流れ星
あとがき
エレナさんキリ番踏んで下さりありがとうございました!そして遅くなってごめんなさいね;
人は、信じることができる生き物です。そして人を信じ、信じられ、その人の為に何をすることが出来るのか、考え、尽くすことのできる生き物です。
疑うことは簡単です。世の中疑わなきゃやっていけないことだってあります。そんな中でも、せめて目の前にいる人だけは信じてあげよう?っていう話です←
疑っちゃあ、自分を信じてくれている人たちにも悪いしね。
ていうか…、最初は軽くギャグ路線でいこうと思っていたのに、どうしてこうなった!?←
路線変更怖ぇ!!←
そもそもお題がマリオとピーチが天体観測している話ということなのに、あの2人ちゃんと天体観測してねぇ!!本末転倒だ!!←
…とまぁ、こんな難ありの作品になってしまいましたが…。よろしければ、エレナさん、持って行って下さい…orz
ここまで読んでくれてありがとうございました!!!
下、おまけ
おまけ
翌日
~ドクターコキノの診療所~
「全く…あばら6本・両腕骨折、切り傷擦り傷多数。全治2か月だなんて…!!」
「…;」
ルイージがぷんすか怒りながら言うその台詞に、マリオは苦笑いをするしかなかった。
現在マリオはとある有名なお医者さんが経営している診療所に入院中。
何故そのお医者さんが有名なのかというと、魔法や占いであっという間に病気や怪我を治してくれるからである。
だから、そのお医者さんが2か月もかけないと治らないということは、かなりの重症だからなのである!
「ホントよねぇ…、カメック達に攻撃を食らい崖から落とされ、挙句の果てにはクッパと死闘を繰り広げたと…。厄日に他ならないわね」
そう言いながらデイジーはマリオが寝ているベッドの傍にある椅子に腰かけ、リンゴを切ってくれていた。
「全くだ」モグモグ
「あぁ、お姫さんとの電話を盗聴されたばかりに…」モグモグ
そしてその隣には、ワリオとワルイージが2人でデイジーが切ってくれたリンゴをモグモグと食べながら、マリオに同情していた。
ワルイージの言う通り、マリオとピーチとの電話の内容がクッパ軍に漏れてしまっていたようだ。経路は不明だが、奴等が確実にこの情報を知っていなければ、昨日起きた犯行はどれも不可能なのだ。
まさかコイツが…?とか思ってしまう程の情報の仕入れの速さに、マリオはまた苦笑いをした。
「ちょっと!何怪我人でもないあんた等がリンゴ食べてるのよ!!」
「いやぁ、昼飯食ってなくて」
「そうそう」
「売店行って来い!!」
「まぁまぁデイジー、落ち着いて…;」
「ていうかマリオ、また派手にやられたよなぁ。どんだけ死闘を繰り広げたんだよ」
プリプリと怒るデイジーがルイージに宥められている中、デイジーを怒らせた張本人であるワリオは悪びれる様子も無く、マリオをおちょくるように質問を投げかけた。
「うん、まぁ…、結構ね…;」
「「?」」
勿論、クッパとの死闘では、あばらは何本かやられたが、現時点のようにここまで酷くはなっていなかった。
では何故か?それは、少し遡る…
ー昨夜ー
ピーチの頬も夜空も涙が渇いた頃、ピーチはマリオに感謝と謝罪の念を伝えていた。
「マリオ!今日は本当にありがとう!!そしてこんなことになってしまってごめんなさい!!」
「いえ、僕も悪いのです。僕がしっかりしていればこんな事にはならなかったのですから…」
「でも…!」
「それに…」
「?」
「あのハンマーも、流れ星も、貴女の御陰ですよね」
「え…、でも、あれは偶然…」
「いいえ、偶然ではない。あれは貴女が僕の為に願ってくれたからできたんだ。もし、貴女が願ってくれなかったら、僕はずっと1人で戦っていると思っていたし、きっと勝てなかった」
「…」
「だから、僕からも伝えたい。本当にありがとう!そしてごめんなさい!」
「…」ウルッ
「?…姫?」
「マリオ~!!うわーーん!!!」
ぎゅ~!
「!?」
ピーチは抑えていた涙がとうとう我慢できず、声を上げ泣きながらマリオに抱き着いた!
だが、それは思った以上の力だったようで…
そして、それを防御する為の魔力も残っておらず、弱りきり、ボロボロになったマリオの身体は…
バキボキベキ…!!!
リアルな悲鳴をあげていた。
「¥@*^+:!!!;;;」
(ひ、ヒギャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!)
