電話
~クッパ城廊下~
「ガウ~ガウガウ~」
ここは、誰もが恐れる大魔王の住む居城。
そんな恐ろしい場所の廊下で、つい気の抜けてしまうような鼻歌(?)を歌いながら掃き掃除をしている奴がいた。
「ガウ~。…フッ、このミニクッパ様のお陰でここの廊下をピッカピカにしてやったぞ!」
どうやらミニクッパが廊下の掃除当番だったようだ。
「ガウ!掃除も終わったし、他の奴等と遊びに行くのだ!」
そう言い、掃除したばかりの廊下をかけていくミニクッパであったが…。
「お?」
この城の主がいる部屋の前を通り過ぎようとした時、その大きな扉がほんの少しだけ開いているのが目に入った。
(?、ナンダ?)
隙間はミニクッパが覗くことができる程開かれており、中に気配を気付かれないよう、ミニクッパはそっと中を覗いてみた。
中を覗いてみると、大きな椅子にこの城の主は座っていた。椅子の向きの関係で扉からは彼の顔が見る事ができなかった。
だが…
「ぐぬぅ……;」
(!?、クッパ様?;)
なんと、軍の長であるクッパが大きなため息をついているのだった。これは、下っ端である彼にとっては大事件であった。
(た、大変だ…!あのクッパ様が溜息を…;これは他の奴等に相談しないと…!)
ダダダッ!
そう思ったミニクッパは一目散で主の部屋を後にするのだった。
《電話》
「ガウ~ガウガウ~」
ここは、誰もが恐れる大魔王の住む居城。
そんな恐ろしい場所の廊下で、つい気の抜けてしまうような鼻歌(?)を歌いながら掃き掃除をしている奴がいた。
「ガウ~。…フッ、このミニクッパ様のお陰でここの廊下をピッカピカにしてやったぞ!」
どうやらミニクッパが廊下の掃除当番だったようだ。
「ガウ!掃除も終わったし、他の奴等と遊びに行くのだ!」
そう言い、掃除したばかりの廊下をかけていくミニクッパであったが…。
「お?」
この城の主がいる部屋の前を通り過ぎようとした時、その大きな扉がほんの少しだけ開いているのが目に入った。
(?、ナンダ?)
隙間はミニクッパが覗くことができる程開かれており、中に気配を気付かれないよう、ミニクッパはそっと中を覗いてみた。
中を覗いてみると、大きな椅子にこの城の主は座っていた。椅子の向きの関係で扉からは彼の顔が見る事ができなかった。
だが…
「ぐぬぅ……;」
(!?、クッパ様?;)
なんと、軍の長であるクッパが大きなため息をついているのだった。これは、下っ端である彼にとっては大事件であった。
(た、大変だ…!あのクッパ様が溜息を…;これは他の奴等に相談しないと…!)
ダダダッ!
そう思ったミニクッパは一目散で主の部屋を後にするのだった。
《電話》