潜血祭~Dive to Blood ~
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ユイ「アオイちゃん、何作ろうか?」
貴「フフッ、実はもう決めてるんだ。海に来たら、どうしても作ってみたいものがあってね。」
ユイ「そうなんだ!何か私に、お手伝いする事とかある?」
貴「ありがとう!じゃあね……このバケツの中に材料を持ってきて欲しいんだけど。」
ユイ「材料?」
貴「えっと…。【枯れ葉】と【緑色のワカメ1枚】と出来るだけ【真っ直ぐな木の枝を1本】を持ってきてくれる?」
ユイ「うん。分かった!じゃあ、探してくるね!」
貴「お願いしまーす!……さーてと、まずは……。」
そして私は海の水に近い、湿った砂で掌サイズの団子を作っていく。
その頃、カルラさんとシン君はパラソルの下で休憩していた。
カルラ「…………。」
シン「……アオイの事が気になるの?兄さん。」
カルラ「……あぁ。」
私は、アオイの要望に応え下界の海まで訪れた。
久しぶりの故郷に戻って来たアオイは、嬉しそうにしていた。
だが…。
アオイのあの姿…。
髪で隠れているとは言え、少しの風が吹いてしまえば見えてしまう。
____過去に受けた、火傷の痕。
私の魔力で少しマシにはなっているが、傷が深い所は、ケロイド化し治りが遅い。
その傷跡を、他の者に見せるわけにはいくまい。
アヤト「おい、睫毛。一人で何してんだよ?」
貴「アヤト君。海の砂であるものを作ろうと思って…。」
アヤト「あ?砂で?…何をだ?」
貴「アヤト君に見てほしいものだから、完成するまで、もう少し待ってて。」
アヤト「?」
貴「~♪」
_____その時だった。
アヤト「!……なぁ、睫毛。その背中どうしt」
ズドーーーン!!!!!!
貴「Σえぇっ?!!何?!!」
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【海】
爆発音の同時刻。
ズドーーーン!!!!
レイジ「!」
スバル「Σうわっ?!な、なんだ?!」
シュウ「……。」
アヤト『わぁあああ!!!』
シュウ「なんだ、アヤトか。」
スバル「って、なんで彼奴が飛ばされてるんだよ?」
レイジ「全く、恐らくあの爆発は始祖王…カルラが放ったものでしょう。」
シュウ「アオイか。」
スバル「!」
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【浜辺】
カルラ「…………。」
……逆巻アヤト。私の許可無くアオイに触るとは…。
しかも運悪く、背中を…!
カルラ「全く、忌々しい…。」
シン「あ、あの兄さん。あの子の背中が気になるのは分かるけど、過保護過ぎるのも良くないよ。ほら、今日のアオイ、凄く楽しそうだしさ。」
カルラ「………。」
確かに、今日のアオイは一段と楽しそうだ。
あんなに、はしゃいでるアオイを見るのは久しぶりだな。
カルラ「…そうだな。」
シン「う、うん。あ、アオイがこっちに来たよ。」
カルラ「?」
貴「カルラさん、シン君♪」
カルラ「どうかしたのか?」
貴「いえ、この団子達をカルラさん達に見張ってほしくて。」
カルラ「見張る?」
貴「海の近くに置いておくと崩れてしまうので………ダメですか?」
カルラ「いや、構わない。私の近くに置いて行くと良い。」
貴「ありがとうございます!」
シン「ていうか、何作ってるの?」
貴「フフッ。出来上がってからのお楽しみです。」
シン「?」