潜血祭~Dive to Blood ~
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【海】
カルラ「アオイ。私と遊ぶと言ったが、一体何をするのだ?」
貴「フフッ。カルラさん、浮き輪の上に座ってて下さい。」
カルラ「?座る、とは?」
貴「えっとですね…。浮き輪の穴の所にお尻が来るようにして……こう、座るんです。」
カルラ「ほぅ、なるほど。そう座れば良いのだな。」
貴「座る時、浮き輪が動くので押さえておきますね。」
カルラ「あぁ。」
そして、カルラさんは私の見本通りに座った。
カルラ「これで良いのか?」
貴「はい!完璧です!…乗り心地はいかがですか?」
カルラ「フッ、悪くはない。それで、この後はどうするのだ?」
貴「私が浮き輪の紐を引っ張ってカルラさんを連れて行きます。えっと…なんていうか……電車ごっこみたいな遊びです!」
カルラ「電車ごっこ?」
貴「はい。ですので、カルラさんはそのままの状態で、周りの景色を見るなりしてゆっくり楽しんでいてください。」
カルラ「一応聞くが…貴様、泳げるのか?」
貴「はい。昔、水泳習っていたので大丈夫です。」
カルラ「そうか。ならば、楽しませてもらおうか。」
貴「はい!では、しっぱーつ!」
私は、カルラさんを乗せている浮き輪の紐を引っ張っりながら、海の周りを泳ぎ回った。
貴「カルラさん、いかがですか?」
カルラ「あぁ。こうしてゆっくり寛ぎながら景色を眺めるのも。悪くないな。」
貴「良かったです。じゃあ、最後に……あの浮き球の所まで行きましょうか。」
カルラ「随分、遠い位置だが?あそこまで行けたとしても、貴様の足が地面に着くのか?」
貴「あぁ……でも、とりあえず行ってみましょう!もし、無理そうなら引き返せば良いですし。」
カルラ「……。無理はするなよ。」
貴「はい!それでは、行きましょう!」
そして、私は…浜辺から一番近い位置に浮かべてる、浮き球へ目指した。
やっぱり浮き球が近くにつれ、私の足が地面に着くのがギリギリの状態。
でも、浮き球との距離は後、数センチ程度なので、ここまで来れたのなら最後まで行きたい気持ちが強く感じた。
昔、水泳で学んだ足の動きに集中させて___。
貴「カルラさん、着きましたよ。触ると、結構硬いですよ。」
カルラ「………そのようだな。そこらにあるボールとは違うようだな。」
貴「フフッ。勉強になりますね。」
カルラ「あぁ。」
貴「では、そろそろ戻りましょうか。」
カルラ「そうだな。最後まで頼むぞ、アオイ。」
貴「はい!ではでは。」
お互い満足した私達は、みんながいる浜辺へと向かった。
やっと、地面に足が着いた、その時だった!
__チクッ!
貴「!痛っ!」
カルラ「!どうした?」
貴「っ………何かに、鎖骨を刺されたみたい……。」
カルラ「なんだと?」
バシャッ!
カルラさんは、浮き輪から降りて私の鎖骨を見た。
カルラ「赤くなっている…。海の中か?」
そして、カルラさんは海の中へ潜り犯人を確かめる。
カルラ「!コレは何だ?」
貴「Σ!!か、カルラさん!それはクラゲです!そんな鷲掴みでは刺されますよ!」
カルラ「実際に、刺された貴様が言うことか。私は、ファーストブラッドの王。この程度の痛みなど、どうって事はない。しかし___問題は貴様だ。ここで浄化してやる。」
貴「Σへっ?!ちょ、ちょちょちょ待て待て待て!ここは海ですよ!!」
カルラ「万が一、毒が入り込んでしまえば私が困るだけだ。」
貴「カルラさん!お願い、止めて下さい!!」
カルラ「黙れ。__んっ!」
そして、カルラさんは、私の鎖骨に牙を立て血を吸い始めた。
貴「あぐっ!」
カルラ「っ……んんっ……。」
貴「っ……や……やめっ……。」
カルラ「んっ……っ……ハァ……まだだ、まだ浄化が足りん。__んっ!」
貴「あぁっ!!」
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【浜辺】
シン「兄さん達、遅いなぁ。もう、そろそろ帰る時間なのに…。ん?あれは?兄さんとアオイ?」
何やってるんだろう?
それに、塩水の臭いの中に血の臭いもする。
もしかして、吸血でもしてるの?海の中で?
ん?……何?この看板。
【先週、海近辺にサメ発生!危険!】
………………………。
……………。
ま、まさか…………;;;。
シン「兄さああああああん!!!!」
カルラ「っ………ハァ…。この声は、シンか?」
貴「…ハァ……ハァ………//。」
シン「海の中で吸血しないで!!!!サメが来るよおお!!!!!」
カルラ「!」
貴「嘘…でしょ…。」
カルラ「捕まれ、アオイ。」
貴「カルラさん…。」
私は、カルラさんに抱えながら。海から舞い上がった。
浮き輪は、後にシン君が回収した。