光の先に見える未来…(更新無期限停止)
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必要になりまでほとんど行かない様にしているブリッジに、たまたま顔を出すと当たり前だけどほとんどの人がいた。
ミィーティングがある時ぐらいしか来ない私が来たから、何人かのクルーは驚いていた。
馴染みのあるマリューが声をかける。
「シオンさんどうしたの?」
「なにか変化があったかかな?と思って寄ってみました。」
「変化といってもさほどないわ。」
別のモニターを見ていた、バルドフェルトが声を上げた。
「聞きたいプラントの動きがあったぞ。」
そう言うとメインパネルに映し出された。
派手なステージでラクスに扮しているミーアが、ラクスの曲をアレンジしてライブを行っていた。
予想はしていてもオリジナルを前にして、この映像を見ているのは、頭を抱えたくなった。
本人は
「まぁ〜。」
こんな感じに驚いている。
「これはどういう事なの?」
マリューの発言を受けてクルーの視線が一気に集まった。
「これは議長の『ラクス・クライン』です。議長のために動く。言葉を悪く言えば人形です。」
「まさか…このためにラクスさんが狙われたという事?」
「そうです。この事実を聞いてラクスは、どう思う?」
「私はプラントから前大戦の時に追われた身ですから、まさかこのように利用されるとは思ってもみませんでしたわ。」
とてもラクスらしい発言でバルドフェルトさんも『うんうん』と
頷きながら聞いていた。
「ただ、このような品のない衣装は、どうにかしていただきたいですわ。」
「それはわたしも思った。このスカート擬きはどうなのかと。」
「ではシオンもお好きではないのですね?」
「衣装はいつもの方が好き。」
満面の笑みで嬉しそうにラクスはしている。
私が言葉を発しよとした時にキラが入ってきた。
入ってくるなり背後から抱きしめられた。
「なにするのよキラ!!」
「珍しい所で会えたから嬉しから。でもさザフトの軍人って以外と洞察力ないんだね。どう見たってラクスじゃないよ。まず髪飾りが違うし、胸もあんなに大きくない。シオンの大きさに近いよ♡」
キラの顔を見ていないけど最後の発言は、満面の笑みで言っているだろう。
これを受けてCICに座っていたラクスが、すごい形相で来た。
キラには、悪いけどとばっちりを受けたくないから、素早く背後に周り両手首をまとめて痛くない程度にねじり上げた。
「ちょっと、シオン?!何する気?」
「今のラクスに対する発言の謝罪をしてもらうため。」
「いい事を言って下さいますわ。シオンは。」
見事に黒い笑みを浮かべたラクスが立っていた。
「事実を言ったまでだよ!ちょっといい加減離してよ。」
「ヤダ!キラが謝罪するまで離さない‼︎」
「男と女の力の差ってもんがあるんだから、直ぐに解けるよ。」
声だけど既に黒い……
ラクスがいるから救われた。
「今シオンの拘束を解いたら、ただでは済みませんわよ。」
「あのね〜キラ。前者の言葉は当然だとおもうよ。でも後者の発言は単なるセクハラだよ。私にとってもラクスにも。」
「そうね。キラ君、今の発言に関しては艦長命令で2人に謝罪なさい。」
「こんな所で『艦長命令』なんて酷いですよ。」
と情けない声を上げている。
誰かがブリッジに入ってきて背中にぶつかった。
「なんの騒ぎだ?」
「カガリ〜。シオンに離すように言ってよ。」
さっきよりも情けなく甘ったれた声を上げるキラとラクスを交互に見てカガリがあっさり言った。
「キラが何かしでかしたんだろ?自分で始末をつけろ。」
「はぁ〜。これからは公式では、この様な発言は控えます。」
棒読みでこれだけ言った。
「引っかかりますが、これで良いですわ。」
一段落ついたが、途中からのカガリは全く分からないという顔をしていた。
「結局何をしたんだ?キラ。」
「セクハラ発言ですわ。シオンと私に。」
キラが答える前にラクスが答えた。
一気にカガリが顔を赤くしt、大声を張り上げた。
「なんて事をしているんだ?!キラ‼︎」
思わず両耳を押さえた。
無論キラの拘束を解いてしまった。
