
有名人が良いのかなと思ったけど本人に押し切られた。
買い物に来た理由簡単。
私の日用品と洋服だ。
私も用事がったから、ちょうど良かった。
女の子向けの洋服売り場に足を踏み込むと、カリダさんとラクスに着せ替え人形にされた。
「まだ着るの~?」
「もちろんですわ。シオンはかわいらしいから見ていて楽しいんです。」
「女の子は華があるわ。あ。これなんかどうかしら?」
「良いですわね。これも着てみてください。」
ノリノリに返す言葉もなく、言われた服を手に取り試着室のカーテンを閉めた。
着替えながら、もしかしてラクスは朝のキラに対する仕返しかと考えがよぎった。
やっとのことで買い物が終わって、帰りがけに行きに預けたものを取りにアクセサリーショップに立ち寄った。
物を確認して首から下げた。
帰るなりキラに抱きしめられた。
「おかえりシオンラクスに変な事されてない?」
「ただいま。変な事ってラクスは女の子だよ。」
「ペンダント買ったの?」
今まではシャツだったけど、現在はさっき買った薄いオレンジのスクエアカットの物なので見つけたらしい。
「さきほど寄ったアクセサリーショップで購入したものですか?」
「半分合っていて半分違うよ。これはルアルミケースにはいっていたドッグタグに名前と模様を掘ってもらったの。」
首から外して2人に見せた。
1枚目のプレートには4隅に右上から時計回りに、オーブ軍・地球軍・ザフト軍のマーク最後の隅には、気に入ってる学校の校章を掘ってもらい、真ん中には小さなバラを5輪掘ってもらった。
2枚目のプレートには、名前を掘ってもっていた。
「なんにもないより、これで簡単なパーソナルデーターは分かるでしょ。」
「なんでこのマークなの?」
キラらしい質問だ。
「初めは地球軍とザフト軍のだけあったから、後は足してもらったの。平和が続きます様にって願い込めてね。」
「まぁ~。シオンらしくていいですわね。」
「だって戦争は、悲劇しか生まない。」
小さいけどはっきりした声で言った。
夕方にキラの部屋にいるとカガリから通信が入った。
「キラ・・ラクスもいるのか。後ろにいるのは誰だ?」
「カガリに紹介したい人だよ。」
「そうかで、誰なんだ?}
「私に事はいいから、先に話し聞いたら?」
画面から見えない所に移動して、耳だけ傾けていた。
予想通りカガリの声が聞えて来た。
「明日プラントに行く。」
「え?プラントに行くの?なんでまた?」
「キラの言う通りですわ。」
「今回は非公式だがプラントの最高評議会会長と会談するだけだ。内容は言えないがな。」
「アスランも行かれるのですか?」
「本当は置いていきたいんだが、私の直属の護衛だからな、連れて行く。さ、私の要件は伝えたぞ。さっきの子は誰なんだ?」
キラの嬉しそうな声が漏れた。
しょうがなく私はカガリから見える位置まで移動した。
「はじめまして、私はシオンヒヅキと申します。」
握手が出来ない代わりに、少し丁寧にお辞儀した。
「私は、カガリ・ユラ・アスハだ。」
「訳あって、ここでお世話になっています。」
「そうか。どこかのプラント出身か?」
キラが慌てて私の方を見る。
「すまない。聞いては、まずかったか。」
キラとラクスに『平気』といってから、面のカガリに話した。
「いいえ。どこで生まれたか分からないのです。生年月日は分かりますがね。」
とたんにカガリはしまったという顔をした。
カガリ自身も出生は複雑なのだ。
カガリと通信を切った後に、アウランからもプラントに行くと連絡が入った。
整った顔をしている人は、寝顔も綺麗なんだなと思いながらベッドからおりようとすると右手を掴まれている事に気が付いた。
寝ている間ずっとキラが握っていたくれたみたい。
