目覚めは突然に〈中〉

いきなりリーダーは俺を押し倒す形を取った。



そしてすぐに俺達の頭上を何かが物凄い勢いで通り過ぎ、俺達の後ろにあった木に衝突したようだ。


「な、なんだったんだ?;」

「分からない、でもあれは…」

「?」



俺は何かが衝突した木の方に目を向けると…




何か丸くて白い物が木にめり込んでいた。



「な!?ボール!?;;」

「うん、どうやらそのようだね;」



なんと野球ボールだった!!



あんな剛速球当たってたらひとたまりもなかったな…;



でも…、この状況、ヤバイ!///


「あ、ありがとなリーダー///;」

「うん…ってごめん!;ずっと君の上に乗りっぱなしだったね;;」



そういうとリーダーは俺の上から降りた。



いや、もうちょっと乗ってくれていても…///←



「おーーーーーーい!!!」

「「?」」



誰かが俺達に向かって叫びながら走ってきた。



そういえばこの声は…。



「大丈ーー夫ーーー!!!?」


そう言いながらかけてきたのはネスだった!



「うーん!大丈夫ーーー!!」


リーダーもそれに答え、ネスに声をかける。



ネスが俺達の前に到着した。


「はぁ;良かったー怪我無くて!…でも、凄いねアレ…;」



ネスは木にめり込んだボールを眺めながら、少々びっくりした口調でそう言った。


「?、あのボールを打ったのは誰なんだ?」

「あぁ、それはy」
「だーいじょーぶでーすかぁーー!!?」

「!?;」
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