光の先に見える未来…(更新無期限停止)
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現在AAはいつもの海底から移動していた。
ここから始まる戦闘空域に行くためだ。
鑑内の空気がぴりぴりしている。
特に私が居るのは格納庫だから当然だと思う。
パイロットスーツに着替えたキラが入ってきた。
その姿を見ると私まで身が引き締まる思いだ。
私を見つけると表情を緩めて寄って来た。
「良かった。フリーダムに乗る前にシオンに会えて。」
「どうして?」
「やっぱり好きな人には会っておきたいものだよ。どんな時でも。」
ここで私はハッとした。
どんなにMSの操作に慣れていて上手い人でも、戦場ではいつ何が起きるか分からない。
なんでこんな単純な事に気がつかなかったんだろう。
「シオン?そんな顔しないで、上を向いて。」
「私どんな顔していた?」
「難しくて寂しそうな顔。笑顔で見送って。」
「うん。いってらっしゃい。気をつけて。」
慣れた足取りでフリーダムに乗り込むキラを見送った。
「キラ・ヤマト、フリーダム行きます!」
聴き慣れた言葉と共に、キラは空中に飛び出した。
モニターの前に立っていると後ろから声をかけられた。
「ここにいたのか。」
「あ、カガリ。」
振り返るとパイロットスーツのカガリがいた。
そうだった。ここ少しの戦闘はキラよりもカガリの方が何倍も辛いのだ。
「本気で行くの?」
「当たり前だ。増援で来たのはオーブ軍だ。私は国のトップとして止められるなら止めたい!」
「分かった。いってらっしゃい。カガリ。」
カガリがルージュに乗り込んだのを確認するとまた、モニターに目を戻した。
ちょうだフリーダムがミネルバの主砲を雲の中から撃ち抜いた所だった。
それが合図だったのか、ルージュが飛び出しっていった。
「私はオーブ首長国、ウズミ・ナラ・ハスハの子カガリ・ユラ・アスハだ!オーブ軍私の声が聞こえるなら、戦闘を止めろ!オーブの理念を思い出せ!!」
この悲痛な叫びが今のオーブ軍には届かない。
ユウナ・ロマ・セイランが牛耳っている限り、ウズミ様の理念でカガリがやろうとしている事は伝わらない。
今の放送は全周波数に届くようにしていたから聴こえている。
フリーダムとルージュが今も何か話しているけど、接触回線だから聞こえてこない。
オーブ軍が攻撃を再開するとキラは止めるために戦いの中に飛んで行った。
カガリはきっと止めたれなかった無力差で泣いている。
私に何ができる?
《これで戦争の道具にならないですみましたわ》
《正式に訓練を受ければザフトレッドの実力はあるよ》
《シュミレーションでここまでやるなんて、本体に乗せてみたいわ》
聞いて来た言葉、言われた言葉
頭の中に溢れて来た。
「マードックさん!クロスで出ます。」
「なんだって!?嬢ちゃん訓練は受けているのか?」
「ある程度は。フリーダムがいくら強いって言ったって、無防備になっているルージュを庇いながらじゃ限度があります。バルドフェルドさんの腕も知っていますけどね。クロスから許可を取ります。」
起動スイッチを入れてベルトを締めると、ブリッジにのCICに通信を入れた。
「どしました?シオン?!なんでクロスに乗っていますの?」
ラクスの声が聞こえた
マリューは、ハッとしてラクスの方を見た。
「クロスが…… シオンが発信許可を願いたいと言っています。」
この発言を受けて前にシオンさんと話した時のことを思い出した。
『なんならシオンさん乗る?』
『ご冗談を!』
だけど現実の話になっている。
「ラミアス艦長!操作に関しての問題はないです。許可を下さい!!」
シオンとしたら焦った声。
アイシャを見るとうなずいている。
それを見て心が決まった。
「分かりました。許可します。」
「ありがとうございます。艦長。」
「シオン気をつけて下さいね。」
「うん。ありがとう。」
「システムオールグリーン、クロス発信して下さい。」
ラクスの発言を受けて、シオンは真正面の空中に視線を向けた。
「シオン・ ヒヅキ、クロス出ます!!」
空中に飛び出すと、フェイズシフトを展開して
灰色からオレンジを基調にして所々にイエローとグリーンにカラーリングされた、クロスが水色の世界に飛び出した。
シオンはまずカガリに声を掛けた。
「カガリ、カガリ聞こえますか?」
「う…うぅく…聞こえる……」
涙声の混じってだが、返事をしてきたのでほっとした。
「私が誰か分かっている?」
「… シオンだろ。なんでシオンが乗っているんだ?」
「状況を少しは判っているみたいね。今から言うことを良く聞いて。このままここから戦場を見守るか、AAから見守るか。どうする
?」
「ここから見届ける。」
『見守る』でなく『見届ける』と言ったカガリ。
それを聞いたシオンは、とても彼女らしいと密かに思った。
「分かったわ。だったらクロスより前には絶対に出ないでよ!」
