目覚めは突然に〈上〉
ドサッ!!
リーダーが突然倒れそうになった!
俺は何とか倒れる前にリーダーをキャッチした。
「おい!リーダー、大丈夫か!?;」
「ぅ、うん。ありがと;」
どうやら意識はあるようだ。良かった;
「一体どうしたんだ?;」
「うん、それが…
実は、ワリオに変な薬をかがされちゃって…、上手く動けなくなっちゃってたんだ。まだ少し残ってたみたいだね;」
「そ、そうか…」
ていうか近い!ヤバい…何故かドキドキしてきた…!//
男を抱いてドキドキしているなんて…俺は一体!?;;
とりあえずリーダーを近くのベッドに座らせた
「ありがと…」
「リーダー、とりあえず今日は休んだ方がいい。そんなんじゃまた襲われるのがオチだ//;」
「そ、そうかなぁ?;」
「あぁ、そうした方がいい。というかそうしてくれお願いだから;」
「ぇ?ぁ、うん;…じゃあそうするよ」
リーダーをここで休ませるのも、また襲われたら嫌だからな、しょうがないので俺はリーダーをリーダーの部屋まで担いで行くことにした。
リーダー、見た目はぽっちゃりしてるのに思っていたよりも軽い…。
何なんだろうな、このギャップ
「なぁ、リーダー」
「?」
「ワリオに薬かがされたと言っていたが」
「うん」
「リーダーなら逃げれたはずじゃないのか?」
「うん…、ちょっと油断しちゃってね;」
「…そうか」
リーダーらしくない
だが俺は彼の部屋に入って、逃げ切れなかった理由が分かったような気がした…。