第22話 京都姉妹校交流会〜打ち上げ編〜
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「はぁ!?」
婚約って、なんで勝手にそんな事言ってるの!?
「婚約って」
私が呆気に取られていると、悠仁君が言った。
「五条先生と和紗さん、結婚するってこと?」
そう質問されて、
「ち、違・・・」
「うん。そーだよー。今すぐってワケじゃないけどねー」
と、否定しようとする私の声に被せて五条さんが言った。
周りが唖然とする中、悠仁君はただ一人パーッと顔を輝かせる。
「マジ?すっげー!おめでとう!結婚式は俺のこと呼んでね」
「もっちろん!」
と、「イェーイ」と五条さんとハイタッチする悠仁君に対して、
「虎杖 よ、少し落ち着け」
東堂君が声をかけた。
「オマエがそんなにはしゃいでどうする。Ms.鶴來の様子をよく見てみろ」
「ん?」
「明らかに戸惑っているじゃあないか」
そう言われて、悠仁君は私の方を振り向いた。
「え?和紗さん、どうしたの?そんな困った顔して・・・。もしかして、婚約って五条先生がひとり勝手に言ってるだけ?」
「う、うん・・・」
「えっ、そうなの!?じゃあ、昨日のベロチューも五条先生が無理矢理!?」
「ち、違っ!?」
っていうか、余計な事言わないで!!
「やはりな」
東堂君がドヤ顔で言った。
「以前京都で会った時にも感じたのさ。五条悟がひとり先走ってるところがあると・・・」
「いや、先走ってるのはオマエも同じだと思うけど。さっきからなんなんだよ、ブラザーって」
と、悠仁君。
「婚約って、何ほざいてるのよ!こないだより更に暴走してるじゃないのよ、この変態教師ーっ!」
「の、野薔薇ちゃん」
と、五条さんに食って掛かろうとする野薔薇ちゃんを私は諫める。
しかし、当の五条さんは少しも動じない。
「ハハッ。僕らが幸せいっぱいだからって、妬かない妬かない」
「妬いてない。っていうか、罪悪感とかないの!?」
「罪悪感?なんで?」
キョトンとして五条さんは言った。
「あー、青少年育成保護条例のこといいたいの?知ってた?その青少年って20歳未満じゃなくて18歳未満を指すんだよ」
「そーなのっ?っていうか、年齢の問題じゃないでしょ!和紗さんも一応教え子なんでしょ?なのに・・・!」
野薔薇ちゃんに問われて、五条さんは「ん-」と小首を傾げながら言った。
「和紗は教え子以前に、僕の尊敬する人の孫娘だからねぇ。罪悪感ってゆーか、僕みたいな青二才に和紗を託してもらって恐縮の極みといったところかな」
「・・・思ってもない謙遜やめろ」
と、野薔薇ちゃんは呆れ果てたように言った。
「それにね、こういう気持ちはコントロール出来ないもんなの。呪力を原子レベルでコントロールできる僕でもだよ?恋はコントロール不可能!」
そう力説する五条さんを、
「ノロケてるな」
「しゃけ」
「バカなだけだろ」
と、パンダ君、狗巻君、真希さんが冷ややかな目で見ている。
その一方で、
「やだぁ。立場を弁えない教師なんて。その教え子たちもタカが知れてるわね」
「でも、教師と教え子の禁断の恋・・・滾るわ」
「そんなことより、三輪はいつまで眠り続けるんだ?」
と、真依ちゃん、桃ちゃん、加茂君。
そんな学生のみんなの様子を見て、
(五条さん、ひょっとしてあまり尊敬されてない・・・?)
と、困惑していたら。
「伏黒ーっ!すました顔してないでアンタも何か言ってやってよーっ、この変態教師に!」
「なんで俺が」
野薔薇ちゃんが伏黒君に話を振っていた。
「二人のことに俺たち外野が立ち入ることじゃないだろ。それに、一番大事なのは鶴來さんの気持ちだろうが」
そう伏黒君が言ったので、
「・・・・・・」
その場にいた全員の視線が一斉に私に注がれた。
(うっ!?)
フリーズしている私に、悠仁君が迫って質問してきた。
「で、和紗さんは結局、五条先生のことどう思ってるの?」
「え・・・」
本当にそんなこと皆の前で答えなきゃならないの?
たじろぐ私に、
「さぁさ、和紗。みんなに僕への熱ぅ~い思いを教えてあげてよ」
と、五条さんが耳打ちした。
「黙っててもらえますか」
と、私。
婚約って、なんで勝手にそんな事言ってるの!?
