標的5 昼食
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改めて状況を整理しよう。
1.ツナたちの調理実習のおにぎりをたかりに来る。
2.京子ちゃんにおにぎり貰えることになる。
3.謎の美女が禍々しい色したおにぎりと京子ちゃんの美味しそうなおにぎりをすり替えた。
…どゆこと?
ツナは何か事情を知ってるっぽいけど、一体何があったんだ…?
「10代目、氷奈さん、食わないんならオレもらっちゃいますよ。」
「そーだな獄寺。」
私たちがフリーズしている間に異変に気付いていない2人が動き出したー!
えっ、ツ、ツナどうするの…!?
「食べたら死ぬんだぞーーーっ!!!!」
そうツナが叫んでおにぎりを吹っ飛ばした瞬間ー!
「よくファミリーを守ったな。それでこそボスだ。」
銃声が響き、ツナの頭とお腹が撃たれた。
「死ぬ気でおにぎりを食う!!!」
パクパクパクパク!
「うまい!…まだ足りねーーーーーッ!」
死ぬ気弾を撃たれたツナはそう言っておにぎりを食べてしまった。
…私の…おにぎりぃ……。
「…で、のこのこと戻ってきたわけだ。」
しょんぼりしながら応接室に戻って、とりあえず雲雀に残念な報告をする。
ワタシノ…オヒルゴハン…。
まあでも自業自得なので我慢するしかないのか…と諦めかけていたその時。
「もしもし?僕だけど。…うん。…そう。うん。5人前くらいあれば足りるんじゃない?うん。…応接室に持って来て。」
ピッと通話を切り(今時ガラケーである。彼はスマホとガラケーの二台持ちなのだ。)、ハアと溜息を吐きながら私の方へ振り向く雲雀。
「貸し一つだよ。」
『雲雀いいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!』
一生ついて行ってあげなくもない、そう思う私なのであった。
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