目覚めは突然に〈中〉

リン「フォックス、今日のコイン戦、かなり稼いだと思うぜ…」

フォ「あぁそうだな。今日はいつもよりも稼ぎは良いな」

リン「相当身を削ったからな…あのコースで…。稼げてなきゃ困る;」

マリ「あのフォックスが作ったコースだったからね…今日のコイン戦;」

サム「見ていて気の毒だったわ;」



説明しよう!


周りがボックスと棘に囲まれた狭い空間の中。上がちくわボックスでほぼ低確率でしか出られない仕様。そしてアイテムがバンパーやスマートボムといった危ないアイテムだけという、ある意味地獄のようなステージである。



俺も何度かやる羽目になったんだが…



…地獄を見た…。


地獄絵図とは正にあのことを言うものだと心から思った;


フォ「毎日やってくれれば今の現状よりかなり楽になるのにな」

リン「いや…毎日は…無理だ;」

マリ「うん…;」

サム「そんなこと言うんだったらあなたが毎日やりなさいよ」


フォ「え!?い、いやそれは…」


3人(嫌だったんだ…自分が作ったコースなのに…)

「あ!そうだ!!これから、なんか悪さした奴に罰として1週間位やらせるってのはどうだ!?;;」

3人(逃げたな…)

リン「あぁ、でもそれいいと思うぞ!」

サム「そうね。じゃあまず手始めに、この部屋の隅の段ボールの中でストーキングしている奴をあのコースに入れて血祭りにあげるというのはどうかしら?」

リン「さんせーい」



!!!!!!!!!!?;;;



き、気付かれてたー!!!?



や、やべぇ。やだ、まだ死にたくない!;


それにコーヒーを飲みながら穏やかにそんな残虐なことを言わないでくれ!;


マリ「まぁ…、それは今提案されたものだし、こういうのはマスターに言って認めてもらって、皆に知らせてからの方が良いと思うよ?」


リーダーーーーーーーー!!!(感動)


サム「冗談よ。でも、このことはちゃんとマスターに話しつけて頂戴ね」

マリ「うん、分かった。話しとく」

フォ(冗談だと思えなかった…;)

リン「なんだ。アイツの断末魔が聞けると思ったのに」

サム「その内聞けるわよ」

フォ「ははは…そうか;」
(この案が成立するまでにスネークには直っておいてほしいものだが…。まぁ、金が稼げれるなら別にいいかもしれんな…)←
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