バイトを始めたってさ!
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【万魔殿】
兄さんに今回の件で、知っている事を全部話した……。
兄さんの怒りはやがて、アオイの方へと向かったけど……。
大丈夫かな…?
ユイには、「兄さんと、急用が出来たみたい」っと伝えて、使い魔に案内を頼み人間界へ送り返した。
カルラ「シン。」
シン「Σ?!に、兄さん!お、おかえり;;」
カルラ「アオイから、全て聞いたぞ。」
シン「え?」
カルラ「貴様、金が無いらしいな。」
シン「Σ?!に、兄さん、あ、あの…その…;;」
カルラ「何故、その事をすぐ私に言わない?貴様の悩みが口に漏らしたせいで、アオイまで巻き込む事になるとはな。」
シン「ご、ごめん!兄さん…って… アオイまでって、どういう事?」
カルラ「困窮の危機をなんとかしようと、貴様1人で行動している姿を、アオイが黙ってはいられなかったのだろう。」
シン「!」
カルラ「アオイは、時より精神が不安定になる事もあるが、普段のあやつは、弱者を見かけたら自然に手を差し出そうとする温厚な性格をしている。」
シン「アオイが…俺の為に?」
カルラ「………今回の事は、私にも責任がある。暫く絵画の購入は控える。…ただし、生ハムは譲れないがな。」
シン「兄さん…。」
カルラ「それと、コレも受け取れ。」
シン「?」
カルラ「先程のレストランでテイクアウトして来た物だ。私達の分はとってあるから、後は全て貴様が食え。」
シン「?」
ガサゴソ…。
紙容器を開けてみると。
中には、【ナッツとチョコレートがたっぷり乗った、もちもちドーナツ達】が入っていた。
シン「!…に、兄さん、コレって。」
カルラ「……アオイを助けた礼だ。」
シン「!!…ありがとう、兄さん!」
カルラ「……フッ。」