言い終わると同時にクロスのコックピットでは、敵が近づいて来たと知らせる警告音が響く。
この場所で戦ったらルージュまで巻き込む可能性があると
判断したシオンは、M1に向かってビームサーベルを構えながら直進した。
「1番来て欲しくないのよね!M1は!!カガリをこれ以上悲しませるな〜!!」
M1のコックピットを避けてビームサーベルを振り下ろした。
キラと同じに『殺さず』戦闘能力だけを奪っていった。
だからといって種割れを起こしている訳ではなく、普通の状態を維持したままだ。
フリーダムを見つけると、セイバーは通信を試みようとしていた。
「キラ、キラ!」
だが虚しくも通信は届かないでいた。
それを拾ったのは運が良い事にクロスだった。
セイバーのコックピットではクロスが接近しているアラームが鳴っていた。
それを確認するとアスランは叫んだ。
「オレの邪魔をするな!!!」
それを同時にビームを放ったが、クロスは難なく避けた。
「…ラン…アスラン…」
所々音は途切れていたが、名前を呼ぶ声だった。
セイバーが一瞬だけ無防備になったのをクロスは見逃さなかった。
肩に手を置いて接触回線で話しかけた。
今はお互いのコックピット内のモニターに顔が映し出されていた。
やったのはシオンだかたアスランが映った事に驚いていないが、反対にアスランは、驚きを隠せなかった。
「シオンーー?!!なんで君がそれに乗っているんだ?」
「お久しぶりアスラン。戦闘中だから手短に言うわ。出来るだけの能力があるから。それとキラとは後で話したら?この状態じゃ無理でしょ?またねアスラン。」
本当にシオンは言う事だけ言い終わると通信を切った。
この時キラはシンのインパルスと交戦中だった。
セイバーとクロスはM1と地球軍のMSに囲まれていた。
当然の様にクロスはビームサーベルで打ち落としていった。
いつの間にかクロス近くを飛んでいた。
無論そうなればミネルバの甲板から攻撃を受ける。
レイのザクがクロスを捕らえた。
だがクロスと機体名が読み込まれると動きが止まった。
デュランダルがミネルバを離れる前に言っていた、言葉を思い出したからだ。
ルナマリアのザクから攻撃を受けたが、スレスレの所で回避をしてその場から離れた。
MSからの攻撃お回避しながら飛んでいると、岩場かの上空で大きな爆発が確認出来た。
そばにいるMSを見ると、フリーダムとガイアがいた。
このタイミングで爆発したのは、ハイネのグフだと直ぐに理解した。
ミネルバが信号弾を上げた。
それを合図にストライクもクロスもAAに帰投した。
これで、今回の戦いは一区切りついた。
それぞれ新たな疑問・憎悪・策略を残して。
ここから始まる戦闘空域に行くためだ。
鑑内の空気がぴりぴりしている。
特に私が居るのは格納庫だから当然だと思う。
パイロットスーツに着替えたキラが入ってきた。
その姿を見ると私まで身が引き締まる思いだ。
私を見つけると表情を緩めて寄って来た。
「良かった。フリーダムに乗る前にシオンに会えて。」
「どうして?」
「やっぱり好きな人には会っておきたいものだよ。どんな時でも。」
ここで私はハッとした。
どんなにMSの操作に慣れていて上手い人でも、戦場ではいつ何が起きるか分からない。
なんでこんな単純な事に気がつかなかったんだろう。
「シオン?そんな顔しないで、上を向いて。」
「私どんな顔していた?」
「難しくて寂しそうな顔。笑顔で見送って。」
「うん。いってらっしゃい。気をつけて。」
慣れた足取りでフリーダムに乗り込むキラを見送った。
「キラ・ヤマト、フリーダム行きます!」
聴き慣れた言葉と共に、キラは空中に飛び出した。
モニターの前に立っていると後ろから声をかけられた。
「ここにいたのか。」
「あ、カガリ。」
振り返るとパイロットスーツのカガリがいた。
そうだった。ここ少しの戦闘はキラよりもカガリの方が何倍も辛いのだ。
「本気で行くの?」
「当たり前だ。増援で来たのはオーブ軍だ。私は国のトップとして止められるなら止めたい!」
「分かった。いってらっしゃい。カガリ。」
カガリがルージュに乗り込んだのを確認するとまた、モニターに目を戻した。
ちょうだフリーダムがミネルバの主砲を雲の中から撃ち抜いた所だった。
それが合図だったのか、ルージュが飛び出しっていった。
「私はオーブ首長国、ウズミ・ナラ・ハスハの子カガリ・ユラ・アスハだ!オーブ軍私の声が聞こえるなら、戦闘を止めろ!オーブの理念を思い出せ!!」
この悲痛な叫びが今のオーブ軍には届かない。
ユウナ・ロマ・セイランが牛耳っている限り、ウズミ様の理念でカガリがやろうとしている事は伝わらない。
今の放送は全周波数に届くようにしていたから聴こえている。
フリーダムとルージュが今も何か話しているけど、接触回線だから聞こえてこない。
オーブ軍が攻撃を再開するとキラは止めるために戦いの中に飛んで行った。
カガリはきっと止めたれなかった無力差で泣いている。
私に何ができる?
