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文化祭準備2日目…
貴「雲を描くときは塗るんじゃなくて、こうやって……ポンポンって叩くように塗るとフワフワ感が出て雲らしくなるよ。」
女子A「なるほど!ありがとう!」
女子B「緋月さん!私の絵を見てくれる?グラデーションが上手くいかなくて…。」
貴「はーい!どれどれ………。」
男子A「緋月さん!僕のも見てくれるかな?」
男子B「俺も!俺も!!」
貴「はいはい!ちょっと待っててね!」
アオイちゃん…今日も忙しそう…。
キーン!コーン!カーン!コーン!!
貴「…!じゃあ、今日の準備はここまでにして、アドバイスが欲しい人は帰る前に私に聞いてきて!ってうわわわ?!!;;」
ユイ「アオイちゃん?!」
そう伝えると、皆一斉にアドバイスを聞きに集まりだした。
ガラガラ…。
?「おい、チチナシ!帰るって…何だよコレ;;」
?「随分、騒々しいですね…。」
ユイ「あ、アヤト君、カナト君…みんな、アオイちゃんに絵の描き方のアドバイスを聞きに行ってるの。」
アヤト「絵の描き方?…ふ~ん。」
カナト「まぁ、彼女はクラスの中で美術の成績はトップですからね…。絵のセンスがないみんなが聞きに行くのは当たり前です…。」
アヤト「お前は聞きに行かなくて良いのかよ?」
ユイ「私は、アオイちゃんの隣で描いてるから大丈夫だよ。」
アヤト「そうか。んで、お前は何描いてんだよ?……花?」
ユイ「そうだよ。コスモスっていう花を描いてるの。」
アヤト「ケッ!花なんてつまんねーな、どうせならタコ焼き描けよ、タコ焼き!」
カナト「タコ焼きなんかより、僕はお菓子を描いてほしいですよ…。なんで、よりによって花なんて描くんですか…。」
ユイ「え?!ご、ごめんなさい…。」
貴「ふぅ~…やっと終わった……;;どうしたのユイちゃん?って、アヤト君にカナト君。」
カナト「アオイさん…終わったようですね。」
アヤト「よぉ!睫毛!」
睫毛………;;;;
それは、アヤト君が付けた私のあだ名……【睫毛】;;;
貴「アヤト君………【睫毛】ってあだ名、変に感じるから普通に名前で呼んでくれません…?;;」
アヤト「あ?お前の名前呼びにくいんだよ。つーか、睫毛の方が合ってんじゃねーか!長ーし!オラオラ!」
貴「なっ?!ち、ちょっと、引っ張らないでよ!!;;;」
ユイ「アヤト君!アオイちゃんが困ってるよ!」
アヤト「じゃあ、代わりにお前の血を寄こせ!」
ユイ「えぇ?!;;」
カナト「アヤト!抜け駆けは許しませんよ!」
アヤト「おい、睫毛!」
貴「アオイです!…何か?」
アヤト「お前は何描いてんだよ?全然進んでねーじゃねぇか。」
カナト「優勝すれば、沢山お菓子が貰えるのに君のせいで負けたら…僕は君を殺しますよ…。」
貴「あはは…;;大丈夫よ、今日もしばらく残って絵を描くつもりしてるから。」
ユイ「今日も残るの?」
貴「うん。」
ユイ「そう…。体壊さないでね。」
貴「うん、ありがと。バイバイみんな。」
ユイ「バイバイ。」
カナト「まぁ、せいぜい頑張ってください…。」
アヤト「じゃあな、睫毛!」
貴「アオイです!!じゃあね!」