ドリル

言い訳という名のあとがき

鈴さん、キリ番を踏んで下さりありがとうございました!本当にお待たせしてごめんなさい;

いやぁ、1月に出すはずが、いいアイディアが浮かばず、リアルが忙しくなり、挙句の果てにブランクで結局2月半ばになってしまいました。いやはや時とは早いものですね←

今回、自分の中のお題として、できるだけ台本調にならないように気を付けて書いてみました。やっぱり難しいですね;普段小説を読んでいないのがもろバレですね;最近はどうも絵本ばっかで…←

ここまで読んでくれてありがとうございました!


下、おまけ


























おまけ


その後、子ども達や未成年のスマメンは、大人達の力を借りてなんとか期日までにドリルをやりきった。


「全員ノルマ達成か…。一人や二人は落ちてくれると思っていたんだがな…」




「やっぱり…」


「!?;」



「君だったんだね、フォックス…」


「!?……マリオ…!;」

「やぁ」



「…な、何の話だ…?;」

「いやちょっとね…隠れた黒幕を探していてね」

「く、黒幕だと…?あのドリル騒動の…?;」

「おや?言っていないのによくそのことだと分かったね?」

「…!?;」


「…子ども達にドリルをさせるようマスターに提案したのも、僕等大人も巻き込ますことによって全員があのステージに参加させるようにしたのも、そして、大人達にその期間だけ仕事や用事を集中させるようマスターに仕向けたのも…君なんだよね?」

「な、何を言っているんだマリオ;俺は何も…」

「とぼけなくてもいいよ。マスターから直接聞きだしたし、このことは僕と君とマスターしか知らない」

「ぐ…;


…ふっ、口止め料のポテチが少なかったか…」

「こんなことしなくても、ちゃんと正直に言えば皆頑張るよ?なんでこんなことを…?」

「…。あいつら、余りにもだらけていたからな。こっちはこんなに必死になってやりくりしてるのに、あいつら何もせずただぐうたらと…!…それで少し魔が差しちまったんだ。…すまん、許してくれ;」

「…分かった。君の気持ちは痛いほど分かる。でも、これからはちゃんと相談してね?」

「あぁ、分かった。…所でマリオ」

「?」

「今回の一件、何故俺だと分かったんだ?」

「え?だって…、いつも君はマスターやクレイジーの仕出かすことにツッコミやら何やら真っ先に意見しているからね。今回それが無かったこと。後あのステージやお金が絡むといつも人が変わるように騒ぎ立てるのにそれも無かったからね。それでマスターの部屋に散らかってた大量のポテチの袋を見てピンときたんだ」

「そ、そうか…;」


だから1日ある筈の予定を早めに終わらせて帰ってきていたのかと思い、後そんなに俺は分かりやすかったのかとも思いつつ、やはりマリオには敵わないと改めて思ったフォックスだった。


おわる
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