標的6 姉弟
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チリンチリーン…。
風鈴の音がクーラーの効いた部屋に鳴り響く。
風流だなあ、とか綺麗な音だなあ、とかそういう気分に浸りたいのだけれど。
「おまえは日本の夏を存分に味わってんなーーー!!!」
星になったお父さん、今日も沢田家は平和です。
おにぎり入れ替わり事件から数日。
あの時の美人なお姉さんはビアンキという人で、どうやらリボーンの愛人らしい。
リボーンって赤ちゃんだよなって思うけど私的には17歳のお姉さんが自らを「愛人」と名乗っていることの方がびっくりだ。
10代で至る域じゃねえ…。
そんなビアンキは最近からうちに新たな家庭教師として居候として住み込み始めた。
正直、自分が1番上だったから年上の人が来るとお姉ちゃんができたみたいで嬉しい。
あと顔がいい。
昨日も一緒にお風呂に入って…デュフフフフフ。
めちゃくちゃスタイルもいいので鼻血が止まりませんでした。
ツナの部屋は隣で、さっきからツナのツッコミがぎゃんぎゃんと聞こえる。
せっかく涼しい部屋で風鈴も飾ってそうめんも食べてるのに、全く風情を感じられない。
ちなみに風鈴は雲雀がくれた。恐らく高いやつなので慎重に持って帰って来たし慎重に飾った。
すごく綺麗である。(語彙力が来い)
ピンポーン
「10代目〜〜〜〜っ!」
なんてことを考えているとインターホンが鳴った。どうやら隼人が来たみたいだ。
…暇だし、玄関まで迎えに行ってやろう。
「あ、姉ちゃん。部屋から出て来たんだ。」
『おん。マイエンジェルブラザーおはよう。』
「もう昼だよ…あと何で返事が『おん』って時あるの?」
『ネットの波に揉まれると自然に身につく言葉だぞい。…いらっしゃい隼人!』
2人でそんな会話をしながら階段を降りると、そこには今日も顔がいい…じゃない、元気そうな隼人が立っていた。
「こんにちは10代目、氷奈さん!」
「ご…獄寺君どーしたの?」
「このスイカ一緒にどーすか。めちゃくちゃ甘いらしいんスよ!」
そういうと大きい立派なスイカをニカッと笑いながら差し出して来た。
可愛いなこいつ…。
「す…すごくうれしいんだけど今ちょっと色々取り込んでて…」
「…!トラブルっスね。なんならオレがカタをつけますよ。」
は?何言ってんのマイエンジェルブラザー。こんな美味しそうなスイカを貰わないつもりk「姉ちゃん無言で睨まないで…あとヨダレ」おっといけない。
垂れかかっていたヨダレをしっかり拭う。
『んぷ…どうしたのツナ、隣の部屋にいた感じ何も異常はなさそうだったけど。なんかあったん?』
「じ…実は今、うちに…」
ドキャッ
『「あーーーーーーースイカーーーーーーッ!!!!」』
2人仲良くハモってしまった。床に落ちて悲惨な状態になったスイカをどうやって食べれる状態にするかを考えていたら、そのスイカを落とした本人である隼人が真っ青な顔をしながら廊下の奥を見つめている。
『ちょ…隼人このスイカどうs「あ…アネキ!!!」…えっ』
廊下の先には、ポイズンクッキングを仕込み中のビアンキとアイス(恐らく私のだ。後で覚えておけよ。)を齧っているリボーン。
「隼人」
「え?アネキって?ん?」
ツナが状況を飲み込めない様でビアンキと隼人を何度も見る。私もよく分かっていない。ナニコレドユコト?
ぐきゅるるるるるるる
「はがぁ!…失礼します!!」
突然お腹を抑えて隼人が片膝をついたかと思えば、家から走り去ってしまった。
『え、何事コレ、どゆこと?隼人いきなりどうしたの?』
「アネキ…アネ…?ってことはつまり…え゛ーーーーーーーっ!?獄寺君とビアンキって姉弟なの〜〜〜!??」
「そーだぞ、腹ちがいのな」
…マ???????????????????