「婚約って」
私が呆気に取られていると、悠仁君が言った。
「五条先生と和紗さん、結婚するってこと?」
そう質問されて、
「ち、違・・・」
「うん。そーだよー。今すぐってワケじゃないけどねー」
と、否定しようとする私の声に被せて五条さんが言った。
周りが唖然とする中、悠仁君はただ一人パーッと顔を輝かせる。
「マジ?すっげー!おめでとう!結婚式は俺のこと呼んでね」
「もっちろん!」
と、「イェーイ」と五条さんとハイタッチする悠仁君に対して、
「
東堂君が声をかけた。
「オマエがそんなにはしゃいでどうする。Ms.鶴來の様子をよく見てみろ」
「ん?」
「明らかに戸惑っているじゃあないか」
そう言われて、悠仁君は私の方を振り向いた。
「え?和紗さん、どうしたの?そんな困った顔して・・・。もしかして、婚約って五条先生がひとり勝手に言ってるだけ?」
「う、うん・・・」
「えっ、そうなの!?じゃあ、昨日のベロチューも五条先生が無理矢理!?」
「ち、違っ!?」
っていうか、余計な事言わないで!!
「やはりな」
東堂君がドヤ顔で言った。
「以前京都で会った時にも感じたのさ。五条悟がひとり先走ってるところがあると・・・」
「いや、先走ってるのはオマエも同じだと思うけど。さっきからなんなんだよ、ブラザーって」
と、悠仁君。
「婚約って、何ほざいてるのよ!こないだより更に暴走してるじゃないのよ、この変態教師ーっ!」
「の、野薔薇ちゃん」
と、五条さんに食って掛かろうとする野薔薇ちゃんを私は諫める。
しかし、当の五条さんは少しも動じない。
「ハハッ。僕らが幸せいっぱいだからって、妬かない妬かない」
「妬いてない。っていうか、罪悪感とかないの!?」
「罪悪感?なんで?」
キョトンとして五条さんは言った。
「あー、青少年育成保護条例のこといいたいの?知ってた?その青少年って20歳未満じゃなくて18歳未満を指すんだよ」
「そーなのっ?っていうか、年齢の問題じゃないでしょ!和紗さんも一応教え子なんでしょ?なのに・・・!」
野薔薇ちゃんに問われて、五条さんは「ん-」と小首を傾げながら言った。
「和紗は教え子以前に、僕の尊敬する人の孫娘だからねぇ。罪悪感ってゆーか、僕みたいな青二才に和紗を託してもらって恐縮の極みといったところかな」
「・・・思ってもない謙遜やめろ」
と、野薔薇ちゃんは呆れ果てたように言った。
「それにね、こういう気持ちはコントロール出来ないもんなの。呪力を原子レベルでコントロールできる僕でもだよ?恋はコントロール不可能!」
そう力説する五条さんを、
「ノロケてるな」
「しゃけ」
「バカなだけだろ」
と、パンダ君、狗巻君、真希さんが冷ややかな目で見ている。
その一方で、
「やだぁ。立場を弁えない教師なんて。その教え子たちもタカが知れてるわね」
「でも、教師と教え子の禁断の恋・・・滾るわ」
「そんなことより、三輪はいつまで眠り続けるんだ?」
と、真依ちゃん、桃ちゃん、加茂君。
そんな学生のみんなの様子を見て、
(五条さん、ひょっとしてあまり尊敬されてない・・・?)
と、困惑していたら。
「伏黒ーっ!すました顔してないでアンタも何か言ってやってよーっ、この変態教師に!」
「なんで俺が」
野薔薇ちゃんが伏黒君に話を振っていた。
「二人のことに俺たち外野が立ち入ることじゃないだろ。それに、一番大事なのは鶴來さんの気持ちだろうが」
そう伏黒君が言ったので、
「・・・・・・」
その場にいた全員の視線が一斉に私に注がれた。
(うっ!?)
フリーズしている私に、悠仁君が迫って質問してきた。
「で、和紗さんは結局、五条先生のことどう思ってるの?」
「え・・・」
本当にそんなこと皆の前で答えなきゃならないの?
たじろぐ私に、
「さぁさ、和紗。みんなに僕への熱ぅ~い思いを教えてあげてよ」
と、五条さんが耳打ちした。
「黙っててもらえますか」
と、私。
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