「で、『艦長命令』もあって謝罪した所。」
「それは、愚弟が大変失礼した。」
そう言うとカガリは頭を下げた。
その姿はそこら辺の18歳と違っていた。
「カガリさんが、そんなに頭を下げないでください。」
「だが、シオンだけじゃなくラクスまでに事が及ぶとは、私の管理不行届だ。」
「いつから僕はカガリに管理されてるの!」
「そもそも原因はなんだ?」
「その言い方アスランみたい。」
「そんな事はどうだっていいだろう。」
『アスラン』と言われてカガリの顔がさっきとは、違う意味で赤くなった。
ほっとくと姉弟喧嘩が始まりそうなので、メインパネルを指した。
「え?なんでプラントにラクスがいるんだ?」
遠目から見ているからか、カガリにはラクスに見えたらしいが、そばにいるラクスを見て
「偽物か。」
とつぶやいた。
ブリッジでのこの話は終わった。
部屋に向かうために廊下にキラとラクスとカガリと私の4人で歩いている。
ミーアが楽しそうに歌っていたのを思い出すと、知らない間にため息を出ていた。
それを指摘したのはカガリだった。
「珍しいなシオンがため息なんて。よっぽど酷かったのかキラのセクハラ発言が?」
「違うよ。その前にため息なんてついyていた?」
カガリ以外の2人がうなずく。
人前では神経を張ってしないようにしていたのに…
「この後みんな時間あったら、お茶しない?理由話すよ。」
「では私の部屋でしましょう。」
「ラクスの入れるお茶は、美味しいから嬉しいよ。」
人数分のティーカップをテーブルに置いてくれた。
オーブでもよく飲んでいたけど、あAAの中だとそれだけで平和と強く感じる。
戦闘にはまだなっていないにのに。
「で、ため息の理由は何?シオンが言ってくれないと僕も心配なんだ。」
「ありがとう。心配される程の事でもないけど、プラントで偽物ラクスを演じているのは『ミーア・キャンベル』って少女なんだけど。彼女もこれから大変なんだよ。それとミーアが歌ってる『EMOTION』って曲があるんだけどミーアが作詞したのかなって思う所があるんだ。『静かな夜に 鏡で映せば 哀しいくらい私は貴方』ってあるんだ。でも彼女もだんだんラクスでいるのが長くなると、この
気持ち保つのかなって思う所もあるんだ。」
先を知っているから言葉は選んで話した。
お茶は、まだ白い湯気を立てているのに、みんなの空気はシーンと静まり返っている。
静寂を破ったのはラクスだ。
「シオンは、ミーアさんの事もお嫌いでは、ないんですね。」
「初めは、なんでこんな事するんだろう。この子はって強く思っていた。でも彼女なりにプラントの安定に力を貸したいって思いからじゃないかなって、今ならそう考える。ごめんね。ラクス本人の前で偽物を庇う発言なんかして。」
シオンは、それだけを一気にしゃべると俯いてしまった。
「でも私は私であって、ミーアさんはミーアさんですわ。同じ姿をしていても全く違うじんぶえ。それにここにいる人達が分かって下さっているなら、私は何も申しませんわ。」
ラクス以外がうなずく。
「それにしてもなんでシオンはキラの腕を後ろ手にまとめていたんだ?」
「だって、すぐに逃げそうだそうだったし、私が1番近くにいたから。」
「よく出来たな。何も訓練受けた事ないんだろう?」
『思わず話していい?』と目配せしていると、キラがうなずいてくれた。
「正式な訓練は受けた事ないよ。でもバルドフェルトさんとアイシャさんから手ほどきは受けた、力試しでアスランと1度だけ手合わせしたよ。模擬格闘技戦で引き分けた。」
カガリは話を聞きながら驚きでどんどんと目を大きく開けていった。
「虎たちに手ほどきを受けたんなら納得できる。でもアスランかなり手を抜いてやっていたんだろ?」
またもや全員が黙ってしまった。
おそるおそるカガリに聞いた。
「カガリはアスランの格闘系の実力知っているんだよね?」
「そりゃ〜な。私の護衛をしていたんだから。コーディネーターの中でも能力は高い方だと思うぞ。」
本当の事を言うか迷っているとキラが、あっさりと言った。
「『最後は本気になりかけた』ってアスラン言ってたよね。」
なんでニコニコしながら言うの?
え?ラクスも??
