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夢小説設定
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【You「………。」】と設定します。
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フラッシュバックにより酷く混乱した私は、カルラさんに手を引かれ、近くの椅子に座り、心を落ち着かせた。
貴「………………。」
カルラ「少しは、落ち着いたか?」
貴「………。」
小さく頷く。
カルラ「そうか。」
貴「……すみません。せっかくの雰囲気を壊しましたね…。」
カルラ「いや、気にするな。」
貴「…………。」
カルラ「……………。」
貴「……っ…。」
カルラ「……言いたくなければ、無理に話さなくて良い。」
貴「!」
カルラ「だが、始祖王の前で隠し事は無礼だ…時間を掛けても良い、話せる自信がついたのなら、私に聞かせろ。…いいな。」
貴「……ありがとうございます。」
カルラ「……では、そろそろこの美術館の名画を見に行くとしようか。」
貴「はい…。」
__________
______
貴「これが、名画ですか?」
カルラ「あぁ。満天の星空をテーマに描いた作品だろう。実に美しくもあり、魅力を感じる。貴様は、どう思う?」
貴「ん~……。夜は暗くて寂しい雰囲気のイメージがありますが、この絵は…星の光のせいか凄く明るくて、寂しくないように、励ましてくれてる感じがします。」
カルラ「フッ、そうか。貴様は本当に芸術の良さを知っているような答えをする。」
貴「そうですか?…普通に答えただけですが?」
カルラ「貴様がそう思っても私には、そう聞こえるぞ。」
貴「ん~?;;」
コツコツ……。
貴「!!遠くの方から…靴の音?」
カルラ「どうやら、この館の警備員が来たのだろう…。チッ、せっかくの見物を邪魔するとは良い度胸だ。…私の魔力で消し炭にしてやろうか。」
貴「だ、駄目です!駄目です!!そんな事をしたら色々と騒ぎなりますよ!!!」
カルラ「フッ、そんなに慌てるな。ただの冗談を言ったまでだ。」
貴「なっ?!」
コツコツ…。
カルラ「足音がこちらに、近づいて来たな。」
貴「ど、どうしましょう。」
カルラ「私に掴まれ。魔力で移動するぞ。」
貴「!はい!」
私は、カルラさんに掴まり。
パチン!__シュン!__。
カルラさんは指を鳴らし、2人は館から姿を消した。