ネツ
あとがき
鈴さん、キリ番踏んでくれてありがとうございました!もう何か月前だ?って話ですよねぇ、ごめんなさい。
今回は愛されマリオということでできるだけ沢山のキャラを入れようと思いましたが如何せん数が多くて全員は無理でした。まぁ、沢山セリフが出てくる所がありましたが、分かるようにはなってる…はず←
ほんとは須磨系の方に載せたかったのですが、どうしてもこっちになってしまったのは自分の悪い癖です←
ここまで読んでくださってありがとうございました!
下、おまけ
おまけの為に本編があるのさ←
~マリオの部屋~
(打ってから3,4時間って所か…)
マリオは点滴の針を腕から抜いた。そしてその点滴を持ちベッドからするりと抜けそっと部屋から出た。
廊下に出るとマリオの部屋の傍でクッパが壁に寄りかかりながら座って寝ているのが見えた。ピーチ姫を心配してのことだろう。
(こんな所で寝ると風邪ひくよ?)
そう思いつつマリオはクッパの横を通り、医務室へと向かうのだった。
「…」
~医務室~
「はぁ、はぁ…;」
(身体が熱い…;急がないと…;)
マリオは嫌な汗をかきながらも薬品庫から薬、戸棚からシャーレや試験管などを取出し、点滴の薬を試験管の中に数的流し込む…。
「やけに研究熱心だな」
マリオが後ろを振り向くと、そこにはクレイジーがニヤニヤしながら立っていた。
「お陰様でね…」
そう言いマリオは点滴をクレイジーに見せた。
「なんだそれは?」
「おや?君のじゃないのかい?こんな薬名も表記も全くない薬なんて初めて見たよ。僕は点滴用は作らないしね」
「…まぁ、そこまで言われたら俺のだけどな」
「…で、これは何?」
「別に毒じゃないぞ?」
「じゃあ毒以外の何なんだい?」
「あぁ、それはなぁ…」
ガシッ!グイッ!
「!?;」
(しまっ…!?;)
マリオが反応するよりも前にクレイジーはマリオの腕をつかみ、自身に抱き寄せたのだ。
「は、離して…!;」
「聞くより試した方が早いだろう?」
「んんっ!?」
クレイジーはそういうと、マリオの唇を奪った。マリオは抵抗しようとしたが何故か力が出せず何も出来ないでいた。
(き、気持ち悪い…なのになんで…?なんで身体の力が抜けていくんだ…?;それにさっき腕を掴まれたときも全く反応出来なかった…、どういうことだ…?)
帽子が無くても反応できるはずだ。なのにそれさえもできなかったことにマリオは訳が分からないでいた。
そしてついにクレイジーの舌がマリオの口に入って来た。マリオはそれを拒むことが出来ず、好きなようにさせてしまっている状態にまでなっていた。
(だ、ダメだ…。足の力が…)
そうマリオが思った瞬間、マリオの足がガクッと支えを無くしたかのようになり、その場にぺたっと座りこんだ。
「だらしないなぁマリオ、もう腰が抜けたのか?」
そう言いクレイジーはマリオを抱き上げ、患者用ベッドに寝かせた。そして自身もその上にまたがった。
「く…;」
「どうだ?この薬の効力は」
そういうクレイジーはしてやったりの顔だ。
「この薬はな、投与された相手の反応を鈍らせ、そして相手の身体の弱い部分に触ると、その相手は力がどんどん抜けていってしまうという代物だ。現にお前は俺を殴りたくても殴れないでいる。違うか?」
「…でも、あのまま僕が朝までずっと寝ていたらこの計画はオジャンだったんじゃないの?」
「そんなことはない。お前は高確率で俺が訳の分からない薬を投与したことに気づき、ここに来ると思った。実際こうなっているのだからな」
「でも…」
「?」
「この先は計算していなっかったんじゃないのかい?」
そう言ってマリオは微笑んだ。そして微笑んだその先には…
「ふん!」
「なっ!?;」
ドゴオオオオオオオオン!!!