「ありがとう。嬉しいけど彼女に誤解されるよ。」
私はあなたが・・・
キラを起こさないように手を外して、壁に掛けてある制服を着て外に出た。
朝の海辺を歩くなんて高校の修学旅行以来だ。
あの時は、周りに同級生がいっぱいたけど今は1人。
だんだんと起きだした頭で昨日の事を思い出した。
そう。アルミケースを開けたのは良いが、生年月日と血液型を見て私はパニックになった。
年号が違うだけで、後はまるっきり同じだった。
それで『潮音』を否定された気分になって、思わず叫んだ。
『潮音』であって『シオン』じゃないと・・・
意味が分からなくて、ビックリしたろうな。
ちゃんと説明しよう。
この世界で起きる大きな出来事は、知っているんだから。
自分に起きるとこは、ちゃんと真正面から受け止めよう。
全大戦のあとの戦いの中で、キラはそれをやってのけたんだから。
「私にだってできるよ。」
意味は解ってないけど、マルキオ導師は『SEED』を持つものと言っていた。
伸びを1つした。
起きた時の状況から考えると、キラが探して運んでくれたんだろうな。
「キラにお礼言わなきゃ。」
「だったら急にいなくなるのをやめてもらいたいな。」
後ろから抱き着かれて、キラに言われた。
キラの体温を感じて、鼓動が早くなる。
息を止まると思うほどに・・・
少し時間がかかって、やっと言葉を口にした。
「ごめんさい昨日は・・・」
いきなり腕を引かれて、キラの正面から抱きしめられた。
どう反応して良いの分からなくて、そのままじっとしていた。
キラの手に力が入って震えているのが分かった。
「キ・キラ・・どうしたの?」
「・・・シオンがいなくなって・・怖かった。」
「心配かけて、ごめん。そして夜に付いててくれて、ありがとう。でも彼女がいる人があんなことしたらダメだよ。」
私の言葉にキラは、きょとんとしていた。
「誰に彼女がいるの?」
「キラに決まってるじゃない。」
「ボクには彼女はいないよ?」
「え?ラクスは?」
下を向いたままだったが、驚いて上を向いた。
「ラクスはあの大戦を乗り越えた仲間だよ。この場合は同志かな。」
「じゃ、ジェネシスに行く時の指輪はなんで?」
「あれはう~ん。・・・道しるべみたなもの。」
「そうだったの。」
「うん。納得してくれた?」
さっき上を向いたため、キラの優しい笑顔が降りそそぐ。
「だから僕が、シオンを抱きしめたり、心配して夜に部屋にいてもいいんだ。むしろしたいから・・」
え?今の言葉なに?!
キラつてもしかして・・私の事・・・
「大事な事忘れていた。」
「なに?」
「ケースの中にあったUSBは一緒に開けようね。」
満面の笑みで言われた私は、返事をするのも忘れてキラを見ていた。
少したって、ようやくうなづいた。
「そろそろ戻ろう。」
「うん。」
戻る途中でラクスに合うとキラを睨んだ。
謝らなきゃと口を開こうとしたら、予想外の言葉がラクスから出た。
「シオンを探していたらキラと一緒だったんですわね。キラがけ良い思いをするなんて、ずるいですわ。」
「こういうのは、早い者勝ちでしょ?デートしていたからって文句言わないでよ。」
「で・・デート?!キラと?!」
すっとんきょな声を上げてしまった。
「では今度からは私もキラに負けないように シオンのそばにいますわ。」
キラが言ったことは本当のようで、ラクスとは何でもないようだ。
むしろラクス自身が、私の事を気に入ってくれているみたい。
結局、昨日と同じように、両サイドから手を繋がれて帰ることになった。
帰るとこれまた想像しな人に出迎えられた。
「おかえりなさい。散歩に出られるなら問題ないわね。よろしくシオン。」
「え?・・・あ・アイシャさん?あなたは砂漠の戦いで・・」