「え〜え。そうおxちしゃっていましたわ。バルドフェルド隊長も『
正式に訓練を受けたら、ザフトレッドの実力者だ』とも。」
カガリはよほど驚いたのか立ち上がっていた。
「え〜それは、本当なのか?シオン落ち着いたオーブ軍に入ってくれ‼︎あ、でもコーディネーターだから、手続きに時間はかかると思うが考えてくれないか?」
両手を握りられて興奮気味に話すカガリの気迫に飲まれそうになった。
「残念だけど私は、ナチュラルだよ。それに軍の仕事は向いてないと思う。」
「ナチュラル??それだけの能力を持っているのに?」
「うん。そんなに驚くことかな〜。そっか話してなかったね。私の事。」
「そう言えば。聞いていないな。」
簡単に私自身の事を話した。
最後はカガリらしく
「先に知っていたのはずるい。」
そんな言葉を漏らした。
この後は、ゆっくりと穏やかな時間の中でのお茶会となった。
ミィーティングがある時ぐらいしか来ない私が来たから、何人かのクルーは驚いていた。
馴染みのあるマリューが声をかける。
「シオンさんどうしたの?」
「なにか変化があったかかな?と思って寄ってみました。」
「変化といってもさほどないわ。」
別のモニターを見ていた、バルドフェルトが声を上げた。
「聞きたいプラントの動きがあったぞ。」
そう言うとメインパネルに映し出された。
派手なステージでラクスに扮しているミーアが、ラクスの曲をアレンジしてライブを行っていた。
予想はしていてもオリジナルを前にして、この映像を見ているのは、頭を抱えたくなった。
本人は
「まぁ〜。」
こんな感じに驚いている。
「これはどういう事なの?」
マリューの発言を受けてクルーの視線が一気に集まった。
「これは議長の『ラクス・クライン』です。議長のために動く。言葉を悪く言えば人形です。」
「まさか…このためにラクスさんが狙われたという事?」
「そうです。この事実を聞いてラクスは、どう思う?」
「私はプラントから前大戦の時に追われた身ですから、まさかこのように利用されるとは思ってもみませんでしたわ。」
とてもラクスらしい発言でバルドフェルトさんも『うんうん』と
頷きながら聞いていた。
「ただ、このような品のない衣装は、どうにかしていただきたいですわ。」
「それはわたしも思った。このスカート擬きはどうなのかと。」
「ではシオンもお好きではないのですね?」
「衣装はいつもの方が好き。」
満面の笑みで嬉しそうにラクスはしている。
私が言葉を発しよとした時にキラが入ってきた。
入ってくるなり背後から抱きしめられた。
「なにするのよキラ!!」
「珍しい所で会えたから嬉しから。でもさザフトの軍人って以外と洞察力ないんだね。どう見たってラクスじゃないよ。まず髪飾りが違うし、胸もあんなに大きくない。シオンの大きさに近いよ♡」
キラの顔を見ていないけど最後の発言は、満面の笑みで言っているだろう。
これを受けてCICに座っていたラクスが、すごい形相で来た。
キラには、悪いけどとばっちりを受けたくないから、素早く背後に周り両手首をまとめて痛くない程度にねじり上げた。
「ちょっと、シオン?!何する気?」
「今のラクスに対する発言の謝罪をしてもらうため。」
「いい事を言って下さいますわ。シオンは。」
見事に黒い笑みを浮かべたラクスが立っていた。
「事実を言ったまでだよ!ちょっといい加減離してよ。」
「ヤダ!キラが謝罪するまで離さない‼︎」
「男と女の力の差ってもんがあるんだから、直ぐに解けるよ。」
声だけど既に黒い……
ラクスがいるから救われた。
「今シオンの拘束を解いたら、ただでは済みませんわよ。」
「あのね〜キラ。前者の言葉は当然だとおもうよ。でも後者の発言は単なるセクハラだよ。私にとってもラクスにも。」
「そうね。キラ君、今の発言に関しては艦長命令で2人に謝罪なさい。」
「こんな所で『艦長命令』なんて酷いですよ。」
と情けない声を上げている。
誰かがブリッジに入ってきて背中にぶつかった。
「なんの騒ぎだ?」
「カガリ〜。シオンに離すように言ってよ。」
さっきよりも情けなく甘ったれた声を上げるキラとラクスを交互に見てカガリがあっさり言った。
「キラが何かしでかしたんだろ?自分で始末をつけろ。」
「はぁ〜。これからは公式では、この様な発言は控えます。」
棒読みでこれだけ言った。
「引っかかりますが、これで良いですわ。」
一段落ついたが、途中からのカガリは全く分からないという顔をしていた。
「結局何をしたんだ?キラ。」
「セクハラ発言ですわ。シオンと私に。」
キラが答える前にラクスが答えた。
一気にカガリが顔を赤くしt、大声を張り上げた。
「なんて事をしているんだ?!キラ‼︎」
思わず両耳を押さえた。
無論キラの拘束を解いてしまった。
「で、『艦長命令』もあって謝罪した所。」
「それは、愚弟が大変失礼した。」
そう言うとカガリは頭を下げた。
その姿はそこら辺の18歳と違っていた。