《これで戦争の道具にならないですみましたわ》
《正式に訓練を受ければザフトレッドの実力はあるよ》
《シュミレーションでここまでやるなんて、本体に乗せてみたいわ》
聞いて来た言葉、言われた言葉
頭の中に溢れて来た。
「マードックさん!クロスで出ます。」
「なんだって!?嬢ちゃん訓練は受けているのか?」
「ある程度は。フリーダムがいくら強いって言ったって、無防備になっているルージュを庇いながらじゃ限度があります。バルドフェルドさんの腕も知っていますけどね。クロスから許可を取ります。」
起動スイッチを入れてベルトを締めると、ブリッジにのCICに通信を入れた。
「どしました?シオン?!なんでクロスに乗っていますの?」
ラクスの声が聞こえた
マリューは、ハッとしてラクスの方を見た。
「クロスが…… シオンが発信許可を願いたいと言っています。」
この発言を受けて前にシオンさんと話した時のことを思い出した。
『なんならシオンさん乗る?』
『ご冗談を!』
だけど現実の話になっている。
「ラミアス艦長!操作に関しての問題はないです。許可を下さい!!」
シオンとしたら焦った声。
アイシャを見るとうなずいている。
それを見て心が決まった。
「分かりました。許可します。」
「ありがとうございます。艦長。」
「シオン気をつけて下さいね。」
「うん。ありがとう。」
「システムオールグリーン、クロス発信して下さい。」
ラクスの発言を受けて、シオンは真正面の空中に視線を向けた。
「シオン・ ヒヅキ、クロス出ます!!」
空中に飛び出すと、フェイズシフトを展開して
灰色からオレンジを基調にして所々にイエローとグリーンにカラーリングされた、クロスが水色の世界に飛び出した。
シオンはまずカガリに声を掛けた。
「カガリ、カガリ聞こえますか?」
「う…うぅく…聞こえる……」
涙声の混じってだが、返事をしてきたのでほっとした。
「私が誰か分かっている?」
「… シオンだろ。なんでシオンが乗っているんだ?」
「状況を少しは判っているみたいね。今から言うことを良く聞いて。このままここから戦場を見守るか、AAから見守るか。どうする
?」
「ここから見届ける。」
『見守る』でなく『見届ける』と言ったカガリ。
それを聞いたシオンは、とても彼女らしいと密かに思った。
「分かったわ。だったらクロスより前には絶対に出ないでよ!」
言い終わると同時にクロスのコックピットでは、敵が近づいて来たと知らせる警告音が響く。
この場所で戦ったらルージュまで巻き込む可能性があると
判断したシオンは、M1に向かってビームサーベルを構えながら直進した。
「1番来て欲しくないのよね!M1は!!カガリをこれ以上悲しませるな〜!!」
M1のコックピットを避けてビームサーベルを振り下ろした。
キラと同じに『殺さず』戦闘能力だけを奪っていった。
だからといって種割れを起こしている訳ではなく、普通の状態を維持したままだ。
フリーダムを見つけると、セイバーは通信を試みようとしていた。
「キラ、キラ!」
だが虚しくも通信は届かないでいた。
それを拾ったのは運が良い事にクロスだった。
セイバーのコックピットではクロスが接近しているアラームが鳴っていた。
それを確認するとアスランは叫んだ。
「オレの邪魔をするな!!!」
それを同時にビームを放ったが、クロスは難なく避けた。
「…ラン…アスラン…」
所々音は途切れていたが、名前を呼ぶ声だった。
セイバーが一瞬だけ無防備になったのをクロスは見逃さなかった。
肩に手を置いて接触回線で話しかけた。
今はお互いのコックピット内のモニターに顔が映し出されていた。
やったのはシオンだかたアスランが映った事に驚いていないが、反対にアスランは、驚きを隠せなかった。
「シオンーー?!!なんで君がそれに乗っているんだ?」
「お久しぶりアスラン。戦闘中だから手短に言うわ。出来るだけの能力があるから。それとキラとは後で話したら?この状態じゃ無理でしょ?またねアスラン。」
本当にシオンは言う事だけ言い終わると通信を切った。
この時キラはシンのインパルスと交戦中だった。
セイバーとクロスはM1と地球軍のMSに囲まれていた。
当然の様にクロスはビームサーベルで打ち落としていった。
いつの間にかクロス近くを飛んでいた。
無論そうなればミネルバの甲板から攻撃を受ける。
レイのザクがクロスを捕らえた。
だがクロスと機体名が読み込まれると動きが止まった。
デュランダルがミネルバを離れる前に言っていた、言葉を思い出したからだ。
ルナマリアのザクから攻撃を受けたが、スレスレの所で回避をしてその場から離れた。
MSからの攻撃お回避しながら飛んでいると、岩場かの上空で大きな爆発が確認出来た。
そばにいるMSを見ると、フリーダムとガイアがいた。
このタイミングで爆発したのは、ハイネのグフだと直ぐに理解した。
ミネルバが信号弾を上げた。
それを合図にストライクもクロスもAAに帰投した。
これで、今回の戦いは一区切りついた。
それぞれ新たな疑問・憎悪・策略を残して。