「瀕死の状態だったけど、生きていたわ。」
「良かったです。これから、よろしくお願いします。」
午後にカリダさんと買い物に行くとになると朝の出来事のせいかラクスが付いてきた。
有名人が良いのかなと思ったけど本人に押し切られた。
買い物に来た理由簡単。
私の日用品と洋服だ。
私も用事がったから、ちょうど良かった。
女の子向けの洋服売り場に足を踏み込むと、カリダさんとラクスに着せ替え人形にされた。
「まだ着るの~?」
「もちろんですわ。シオンはかわいらしいから見ていて楽しいんです。」
「女の子は華があるわ。あ。これなんかどうかしら?」
「良いですわね。これも着てみてください。」
ノリノリに返す言葉もなく、言われた服を手に取り試着室のカーテンを閉めた。
着替えながら、もしかしてラクスは朝のキラに対する仕返しかと考えがよぎった。
やっとのことで買い物が終わって、帰りがけに行きに預けたものを取りにアクセサリーショップに立ち寄った。
物を確認して首から下げた。
帰るなりキラに抱きしめられた。
「おかえりシオンラクスに変な事されてない?」
「ただいま。変な事ってラクスは女の子だよ。」
「ペンダント買ったの?」
今まではシャツだったけど、現在はさっき買った薄いオレンジのスクエアカットの物なので見つけたらしい。
「さきほど寄ったアクセサリーショップで購入したものですか?」
「半分合っていて半分違うよ。これはルアルミケースにはいっていたドッグタグに名前と模様を掘ってもらったの。」
首から外して2人に見せた。
1枚目のプレートには4隅に右上から時計回りに、オーブ軍・地球軍・ザフト軍のマーク最後の隅には、気に入ってる学校の校章を掘ってもらい、真ん中には小さなバラを5輪掘ってもらった。
2枚目のプレートには、名前を掘ってもっていた。
「なんにもないより、これで簡単なパーソナルデーターは分かるでしょ。」
「なんでこのマークなの?」
キラらしい質問だ。
「初めは地球軍とザフト軍のだけあったから、後は足してもらったの。平和が続きます様にって願い込めてね。」
「まぁ~。シオンらしくていいですわね。」
「だって戦争は、悲劇しか生まない。」
小さいけどはっきりした声で言った。
夕方にキラの部屋にいるとカガリから通信が入った。
「キラ・・ラクスもいるのか。後ろにいるのは誰だ?」
「カガリに紹介したい人だよ。」
「そうかで、誰なんだ?}
「私に事はいいから、先に話し聞いたら?」
画面から見えない所に移動して、耳だけ傾けていた。
予想通りカガリの声が聞えて来た。
「明日プラントに行く。」
「え?プラントに行くの?なんでまた?」
「キラの言う通りですわ。」
「今回は非公式だがプラントの最高評議会会長と会談するだけだ。内容は言えないがな。」
「アスランも行かれるのですか?」
「本当は置いていきたいんだが、私の直属の護衛だからな、連れて行く。さ、私の要件は伝えたぞ。さっきの子は誰なんだ?」
キラの嬉しそうな声が漏れた。
しょうがなく私はカガリから見える位置まで移動した。
「はじめまして、私はシオンヒヅキと申します。」
握手が出来ない代わりに、少し丁寧にお辞儀した。
「私は、カガリ・ユラ・アスハだ。」
「訳あって、ここでお世話になっています。」
「そうか。どこかのプラント出身か?」
キラが慌てて私の方を見る。
「すまない。聞いては、まずかったか。」
キラとラクスに『平気』といってから、面のカガリに話した。
「いいえ。どこで生まれたか分からないのです。生年月日は分かりますがね。」
とたんにカガリはしまったという顔をした。
カガリ自身も出生は複雑なのだ。
カガリと通信を切った後に、アウランからもプラントに行くと連絡が入った。