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夢小説設定
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【You「………。」】と設定します。
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突然、低音の男性の声が私を呼んだ…。
?「ここは図書室だ、静かにしろ。」
貴「す、すみません!;;…室内には誰も居ないと思って、つい声を出して読んでしまいました…;;」
?「……。」
威圧感のある人だな…;;
それにしても、誰だろう……?制服の上に凄く長いマフラーを巻いてるけど、あまり校内では見かけない人だな……。
?「貴様。」
貴「あ、はい?」
『貴様』呼ばわり?!…;;
?「この本の山はなんだ?何か調べ物でもしているのか?」
貴「あ、いえ、これは…文化祭に絵を描くのに参考になりそうな写真やイラストを探してるんです。」
?「絵の?」
貴「はい、私達のクラスでは美術館…いわゆる絵画の展示をする事になりまして…」
?「ほぅ。」
貴「ただ、私は何を描くかまだ決めてなくて、ちょっと困ってるんです…。」
?「先程ブツブツ言っていたのは、そのせいだったのか…。」
貴「すみません…;;」
?「…まあ良い…。貴様が描きたい絵も思い浮かばないのか?」
貴「はい……自分が描きたい絵も今のところないです…;;;」
?「そうか…。」
貴「ハァ……どうしよう……;;」
?「………。」
貴「………。」
しばらく、沈黙が続いた……。
?「…………女。」
貴「!…はい?」
今度は『女』呼ばわり?!!…;;;;
?「私が貴様に、リクエストして良いか?」
貴「え?……べ、別に構いませんが…一体、どんな…?」
?「貴様の…【心の風景】が観たい…。」
貴「?…私の、心??………どういうk」
クイッ!
あ、顎を掴まれた?!か、顔が近いっ!!///
貴「あ、ああ、あの?!///」
?「貴様の目………実に虚ろな表情をしている。生きてはいるが、それは偽りに過ぎん…。」
貴「え?な、なんの事でしょうか??」
?「この私が、貴様のような下等な人間の女に教えるとでも?」
貴「い、いえ……別に教えてほしいとは…。」
下等な人間……?もしかして、この人も人間じゃないのかな…?
?「……フッ」
あ、放してくれた。
?「ではな。」
貴「え?あ、はぁ……。」
その人は、図書室を出て行った…。
名前聞いてなかったけど…今度、ユイちゃんに話してみよ。
………虚ろな表情……か………
………あぁ…………。