無自覚と嘘

あとがき


シーラさん、キリ番を踏んで下さりありがとうございました。そしてかなりお待たせしてしまってごめんなさいね;

今回はかなり難しかった;ガノンについての設定をしっかり考えていなかったので、基礎固めから順にやっていきました。という訳で彼の設定をつらつら書いていきます。

性格はちょっと頑固で自分勝手です。なんというか、経済新聞を読みながら電車通勤をしているお堅い中年サラリーマンっていうイメージです←
なので、自分の中であの2人の組み合わせはお祖父ちゃんと孫っていうイメージです(笑)←
だからガノンはマリオを孫のように可愛がってます。まぁ今のところ無自覚ですがね(はたまた嘘なのか)。


実は彼、両手に頼んで封印を緩めてもらうのだそうな。だがその代り、封印からはい出る時は、封印された年より何百年もの後の世界になっているのだが。それ故、彼は両手には頭が上がらないらしい。


…まぁ、こんな感じかな?
ここまで読んでくれて本当にありがとうございました!



下、おまけ




















おまけ


~スマブラ館居間~


ワイワイ


あれから数日が経った。今の時刻は午後11時を回った位。


いつもの奴等と酒を飲んでいる所だ。


そして…あれから、本を読み終わった俺はマリオを起こし、色々と聞いてみた。


読んでいた本はどうやらサムスの世界の医学書をマスターが翻訳したものだそうだ。他の世界の医学も見てみたかったらしい。


そしてなんで眠いのにも関わらず部屋に行かなかったのか、どうやらアイツが寝ている間に"色々と"好き勝手をする輩が何人もいるそうだ。


まぁ、なんというか…部屋に帰りたくないのも分からなくはない;


「そういえばよぉ」

「?」


そう俺に声を掛けてきたのはファルコだ。あの後サムスや不良勇者が来てウルフ共々フルボッコにされたそうだ。お陰で色んな箇所に包帯を巻いている。


「お前って、何かとマリオに対しては甘いよな」


「ブフーーー!!!ゲホッ!!ゴホッ!!」


…飲みながら聞いていたから折角の酒を吹いてしまった。酒が変な所に入りむせ返す。


CF「お?何の話だ?」                        
スネ「どうしたんだガノン?」

ガノ「ゲホッ!?…いや、何でもな」
ファ「あぁ、ガノンってマリオには甘いよなって話」

「おい!?てめっ!!;」

CF「あ~確かに」

スネ「え?そうなのか?」

ファ「いやだってよ、この間俺とマリオが乱闘開始時間に遅れちまった時あっただろ?」

スネ「あぁ、お前ガノンに怒られてたよな、めちゃくちゃに(笑)」

ファ「こいつ俺には問答無用で怒鳴り散らしたくせに俺よりも後に来たマリオにはしっかり理由を聞いてだ、それでお咎め無しだぜ!?」

スネ「おい、マジか!?」

ガノ「そ、それはアイツがリーダーだからだ!何かしら仕事があるかもしれんだろ!実際そうだったし!;」

CF「そういえばお前、俺らの頼みごとはほとんど聞かんのに、マリオのには渋々だがよく聞いてるよな。なんでだ?」

ファ「やっぱガノンにもそっちの気が」
ガノ「だからアイツがリーダーだからだ!俺はそんなんじゃねぇ!!;」

スネ「でもお前みたいな頑固な野郎がリーダーだけに対してそういうことをするのはやっぱり…なぁ…?」ニヤニヤ

ファ「いやぁ~まさかお前にもそんな趣味が」ニヤニヤ

CF「で、実際どうなんだよ?ん?」ニヤニヤ


「……お前等……だから俺はそんなんじゃねええええええ!!!!」



ガノンの怒号だけが夜の館に空しく響いていたのだった。



…ただいじられるガノンさんを見たかっただけかもしれない←


おわり
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