Club万魔殿
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【地下】(※裏話、微グロ注意)
__コツコツコツ…。
お客様がお帰りになった後の事…私は、不足した材料を冷蔵庫に保管する為、地下に降た。
コツコツコツ…。
__ピッ___ピッ___ピッ___。
心電図の音が近づいて来る…。
__マダ、生キテイル…。
コツコツコツ。__チャラリ。
私は、地下の個室の前で止まり。扉の鍵を開けた。
カチャッ。ギギギッ___。
軋む音が地下中に響き渡り、扉は開かれた。
ギィィィ___バタン。
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【個室】
___ピッ___ピッ___ピッ___。
貴「………………。」
個室の中には、心電図の隣に1人の男性がベッドの上で目隠しの状態のまま眠っていた。
男性の血液を抜き取りながら…。
そう、私が作った隠し味の原料は……。
_____【人間の血】だ。
貴「…………………。」
男性の顔は、血の気が無いほど青白くなっていた。
もうすぐ、この人は__死ぬ。
貴「……………。」
私は、血液の回収をしていると、彼のか細い声が私に言ってきた。
男「………も…う、……許して……くれ…。」
貴「………………。」
男「……た…のむ……ま…だ……死にた…く……な…い…。」
貴「…………………。貴方は下界で私の指名手配書を見たようですね…。」
男「……っ………。」
貴「私が久しぶりに下界へ出掛けている時、貴方は、私を目撃し警察へ連絡しようとしましたよね。」
男「………………。」
貴「お金目当てで連絡したかは知りませんが、口封じの為、貴方を魔界(ここ)へ連れて来たのです。………【家畜】の為に。」
男「?!!だ…だれ…か……!」
貴「それに、ここは警察なんて来ないし誰も貴方を助けてくれる人はいませんよ。」
男「…っ……。」
貴「ですが、ごめんなさい…。長いこと縛り続けましたね。……もう、これで貴方は自由ですよ。」
男「!」
___グサッ!!!!
私は、手に持っている短剣で彼の心臓に突き刺した。
血が飛び散らないように、そのまま刺した。
ピィ_________。
彼の心臓が止まり、死んだのだ。
貴「………………。」
__パチンッ!
私は、指を鳴らして使い魔を呼んだ。
シュワッ!
使い魔「お嬢様。何か御用でしょうか?」
貴「………この人の処分をお願い。それから、明日で良いから…次の目撃者(家畜)の血を準備しておいて。」
使い魔「かしこまりました。」
コツコツコツ__。
使い魔「………。」
本当に、お嬢様は健気で美しくて…恐ろしい御方なんでしょう。
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【キッチン】
キッチンに戻った私は、さっき回収してきた人間の血を瓶に入れ…。
その中に沢山のサクランボの実を入れて血付けにした。
___これで、私の隠し味が完成だ。
後は、冷蔵庫の中に保管するだけ。
あ、隠し味の作り方を知ってしまった【貴方】も……
私を見かけても変な真似を起こさないようにね。
次の家畜は、【貴方】だから。
……ふふふ……。
その言葉と共に、彼女の瞳が緋く光った……。
【完】