クッパの隠れ家

~洞窟入口~



「ここの奥に兄さんが…早く助けださなくちゃ………でも、この洞窟…かなり暗くて怖いんですけど…どうしよう;;;」


その場で立ち尽くすルイージだった



~洞窟内クッパの部屋~


「あんの緑…どうやってここまで!」



「ルイージ…」




マリオは薬のせいで体が動かずベッドの上に寝た状態、なかなか状況が把握できない




「お、歩きだしたか」

「!?」




どうやらルイージは洞窟の中に入っていったようだ





「ふん、そのまま引き返せばいいものを」


「…。」


「まぁいい、我輩特製のトラップの数々で一網打尽なのだ、マリオは渡さん!」


「…;」
(ルイージ…気をつけて…)



~洞窟内~



ルイージは1人洞窟内を歩いていた



「まぁ、悩んでないで進むしかないってね…それにしても、懐中電灯持ってきて良かったよ…;」






洞窟内は薄暗く、先はほとんど見えない為懐中電灯は必須だ





「うぅ…怖い、なんか出てきそうだよ;;」




そう愚痴りながら歩いていると
















ポチッ!








「……………へ?;;」




なんか踏んだようだ





ガコン!





「…………ぇ;;;」





何かが作動したようだ









ドゴン!!!!






「ぇえ?;;;;」








するとルイージの後方から巨大な鉄球が降ってきた







ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!!!!!





巨大な鉄球がルイージに向かって勢いよく転がってくる!!




「ぎぃやあぁぁぁぁあああああああ!!!!!!」






ルイージ慌てて逃げる!




ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!!!




「ヒィィィィイイイ!!!!」




ルイージ泣きながらそして悲鳴もあげながら突っ走る!!









グゴゴゴゴゴゴ…!!





するとルイージの目の前にある地面からいきなり大きな穴が口を開いた!!







「どわぁぁぁぁあああああ!!!?」





思いっきり走っているから今ブレーキをしても間に合わない





ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!






「くそっ!一か八かだ!!」




ルイージは走るスピードを上げた







「とうっ!!」




たんっ!!!!




ぴょいーーーん!!






思いっきりの大ジャンプ!!




ヒューーーン…









スタッ!





無事向こう側に着地!!





ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!







ヒューーーン…



















ズドーーーン!!!!






鉄球は穴に落ちていった…


結構深い穴だったようだ




「フューー…、危なかった…;;よし、先に進もう」





~洞窟内クッパの部屋~


「くそっ…!ルイージめ!あそこで落ちていればいいものを…!」


「…;」
(ほっ……)



「まぁいい、次のトラップでおしまいなのだ!」



「…ルイージ……;」
(体さえ動けば…)


安心していられないマリオだった
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