クレイジーの後ろに立っていたクッパがクレイジーに思いっきりパンチを食らわした!クレイジーは壁まで吹っ飛び、打ち所が悪かったのか、目を回していた。
「ありがとうクッパ」
「ったく貴様は、あの時我輩の目が覚めて、貴様の置手紙を読んでいなかったら今頃どうなってたか知らんぞ;」
そういうクッパの手には、マリオが書いたメモが握られていた。
どうやらマリオは、クッパの横を通り過ぎる際、『医務室へ行ってくる。もし危なくなったら助けにきて』とメモを書いて置いておいたようだ。
「君だったら僕のこと助けてくれるだろうって思ったからだよ」
そう言ってマリオは微笑んだ。
「そんな寝た状態で言われても説得力に欠けるぞ、立てるか?」
「駄目だ…全然身体動かせれない…;」
「ほぅ…。…どうやら貴様もとんだ計算違いをしていたようだな」
「え?;」
クッパはマリオのパジャマのボタンを外し始めた。
「ちょ、何してるの!?;」
「我輩を呼んだってことはこうなることも想定した上でのことなのだろ?」
「そ、それ…はぅっ……ちが…//;」
(し、しまった、こうなることは想定してなかった…!…ていうか乳首舐めないでぇっ…!//;)
バタン!!
「兄さん!!;」
「なんだ今の騒音は!?」
医務室からの大きな音に気付き、ルイージやリンクを始めとした何人かの大人達がドタドタと医務室に入って来た!
「「あ」」
クッパもマリオもそれに驚きの色を隠せない。
「クッパ…、お前という奴は…覚悟しろおおお!!!」
「ちょ、待てルイージ;悪いのは我輩ではなくクレイジーだ!!;」
「マリオ!一体これはどういう事なんだ!?説明しろ!!;」
「あぁ、フォックス…、これは…;」
マリオの説明により、今回の犯人であるクレイジーとそれを棚に上げ罪から逃げようとしたクッパは数週間出禁を食らったそうな。
おわり
鈴さん、キリ番踏んでくれてありがとうございました!もう何か月前だ?って話ですよねぇ、ごめんなさい。
今回は愛されマリオということでできるだけ沢山のキャラを入れようと思いましたが如何せん数が多くて全員は無理でした。まぁ、沢山セリフが出てくる所がありましたが、分かるようにはなってる…はず←
ほんとは須磨系の方に載せたかったのですが、どうしてもこっちになってしまったのは自分の悪い癖です←
ここまで読んでくださってありがとうございました!
下、おまけ
おまけの為に本編があるのさ←
~マリオの部屋~
(打ってから3,4時間って所か…)
マリオは点滴の針を腕から抜いた。そしてその点滴を持ちベッドからするりと抜けそっと部屋から出た。
廊下に出るとマリオの部屋の傍でクッパが壁に寄りかかりながら座って寝ているのが見えた。ピーチ姫を心配してのことだろう。
(こんな所で寝ると風邪ひくよ?)
そう思いつつマリオはクッパの横を通り、医務室へと向かうのだった。
「…」
~医務室~
「はぁ、はぁ…;」
(身体が熱い…;急がないと…;)
マリオは嫌な汗をかきながらも薬品庫から薬、戸棚からシャーレや試験管などを取出し、点滴の薬を試験管の中に数的流し込む…。
「やけに研究熱心だな」
マリオが後ろを振り向くと、そこにはクレイジーがニヤニヤしながら立っていた。
「お陰様でね…」
そう言いマリオは点滴をクレイジーに見せた。
「なんだそれは?」
「おや?君のじゃないのかい?こんな薬名も表記も全くない薬なんて初めて見たよ。僕は点滴用は作らないしね」
「…まぁ、そこまで言われたら俺のだけどな」
「…で、これは何?」
「別に毒じゃないぞ?」
「じゃあ毒以外の何なんだい?」
「あぁ、それはなぁ…」
ガシッ!グイッ!
