エリリン
あとがき
ヨシエさん、リクエストありがとうございました!
ミスターLは自分の中で、オカンにちょっとイキってくるようになった中坊のイメージがあります←
そんな彼と彼をからかって遊ぶディメーンのやりとりを書きたかったのですが、中々いい案が浮かばずこんな感じに。
ヨシエさん、書き直し可なので、もし良かったらもらってやって下さい。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
下、おまけ
おまけ
~ハザマタウン~
「?」
次の扉へ向かう途中、ふいにマリオは後を振り返った。
だが、彼が見たものは、不思議そうな顔をしたアンナ、ピーチ、クッパの姿であった。
「どうしたのマリオ?」
代表して問うアンナの言葉に、マリオは苦笑いをして答えた。
「いや、今誰かに呼ばれたような気がしたんだ」
「呼ばれた?今貴方に誰か声をかけたのかしら?」
「ワタシもそのような声は聞いていないわ」
ピーチの疑問にアンナも賛同する。
実際、彼等の他に周りには誰もおらず、メンバーである3人も、誰もマリオに声をかけていないのであった。
そんな状況に、クッパはしたり顔だ。
「ふん、マリオ、貴様とうとう耳がおかしくなったのではないか?我輩も何も聞こえなかったぞ」
「えー?そうなの?おかしいなぁ、うーん…空耳だったのかなぁ。確かに聞こえた気がしたんだけど」
そう言いうーん…と考え込むマリオに、3人は動揺を隠せない。
(ねぇ⁉マリオどうしちゃったの⁉)
(分からないわ、今まで不調を訴えるような言動は無かったもの。ステータス的にも問題ない筈よ)
(じゃあマリオにしか聞こえない声があるというの?まさかお化け⁉)
(まさか⁉)
(それはないのではないか?ここにその様な気配は感じられないのだ。それに奴に聞こえるなら魔力の高い我輩らが聞こえない筈ないのだ)
(な、なるほどそうよね!)
(という事はマリオは幻聴を聞いているということ?)
(たっく、あれ程萎びたキノコは食うなと言っておったのに…!)
(それもあるけど、今までの冒険で疲れが溜まっていたのもあるかもしれないわ。どうしたらいいのかしら⁉)
(ピーチ落ち着いて…とりあえずは休憩を入れて疲れを取ってもらうのはどうかしら?キノコ対策にさりげなく解毒剤と整腸剤も飲んでもらいましょう)
((賛成))
マリオが考え込んでいる隙にコソコソ話で会議をした3人は、出た結論にコクリと頷いたのだった。そして意を決したアンナがまずマリオに話しかけた。
「ね、ねぇマリオ大丈夫?何なら少し休んでから出発しましょうか?」
「そうよねぇ!こんな状態じゃあ何が起こるか分からないし、アンナの言う通り休憩しましょう!」
「う、ウム。疲労は戦況に大きく影響する。まぁ、たまには休むのも悪くないのだ」
「え、えぇ?僕そんな疲れてる訳じゃ…」
「「「いいから」」」
「ぁ、はい…」
こうしてマリオは心配した3人に言いくるめられ、充分休憩をとってからつぎの冒険に向かったのであった。
おわり
幻聴を聞いていると思われガチで心配されている兄さん笑
ヨシエさん、リクエストありがとうございました!
ミスターLは自分の中で、オカンにちょっとイキってくるようになった中坊のイメージがあります←
そんな彼と彼をからかって遊ぶディメーンのやりとりを書きたかったのですが、中々いい案が浮かばずこんな感じに。
ヨシエさん、書き直し可なので、もし良かったらもらってやって下さい。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
下、おまけ
おまけ
~ハザマタウン~
「?」
次の扉へ向かう途中、ふいにマリオは後を振り返った。
だが、彼が見たものは、不思議そうな顔をしたアンナ、ピーチ、クッパの姿であった。
「どうしたのマリオ?」
代表して問うアンナの言葉に、マリオは苦笑いをして答えた。
「いや、今誰かに呼ばれたような気がしたんだ」
「呼ばれた?今貴方に誰か声をかけたのかしら?」
「ワタシもそのような声は聞いていないわ」
ピーチの疑問にアンナも賛同する。
実際、彼等の他に周りには誰もおらず、メンバーである3人も、誰もマリオに声をかけていないのであった。
そんな状況に、クッパはしたり顔だ。
「ふん、マリオ、貴様とうとう耳がおかしくなったのではないか?我輩も何も聞こえなかったぞ」
「えー?そうなの?おかしいなぁ、うーん…空耳だったのかなぁ。確かに聞こえた気がしたんだけど」
そう言いうーん…と考え込むマリオに、3人は動揺を隠せない。
(ねぇ⁉マリオどうしちゃったの⁉)
(分からないわ、今まで不調を訴えるような言動は無かったもの。ステータス的にも問題ない筈よ)
(じゃあマリオにしか聞こえない声があるというの?まさかお化け⁉)
(まさか⁉)
(それはないのではないか?ここにその様な気配は感じられないのだ。それに奴に聞こえるなら魔力の高い我輩らが聞こえない筈ないのだ)
(な、なるほどそうよね!)
(という事はマリオは幻聴を聞いているということ?)
(たっく、あれ程萎びたキノコは食うなと言っておったのに…!)
(それもあるけど、今までの冒険で疲れが溜まっていたのもあるかもしれないわ。どうしたらいいのかしら⁉)
(ピーチ落ち着いて…とりあえずは休憩を入れて疲れを取ってもらうのはどうかしら?キノコ対策にさりげなく解毒剤と整腸剤も飲んでもらいましょう)
((賛成))
マリオが考え込んでいる隙にコソコソ話で会議をした3人は、出た結論にコクリと頷いたのだった。そして意を決したアンナがまずマリオに話しかけた。
「ね、ねぇマリオ大丈夫?何なら少し休んでから出発しましょうか?」
「そうよねぇ!こんな状態じゃあ何が起こるか分からないし、アンナの言う通り休憩しましょう!」
「う、ウム。疲労は戦況に大きく影響する。まぁ、たまには休むのも悪くないのだ」
「え、えぇ?僕そんな疲れてる訳じゃ…」
「「「いいから」」」
「ぁ、はい…」
こうしてマリオは心配した3人に言いくるめられ、充分休憩をとってからつぎの冒険に向かったのであった。
おわり
幻聴を聞いていると思われガチで心配されている兄さん笑
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