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夢小説設定
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【美術館入口前】
久しぶりに、外に出て…
しかも、カルラさんと一緒に美術館へお出掛けだなんて、良い気分だ!//
この時間を大切に…ゆっくりと、絵画や展示物を観ておきたいな。
カルラさんが言っていた、名画も気になるし、凄く楽しみ!//。
………だけど……。
貴「あの、カルラさん…一つ気になることがあるのですが…。」
カルラ「なんだ?」
貴「美術館に誘ってくれたのは凄く嬉しいのですが…どうして【夜】に行くのですか?……………扉、閉まってますよ。」
カルラ「この時間が良いのだ、絵画を見物するには、誰もいない静な空間にじっくりと観たいからな。それに私は人混みが好かん。」
貴「…………カルラさんの気持ちはよく分かります、ですが…扉が閉まっていては中に入れませんよ。」
カルラ「私は始祖王だ。下等な人間が作った、この程度の扉など私の魔力で開けてやる。」
パチン!__ウィィィィィィン__。
カルラさんは、指を鳴らすと美術館の入口の自動ドアが横に開いた。
カルラ「フッ、実に容易い。」
貴「す、凄い…!カルラさんは魔法も使えるのですね!」
でも…勝手に入って、警備員に見つかったら…?;;
カルラ「では、行くぞ。」
貴「は、はい…。」
ちょっと、不安……。;;
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【館内の廊下】
貴「……………やっぱり、営業してませんから。中は凄く暗いですね…。」
カルラ「私達、魔族は夜目が利くから何とも言えんが…貴様はどうだ?」
貴「すみません…。少しの明かりを頼っても、これじゃあ絵画がよく見えません…。」
カルラ「そうか…。ならば、私に寄り目を瞑れ。魔力で見えるようにしてやる。」
貴「はい。お願いします。」
私は、カルラさんの近くに寄り、目を瞑った…。
カルラ「………。」
カルラさんの大きな手が、私の目に覆い被さり…何か、温かいものが目に降り注いでいくのを感じた…。
このまま眠ってしまいそうな…優しい感じ…。
カルラ「……終わったぞ。少しは見えやすくなったか?」
貴「…っ……わぁ!よく見えます!カルラさん、ありがとうございます!」
カルラ「礼などいらん、行くぞ。」
貴「はい!」