バイトを始めたってさ!
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【リビング】
あの時私は、リビングでチラシを見ていた。
そして同じ部屋に、シン君は家計簿を開いて今月のお金をチェックしていた。
その時。
シン「ハァー……こりゃあ、まずい事になったなぁ。」
貴「シン君、どうしたの?」
シン「今月も赤字。お金がないんだよ…次の収入日まで持つかどうか…。」
貴「えっ?!そ、そんなに無いの?」
シン「恐らく、兄さん…また高額な絵画と生ハム原木を1本丸ごと購入したんだろうな…。本当に兄さんの浪費には参ったよ…;;」
貴「これから、どうするの?」
シン「仕方ない。俺が働いてるバイトの時間を増やして稼ぐしかないね。」
貴「シン君、バイトしてたの!何処のお店で働いてるの?」
シン「人間界のドッグカフェで働いてるよ。犬の事なら俺が1番知っているからね。」
貴「そうなんだ。」
へぇ〜。バイトかぁ…。
でも今までお金ががない時、いつも、シン君が1人で頑張ってるって事?
………いくら、彼がファーストブラッドでも、身体を崩したりしないか、ちょっと心配だな…。
__ペラッ。
貴「?」
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【魔界のコンセプトレストラン】アルバイト募集中!
時給1000円以上。
可愛い制服を来て、私達と一緒に働いてみませんか?
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貴「…………。」
時給1000円以上って、なかなか儲かるね…。
露出高いけど、可愛いな制服だな…//。
貴「……。」
家族や家庭を支える良いチャンスかも!
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カルラ「……つまり貴様は、私達の困窮生活をさせないが為に、わざわざ給料が高い店を選んだと言う事か?」
貴「…はい。カルラさんには、詳しく仕事内容を伝えたかったけれど、怖くて言えなかったんです、ごめんなさい…。」
カルラ「………。」
その時、カルラさんは私を抱きしめた。
貴「!」
カルラ「謝るのは貴様だけではない。全財産を大量に浪費してしまった私にも責任がある。私達の為に、済まなかったな。」
貴「カルラさん…。」
カルラ「後で、私からシンに言っといてやる。今月分の金が手に入ったら…バイトを辞めろ。」
貴「え?」
カルラ「これ以上、貴様を薄汚いヴァンパイア共に傷付けさせるわけにはいくまい。それとも、その制服をもっと着ていたいとでも?」
貴「い、いいえ!食欲より性欲にしか興味がない、こんなお店なんか二度と働きません!それに…こ、この露出が高い制服、始祖王のカルラさんの前で…み、見せたく…なかった…///」
カルラ「フッ…。ならば、私はシンの元へ行く。後で迎えに来てやるから待っていろ。」
貴「!…はい!//」