目覚めは突然に〈上〉

~スマブラ館~




「なぁサムス!今度お茶でもd」
「チャージショットーーーー!!!!」


ドーーーン!!!!


「うおおおおおおおおおおおおお!!!」




シュウウウウウ…



スネークは黒こげになった!



「はぁ、もうそういうのはやめてくれない?もう付きまとわないで!」



スタスタスタ…



そう言い残しサムスはその場から去っていった。







~医務室~


「いつつつつ…;」

「大丈夫かい?」


やはりサムスは強いな。


毎回黒こげだし傷だらけだからな。こうしてリーダーの所へ来ていつも手当してもらってるんだが…。


ぽんぽん←消毒液を塗ってる


「また断られたのかい?」

「あぁ、もう付きまとわないでって言われたさ…いででで!!」

「じっとしてて、もうちょっとだから」

「…。いででで!!」



リーダーは消毒を終えたらしく、絆創膏を傷の部分に貼っていく。




「そういえば」

「?」



突然リーダーが話を切り出した


「サムスが言ってたよ?もうストーキングはうんざりだって」

「な!?俺はただサムスのありとあらゆる表情をずっと見ていたくてだな!!」

「…;えっと、それがいわゆるストーキングなんじゃないかい?;」

「うっ…!;じゃ、じゃあもうストーキングは止めろと…?;」

「そうなるね」

「俺はそれが楽しみだというのに…!!」

「うーん、ストーキングの他にもサムスにアプローチできる方法があるんじゃないか?」



「さっきやったらこの結果なんだが…。」



「まずストーキングを止めたらきっとサムスだって応えてくれるよ」

「そ、そうか…?」

「そうだよ!彼女だって非道じゃないよ。ちょっとずつかもしれないけど、良いイメージにしていけばいいよ。」


リーダーは微笑みながらそう言った



「そ、そうか…」



何故か今回は言いくるめられた感があるが、いつもは俺が愚痴を言っていて、リーダーは顔色一つ変えず聞いてくれるんだ。きっと本人はうんざりしているかもしれないがな。
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