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【美術室】
休憩時間が終わって美術室に戻り、午後の作業を進めた…。
ユイ「…………んー……。」
貴「どうしたの?ユイちゃん。」
ユイ「コスモスの絵、なんとなく描けたけど…周りに花びらが散るようにしたいのに、花びらが上手く描けなくて…。」
貴「あー………なるほど……ちょっと待ってて。」
ユイ「?…うん。」
私は、小さな紙を使ってユイちゃんの為にあるものを描き始めた…。
貴「…………よし、はい!コレを真似して描いてごらん。」
ユイ「わぁ!花びらの構造がいっぱい!コレなら上手く描けそう、ありがとう、アオイちゃん!」
貴「どういたしまして!」
すると、周りの生徒達が次々と私に近づいてきて…。
女子A「あの…緋月さん、私もお願いしても良いかな?」
女子B「私も…絵心がなくて、下書きが全然進まないの…。」
貴「うん、良いよ。じゃあ順番に教えてくれる?」
女子A「わぁ!ありがとう!」
女子B「ありがとう!本当に助かるわ!」
こうして、みんなの絵をアドバイスしながら作業を進めて一日が終わった。
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【下校時間】
キーン!コーン!カーン!コーン!
貴「じゃあ、みんな!お片付けはそのままで良いので…。明日から3日間は色塗り作業に入るから、絵の具セットを忘れずにね。」
全「はーい!」
女子A「緋月さん、今日はありがとう!」
貴「どういたしまして!明日も頑張ろうね。」
女子B「明日も、困った事があったら教えてね。バイバイ!」
貴「うん。バイバイ!」
ユイ「アオイちゃん凄いね。美術の先生みたいだったよ。」
貴「え?そ、そうかな?//説明とかも完璧じゃないのに…//」
ユイ「そんな事なかったよ…って、アオイちゃんの絵あんまり進んでないね…。」
貴「あぁ、アドバイスに時間が掛かっちゃったな…。予想以上にお困りの子が多かったし…。」
ユイ「…ごめんなさい…。私の絵心がないせいで、みんなが引き継いちゃったみたいだね…。」
貴「何言っているの?全然、気にしてないし…むしろ困ったまま放置するなんて時間の無駄なだけで、文化祭まで終わらなくなっちゃうでしょ?」
ユイ「そうだけど…。」
貴「…学校が閉まるまで、私は絵の続きをしているから、ユイちゃんは先に帰って良いよ。アヤト君達が待っている筈だよ?」
ユイ「……うん…。じゃあ先に帰るから、あんまり無理しないでね。」
貴「フフッ…ありがと。バイバイ。」
ユイ「バイバイ。」
そして、ユイちゃんは美術室から出て行き、一人になった私は黙々と絵を描き続けた…。
?「…………。」