「!?;」
(しまっ…!?;)
マリオが反応するよりも前にクレイジーはマリオの腕をつかみ、自身に抱き寄せたのだ。
「は、離して…!;」
「聞くより試した方が早いだろう?」
「んんっ!?」
クレイジーはそういうと、マリオの唇を奪った。マリオは抵抗しようとしたが何故か力が出せず何も出来ないでいた。
(き、気持ち悪い…なのになんで…?なんで身体の力が抜けていくんだ…?;それにさっき腕を掴まれたときも全く反応出来なかった…、どういうことだ…?)
帽子が無くても反応できるはずだ。なのにそれさえもできなかったことにマリオは訳が分からないでいた。
そしてついにクレイジーの舌がマリオの口に入って来た。マリオはそれを拒むことが出来ず、好きなようにさせてしまっている状態にまでなっていた。
(だ、ダメだ…。足の力が…)
そうマリオが思った瞬間、マリオの足がガクッと支えを無くしたかのようになり、その場にぺたっと座りこんだ。
「だらしないなぁマリオ、もう腰が抜けたのか?」
そう言いクレイジーはマリオを抱き上げ、患者用ベッドに寝かせた。そして自身もその上にまたがった。
「く…;」
「どうだ?この薬の効力は」
そういうクレイジーはしてやったりの顔だ。
「この薬はな、投与された相手の反応を鈍らせ、そして相手の身体の弱い部分に触ると、その相手は力がどんどん抜けていってしまうという代物だ。現にお前は俺を殴りたくても殴れないでいる。違うか?」
「…でも、あのまま僕が朝までずっと寝ていたらこの計画はオジャンだったんじゃないの?」
「そんなことはない。お前は高確率で俺が訳の分からない薬を投与したことに気づき、ここに来ると思った。実際こうなっているのだからな」
「でも…」
「?」
「この先は計算していなっかったんじゃないのかい?」
そう言ってマリオは微笑んだ。そして微笑んだその先には…
「ふん!」
「なっ!?;」
ドゴオオオオオオオオン!!!
クレイジーの後ろに立っていたクッパがクレイジーに思いっきりパンチを食らわした!クレイジーは壁まで吹っ飛び、打ち所が悪かったのか、目を回していた。
「ありがとうクッパ」
「ったく貴様は、あの時我輩の目が覚めて、貴様の置手紙を読んでいなかったら今頃どうなってたか知らんぞ;」
そういうクッパの手には、マリオが書いたメモが握られていた。
どうやらマリオは、クッパの横を通り過ぎる際、『医務室へ行ってくる。もし危なくなったら助けにきて』とメモを書いて置いておいたようだ。
「君だったら僕のこと助けてくれるだろうって思ったからだよ」
そう言ってマリオは微笑んだ。
「そんな寝た状態で言われても説得力に欠けるぞ、立てるか?」
「駄目だ…全然身体動かせれない…;」
「ほぅ…。…どうやら貴様もとんだ計算違いをしていたようだな」
「え?;」
クッパはマリオのパジャマのボタンを外し始めた。
「ちょ、何してるの!?;」
「我輩を呼んだってことはこうなることも想定した上でのことなのだろ?」
「そ、それ…はぅっ……ちが…//;」
(し、しまった、こうなることは想定してなかった…!…ていうか乳首舐めないでぇっ…!//;)
バタン!!
「兄さん!!;」
「なんだ今の騒音は!?」
医務室からの大きな音に気付き、ルイージやリンクを始めとした何人かの大人達がドタドタと医務室に入って来た!
「「あ」」
クッパもマリオもそれに驚きの色を隠せない。
「クッパ…、お前という奴は…覚悟しろおおお!!!」
「ちょ、待てルイージ;悪いのは我輩ではなくクレイジーだ!!;」
「マリオ!一体これはどういう事なんだ!?説明しろ!!;」
「あぁ、フォックス…、これは…;」
マリオの説明により、今回の犯人であるクレイジーとそれを棚に上げ罪から逃げようとしたクッパは数週間出禁を食らったそうな。
おわり