目覚めは突然に〈下〉

「…リーダー」



「?」




ググ…



俺は、体の痛みに耐えながら、体を起こしにかかる。


「スネーク!?無理をしちゃいけな…」
「あんたは…」


「!?」




「あんたは…俺のこと…本当に…ぐ…;…分かっているのか…っ?」



「ぇ…?;」



「俺が…どんな思いで……あんたに接しているのか…本当に分かっているのか…?」



「スネーク…」



俺はなんとか体を起こし、今、何日ぶりに、ちゃんとリーダーの目を見た。



とても青く綺麗な瞳だ…。




「あの事は謝る。本当にあの時はどうかしていた。…だが…」


「?」


「俺はただ、あんたを、あんたの笑顔を守りたかった、ずっと見ていたかったんだ」


「!?」



そして俺は、リーダーにもたれ掛かるように、ギュッと抱きしめた。





「あんたが好きだ。あんたの笑顔も。あいつ等のせいであんたの笑顔が壊されるのは…、もう見たくないんだ//」



「スネーク…


ありがと…


僕のこと、考えてくれてたんだね」


「あぁ…///;」



俺はリーダーを離すと、リーダーは照れ臭そうに笑みを浮かべたのだった。





「僕…




"仲間"として嬉しいよ…!君の本音が聞けて」








…ん??





「な、仲間…?」


「そう、仲間。僕達は強い繋がりを持つ仲間なんだ。本音を言い合えるということは、より結び付きも強くなってゆくことだよ」ニコッ

「…ぁ、あぁ…


…そうだな……;」



あぁ、リーダー…


本当、あんたという奴は…orz




だが…



あの笑顔で言われちゃあ、否定できそうにない…//←



「じゃあ、仲直り…するかい?」ニコリ

「あ、あぁ。…そうしようか…//;」




こうして俺は、なんとかリーダーと仲直りをすることができた。



リーダー、なんか、俺の告白を…、本当の愛の告白だと思っていないのかもしれんな…。


あぁ鈍すぎる…;でもそこがかわいいんだがな←



まぁ、いい。



きっと、今までのように、いや、それ以上に親しくすることができそうだ。



この待受のように、俺の傍らでリーダーを腕枕して一緒に寝れる日がくるのだろうか…?




否…




あいつ等からリーダーの笑顔を守る為、いち早くそういう関係にならないとな!



頑張ろうと思う。



おわり



次、あとがき
10/11ページ
スキ