「カガリさんが、そんなに頭を下げないでください。」
「だが、シオンだけじゃなくラクスまでに事が及ぶとは、私の管理不行届だ。」
「いつから僕はカガリに管理されてるの!」
「そもそも原因はなんだ?」
「その言い方アスランみたい。」
「そんな事はどうだっていいだろう。」
『アスラン』と言われてカガリの顔がさっきとは、違う意味で赤くなった。
ほっとくと姉弟喧嘩が始まりそうなので、メインパネルを指した。
「え?なんでプラントにラクスがいるんだ?」
遠目から見ているからか、カガリにはラクスに見えたらしいが、そばにいるラクスを見て
「偽物か。」
とつぶやいた。
ブリッジでのこの話は終わった。
部屋に向かうために廊下にキラとラクスとカガリと私の4人で歩いている。
ミーアが楽しそうに歌っていたのを思い出すと、知らない間にため息を出ていた。
それを指摘したのはカガリだった。
「珍しいなシオンがため息なんて。よっぽど酷かったのかキラのセクハラ発言が?」
「違うよ。その前にため息なんてついyていた?」
カガリ以外の2人がうなずく。
人前では神経を張ってしないようにしていたのに…
「この後みんな時間あったら、お茶しない?理由話すよ。」
「では私の部屋でしましょう。」
「ラクスの入れるお茶は、美味しいから嬉しいよ。」
人数分のティーカップをテーブルに置いてくれた。
オーブでもよく飲んでいたけど、あAAの中だとそれだけで平和と強く感じる。
戦闘にはまだなっていないにのに。
「で、ため息の理由は何?シオンが言ってくれないと僕も心配なんだ。」
「ありがとう。心配される程の事でもないけど、プラントで偽物ラクスを演じているのは『ミーア・キャンベル』って少女なんだけど。彼女もこれから大変なんだよ。それとミーアが歌ってる『EMOTION』って曲があるんだけどミーアが作詞したのかなって思う所があるんだ。『静かな夜に 鏡で映せば 哀しいくらい私は貴方』ってあるんだ。でも彼女もだんだんラクスでいるのが長くなると、この
気持ち保つのかなって思う所もあるんだ。」
先を知っているから言葉は選んで話した。
お茶は、まだ白い湯気を立てているのに、みんなの空気はシーンと静まり返っている。
静寂を破ったのはラクスだ。
「シオンは、ミーアさんの事もお嫌いでは、ないんですね。」
「初めは、なんでこんな事するんだろう。この子はって強く思っていた。でも彼女なりにプラントの安定に力を貸したいって思いからじゃないかなって、今ならそう考える。ごめんね。ラクス本人の前で偽物を庇う発言なんかして。」
シオンは、それだけを一気にしゃべると俯いてしまった。
「でも私は私であって、ミーアさんはミーアさんですわ。同じ姿をしていても全く違うじんぶえ。それにここにいる人達が分かって下さっているなら、私は何も申しませんわ。」
ラクス以外がうなずく。
「それにしてもなんでシオンはキラの腕を後ろ手にまとめていたんだ?」
「だって、すぐに逃げそうだそうだったし、私が1番近くにいたから。」
「よく出来たな。何も訓練受けた事ないんだろう?」
『思わず話していい?』と目配せしていると、キラがうなずいてくれた。
「正式な訓練は受けた事ないよ。でもバルドフェルトさんとアイシャさんから手ほどきは受けた、力試しでアスランと1度だけ手合わせしたよ。模擬格闘技戦で引き分けた。」
カガリは話を聞きながら驚きでどんどんと目を大きく開けていった。
「虎たちに手ほどきを受けたんなら納得できる。でもアスランかなり手を抜いてやっていたんだろ?」
またもや全員が黙ってしまった。
おそるおそるカガリに聞いた。
「カガリはアスランの格闘系の実力知っているんだよね?」
「そりゃ〜な。私の護衛をしていたんだから。コーディネーターの中でも能力は高い方だと思うぞ。」
本当の事を言うか迷っているとキラが、あっさりと言った。
「『最後は本気になりかけた』ってアスラン言ってたよね。」
なんでニコニコしながら言うの?
え?ラクスも??
「え〜え。そうおxちしゃっていましたわ。バルドフェルド隊長も『
正式に訓練を受けたら、ザフトレッドの実力者だ』とも。」
カガリはよほど驚いたのか立ち上がっていた。
「え〜それは、本当なのか?シオン落ち着いたオーブ軍に入ってくれ‼︎あ、でもコーディネーターだから、手続きに時間はかかると思うが考えてくれないか?」
両手を握りられて興奮気味に話すカガリの気迫に飲まれそうになった。
「残念だけど私は、ナチュラルだよ。それに軍の仕事は向いてないと思う。」
「ナチュラル??それだけの能力を持っているのに?」
「うん。そんなに驚くことかな〜。そっか話してなかったね。私の事。」
「そう言えば。聞いていないな。」
簡単に私自身の事を話した。
最後はカガリらしく
「先に知っていたのはずるい。」
そんな言葉を漏らした。
この後は、ゆっくりと穏やかな時間の中でのお茶会となった。