標的2 忠犬
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最近ツナの噂がよく流れて来るようになった。
球技大会で大活躍!とか
根津の学歴詐称を暴いた!とか
ちなみに学歴詐称事件、そのタイミングで私と雲雀は河原で決闘(342戦目、0勝0敗342引き分け)してたから良かったものの、割れた校庭を見て雲雀は激おこぷんぷん丸だった。
そんな中、ツナには舎弟ができたみたいで。
「おはようございます!10代目、お姉様!」
顔がいいいいいいいい
『おはよう隼人。今日も顔がいi…ゲフン、元気だね。』
この顔がいい銀髪っ子は獄寺隼人くん。
最初はボンゴレファミリー10代目の座を狙っていたらしいけどツナの珍事件で忠犬になったらしい。自称右腕。
「獄寺くん!10代目って呼ぶの恥ずかしいからやめてええええええ」
こっちのうるさい超サ○ヤ人みたいなのはマイエンジェルブラザー・ツナ。
ポンコツだし馬鹿だしヘタレだしどうしようもないしアホだけど「酷くない!?」、私にとってはかわいい弟だ。
「しかし10代目、そういう訳には…!」
「なんでなんだよおおおおおおお!!!!!!」
隼人的に譲れないポイントなんだろうよ。諦めな、ツナ。
人間引き際が大事って言うし!
『まあ私もお姉様はちょっとなあ…いやまあ興奮しないのかって言われると興奮するけど。』
「姉ちゃんハアハアするの辞めて」
おっといけない。
「えぇぇ…ですが、10代目のお姉様であることは事実ですし…」
ぐぬぬと悩む隼人。はぁ顔がいい。
『普通に名前で呼んでよ。氷奈って。』
隼人にそう言うと、言われた本人は慌てふためき出した。
「オ、オレなんかがお姉様の名前を呼び捨てるだなんて…!恐れ多いです!」
『じゃあさん付けでいいよ。氷奈さん。はいリピートアフターミー。』
言うよな?という圧を込めて隼人に語りかける。
言うよな??????
「う………氷奈さん…」
『よくできまちたね〜〜〜!アーシアシアシ、ヨシャヨシャヨシャヨシャ。』
ムツゴ○ウさんよろしく隼人の頭を撫でまくる私。何故か本物の犬を撫でている気持ちになる…。
「姉ちゃんは良くてなんでオレはダメなんだよーっ!?」
あ、ツナいるの忘れてた。