ネツ
「マリオ~」
「?」
今まで部屋の様子を伺っていた子ども達が部屋に入ってきた。
「やぁ、おはよう…」
「おはよう、ねぇマリオ、何か僕等にしてほしい事あったら言ってよ?」
ネスのその言葉にリュカもトゥリンもうんうんと頷いた。
「氷が無くなったら僕たちに言ってね?」
「いつでも氷出せるから!」
アイスクライマーの2人も自信満々でそう言った。
「ぽよ!」
「?」
カービィがマリオの膝の上に上ってきた。そしてその手にはマキシムトマトを大事そうに抱えていた。
「これを僕に…?」
「ぽーよ!」
「ありがとうカービィ、嬉しいよ」
「ぽよよ~//」
マリオにありがとうと言われ、カービィはとても嬉しそうだ!すると…
「よぅマリオ、これは俺とプリンとピチューからの差し入れだ」
そう言って現れたピカチュウはカービィ同様マリオの膝に乗りある物を手渡した。
「おいしい水?」
「そうだ。洒落じゃないがうまいぞ?喉が渇いた時にでも飲んでくれ」
「ありがとうピカチュウ」
「マリオ、具合はどうだ?」
次に入って来たのはルカリオだ。
「差し入れだ」
そう言ってルカリオが手渡したのは…
「サイコソーダ?」
「病人にソーダかよ!;」
「こっちの方が水よりも回復量は上だからな」
「ま、まぁそうだけどよ…;べ、別に高くて買えなかったって訳じゃないからな!;」
「分かってるよピカチュウ」
そう言ってマリオは微笑んだ。すると…
フワッ
「「?」」
マリオの目の前に缶ジュースがいきなり現れたのだ。
「ミックスオレ?」
「ミュウツー、こん時位姿を現したらどうだ;」
「すまんなピカチュウ。なんせ今部屋の人口密度がどうにも高くてな」
「ま、まぁそうだが;…くそ、お前ミックスオレかよ;」
「これの方が…」
「だあああ!!分かってるって!!;」
「大丈夫だよピカチュウ…;」
「やぁマリオ!」
「やぁレッド」
やってきたのはポケトレことレッドだ。
「はいこれ。これ飲んだらきっと元気になるよ」
そう言いマリオにモーモーミルクを手渡した。
「なぁファイア、病人にミルクってのは…;」
「え?でもこっちの方が…」
「分かってる。分かってるって!!;」
「?」
「あー、あのねレッド…」
「言うなルイージ!絶対言うなよ!!;」
「??」
そんなピカチュウに皆苦笑いをしている中…