Data2.夏景シーハウス
What your name?
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青い海!!
輝く太陽!!
「そして女の子の水着姿グフォッ!!」
「どこ見てるんですか変態っ!!!!」
カノがモモちゃんに殴られ吹っ飛んだ。
女子の、水着……。
「…………おじさ――――ユウキ、ニヤけてるのキモイよ?」
『なんとでも言いなさい。』
「ご主人目が厭らしいです、どこ見てるんですか!」
「ちょっと待て、俺は何も見てn」
『それが漢だ!!』
「おい否定しろ!!」
『コノハだってそう思うだろ?』
「え?((モグモグモグモグモグモグ」
「コイツ、ねぎまばっか食べるから。」
「…………お前らいい加減にしろっ!セトを見てみろ、真面目に動け!!」
キドの一声で再び業務に戻る。
セトは相変わらず焼きそばを焼きながら販売業務をこなしていた。
「一人前で三百円っすよ~。」
「ひとつくださーい!」
そしてセトの周囲には女の子が集まる。
そう、これは大勢で海(または人の多い場所)に行くとよく見られる現象のひとつ。
"イケメンには女性が集まるのよ現象"だ。
詳しく解説すると、メンバーの中で世間の定めるイケメン指数が基準値に達している人物が居る場合――――――
「ユウキ、働け。」
『了解しました団長。』
キドに睨まれてしまった。
残念だが解説はまた今度にしよう。
「っていうか………、せっかくの海なのになんで僕ら働いてんの?」
カノは机の上にふてくされるように突っ伏した。
「仕方ないだろ、全員が全員ユウキに乗せられて海に行くって言ったんだから。」
『さぁ何のことだかワカリマセンナァ。』
キドにじとっと睨まれる。
『………ハハハ…。』
俺はから笑いしながらエプロンを身につけた。
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