はじめのキッス〈前編〉
彼は俺の言葉にうんと頷くと、グッスリと眠っている他のスマメンを見て話し始めた。
「確かにさ、勝手にここへ連れてこられて色々理不尽な目にあわされる事もあるけど、君のような外の世界の強いメンバーと会って戦って交流できるのは滅多にない事だし、とっても楽しいんだ。
だから、マスターが呼んでくれなかったらここにいるメンバーにも、そして君にも会えることはなかったと思う」
そう言いマリオは俺に目線を合わせ微笑みながら…
「だから僕は、君達と会う事ができてとても嬉しく思うんだ」
そう言ったのだった。
「…⁉」
彼のその一言が、その笑顔が、何故か俺の心を強く打った。
彼は俺達との出会いや乱闘を楽しむ為に色々理不尽な目に遭い大変な思いをしているんだ。
マリオは心からスマブラを楽しみ好いているのだと思う。
まぁ、その、意外と健気で可愛らしい所があるのだなと思ってしまったのだ。
そしてそれと同時にそんな彼を、彼が守っているスマブラを守りたいと思った。
亜空軍に壊されてなるものか。
「なぁ、マリオ」
「?」
「俺にもアンタが好きなスマブラを守らせてくれないか?」
最初マリオは驚いたような顔をしたが、すぐにニコリと笑顔を見せた。
「勿論!よろしくね」
そう言って笑う彼を見て、何故か俺は可愛らしいと思っていた。
きっとこれは、小さい子どもや妹を見るような感じと似てるかもしれない。いや、きっとそうだな。
何故か俺はそうやって自分を言い聞かせていた。
それを自分自身不思議に感じながらも、番をし無事に一夜を過ごした。
その後俺はスマブラを守るため、精一杯尽力した。
当のマリオはというと、ここにいる個性の塊のようなスマメンを纏めあげ同じ方向に向かしたのだ。結果俺たちは見事にタブーを討つことに成功したのである。
彼のあの人柄に皆惹かれているのであろう。そんな魅力がきっと彼にあるのだ。
だがそんな俺も彼の魅力にやられているとはこの時思ってもみなかった。
「確かにさ、勝手にここへ連れてこられて色々理不尽な目にあわされる事もあるけど、君のような外の世界の強いメンバーと会って戦って交流できるのは滅多にない事だし、とっても楽しいんだ。
だから、マスターが呼んでくれなかったらここにいるメンバーにも、そして君にも会えることはなかったと思う」
そう言いマリオは俺に目線を合わせ微笑みながら…
「だから僕は、君達と会う事ができてとても嬉しく思うんだ」
そう言ったのだった。
「…⁉」
彼のその一言が、その笑顔が、何故か俺の心を強く打った。
彼は俺達との出会いや乱闘を楽しむ為に色々理不尽な目に遭い大変な思いをしているんだ。
マリオは心からスマブラを楽しみ好いているのだと思う。
まぁ、その、意外と健気で可愛らしい所があるのだなと思ってしまったのだ。
そしてそれと同時にそんな彼を、彼が守っているスマブラを守りたいと思った。
亜空軍に壊されてなるものか。
「なぁ、マリオ」
「?」
「俺にもアンタが好きなスマブラを守らせてくれないか?」
最初マリオは驚いたような顔をしたが、すぐにニコリと笑顔を見せた。
「勿論!よろしくね」
そう言って笑う彼を見て、何故か俺は可愛らしいと思っていた。
きっとこれは、小さい子どもや妹を見るような感じと似てるかもしれない。いや、きっとそうだな。
何故か俺はそうやって自分を言い聞かせていた。
それを自分自身不思議に感じながらも、番をし無事に一夜を過ごした。
その後俺はスマブラを守るため、精一杯尽力した。
当のマリオはというと、ここにいる個性の塊のようなスマメンを纏めあげ同じ方向に向かしたのだ。結果俺たちは見事にタブーを討つことに成功したのである。
彼のあの人柄に皆惹かれているのであろう。そんな魅力がきっと彼にあるのだ。
だがそんな俺も彼の魅力にやられているとはこの時思ってもみなかった。