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文化祭準備、最終日…。
【校門前】
ユイ「よし!今日で文化祭の準備は終わりだし、最終日も頑張ろ!」
…コツ…コツ…コツ…コツ……
ユイ「?…あ、おはよう!アオイちゃん!」
貴「…………。」
ユイ「?アオイちゃん?」
貴「!……あっ、ごめん…ユイちゃん、おはよう…。」
ユイ「どうしたの?なんだか元気ないみたいだけど?」
貴「そ、そうかな…?」
ユイ「!アオイちゃん!どうしたの?その首、内出血してるよ?!」
貴「!!………あ、あぁ…コレ?別に大したことじゃないから、気にしないで…。」
ユイ「で、でも!」
?「へぇ~!アンタが兄さんが言ってた女の子ねぇ。」
ユイ「!シン君!おはよう。」
貴「シン君?」
この前ユイちゃんが教えてくれた…。この人がカルラさんの弟さん。
シン「おはよう!改めまして、オレは【月浪シン】兄さん…月浪カルラの弟だよ、よろしくね。」
貴「…緋月アオイです…。」
シン「ふ~ん。確かに、元気がないね。あぁ!もしかして昨日、兄さんのお仕置きに参ったのかな?随分、騒いで抵抗したって言ってたしね。」
ユイ「えっ!?そうなの?アオイちゃん?」
貴「……うん。…実はね…。」
___________
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ユイ「ごめんなさい!アオイちゃん!私の紹介不足で…カルラさんが【始祖】で【王様】だって事を言い忘れちゃって…本当にごめんなさい!」
貴「うんん…。気にしないで、もう済んだ事だから。」
シン「ハァ…;;そういう事ね。アンタはこの子のお友達なんでしょう?人を紹介するなら、ちゃんと教えなきゃ…この子が可哀想な事になるんだよ。特に兄さんの紹介を中途半端にするなんてさぁ…。」
ユイ「ごめんなさい…;;」
カルラ「昨日の件は、貴様が蒔いた種だったのか…小森ユイ。」
貴「?!!」
ユイ「!!カ、カルラさん!わ、私のせいで、すみませんでした!!;;」
カルラ「…………まあ良い。」
そう言ってカルラさんは、私の前まで来た。
貴「…っ…………。」
昨日の事で、恐怖と罪悪感が湧き上がり彼の顔が素直に見れない…。
カルラ「……………。」
貴「……………。」
沈黙の空気が気まずい………。
カルラ「……すまなかったな。」
ユイ「!!」
シン「に、兄さん?!」
貴「…えっ?……カルラ…さん?」
カルラ「……………。」
貴「う、うんん!良いんです。良いんですよ、カルラさん!」
カルラ「…だが…貴様はあの時…。」
貴「気にしないでください。そう言ってくれるだけで、もう十分です。むしろ、カルラさんの事をよく知りもしないで喋っちゃったのがいけない、私が悪いんです…。ごめんなさい、カルラさん…。」
カルラ「………。」
貴「さぁ、ユイちゃん!これで問題は解決したんだし、文化祭最後の準備に取りかかるよ!」
ユイ「う、うん。カルラさん、シン君、失礼しますね。」
カ「………。」
……アオイ……。
…私が貴様に付けた傷跡は消えていないようだが…
私は、もう一つ見逃せない傷跡を見つけてしまった……。
貴様の喉元に、私の牙の跡を重ねるように付けた…
……人間の歯形(かみあと)を……。