目覚めは突然に〈下〉

俺だ、スネークだ。



最近、ストーキングができなくて色々寂しい思いをしている。



前、リーダーと約束したからな。


頑張って我慢しているんだ。


凄いだろ?



後…、あいつら(3人)が立案した『悪いことしたら1週間、フォックスが作ったコースでコイン戦を行い、血祭りにあげる』という案がすんなり通ってしまったからな…



もう皆ビクブルだ(俺も含めて);



そして、あれから数日、リーダーとまともに会話すらしていない。挨拶はするがな。



リーダーの周りには誰かしらいるからな、俺も争奪戦に身を投じることになった故か、皆俺のことをマークしてきているようだ。


余計話しかけにくくなった訳だ。



最近はあの案で場外乱闘は無いし、ストーキングもしないからサムスにボロボロにされることもない。


それ故医務室にも行けない…。




くそ!!負けてたまるか!!



リーダーが俺のものになるまで!←



そう気合いを入れつつ、俺は廊下を歩いていると、廊下のむこうから誰かの話し声が聞こえてきたのだった…。




《目覚めは突然に〈下〉》
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