そして今に至る←
「はぁ…」
(これは…言える訳ないな…特に目の前の人等には…;)
そう思い、全身包帯ぐるぐる巻きの不自由な身体をすこし動かし、窓の外の青い空を見ていたマリオだった。
~ピーチ城キッチン~
「♪~♪~、さぁて、もうすぐでピーチスペシャルお粥の完成ね!」
そう言いながら、土鍋に入っている青黒いお粥らしき物体を見つめ、マリオの笑顔を思い浮かべながら楽しそうなピーチであった。
マリオの試練は続く←
おわり
エレナさんキリ番踏んで下さりありがとうございました!そして遅くなってごめんなさいね;
人は、信じることができる生き物です。そして人を信じ、信じられ、その人の為に何をすることが出来るのか、考え、尽くすことのできる生き物です。
疑うことは簡単です。世の中疑わなきゃやっていけないことだってあります。そんな中でも、せめて目の前にいる人だけは信じてあげよう?っていう話です←
疑っちゃあ、自分を信じてくれている人たちにも悪いしね。
ていうか…、最初は軽くギャグ路線でいこうと思っていたのに、どうしてこうなった!?←
路線変更怖ぇ!!←
そもそもお題がマリオとピーチが天体観測している話ということなのに、あの2人ちゃんと天体観測してねぇ!!本末転倒だ!!←
…とまぁ、こんな難ありの作品になってしまいましたが…。よろしければ、エレナさん、持って行って下さい…orz
ここまで読んでくれてありがとうございました!!!
下、おまけ
おまけ
翌日
~ドクターコキノの診療所~
「全く…あばら6本・両腕骨折、切り傷擦り傷多数。全治2か月だなんて…!!」
「…;」
ルイージがぷんすか怒りながら言うその台詞に、マリオは苦笑いをするしかなかった。
現在マリオはとある有名なお医者さんが経営している診療所に入院中。
何故そのお医者さんが有名なのかというと、魔法や占いであっという間に病気や怪我を治してくれるからである。
だから、そのお医者さんが2か月もかけないと治らないということは、かなりの重症だからなのである!
「ホントよねぇ…、カメック達に攻撃を食らい崖から落とされ、挙句の果てにはクッパと死闘を繰り広げたと…。厄日に他ならないわね」
そう言いながらデイジーはマリオが寝ているベッドの傍にある椅子に腰かけ、リンゴを切ってくれていた。
「全くだ」モグモグ
「あぁ、お姫さんとの電話を盗聴されたばかりに…」モグモグ
そしてその隣には、ワリオとワルイージが2人でデイジーが切ってくれたリンゴをモグモグと食べながら、マリオに同情していた。
ワルイージの言う通り、マリオとピーチとの電話の内容がクッパ軍に漏れてしまっていたようだ。経路は不明だが、奴等が確実にこの情報を知っていなければ、昨日起きた犯行はどれも不可能なのだ。
まさかコイツが…?とか思ってしまう程の情報の仕入れの速さに、マリオはまた苦笑いをした。
「ちょっと!何怪我人でもないあんた等がリンゴ食べてるのよ!!」
「いやぁ、昼飯食ってなくて」
「そうそう」
「売店行って来い!!」
「まぁまぁデイジー、落ち着いて…;」
「ていうかマリオ、また派手にやられたよなぁ。どんだけ死闘を繰り広げたんだよ」
プリプリと怒るデイジーがルイージに宥められている中、デイジーを怒らせた張本人であるワリオは悪びれる様子も無く、マリオをおちょくるように質問を投げかけた。
「うん、まぁ…、結構ね…;」
「「?」」
勿論、クッパとの死闘では、あばらは何本かやられたが、現時点のようにここまで酷くはなっていなかった。
では何故か?それは、少し遡る…
ー昨夜ー
ピーチの頬も夜空も涙が渇いた頃、ピーチはマリオに感謝と謝罪の念を伝えていた。
「マリオ!今日は本当にありがとう!!そしてこんなことになってしまってごめんなさい!!」
「いえ、僕も悪いのです。僕がしっかりしていればこんな事にはならなかったのですから…」
「でも…!」
「それに…」
「?」
「あのハンマーも、流れ星も、貴女の御陰ですよね」
「え…、でも、あれは偶然…」
「いいえ、偶然ではない。あれは貴女が僕の為に願ってくれたからできたんだ。もし、貴女が願ってくれなかったら、僕はずっと1人で戦っていると思っていたし、きっと勝てなかった」
「…」
「だから、僕からも伝えたい。本当にありがとう!そしてごめんなさい!」
「…」ウルッ
「?…姫?」
「マリオ~!!うわーーん!!!」
ぎゅ~!
「!?」
ピーチは抑えていた涙がとうとう我慢できず、声を上げ泣きながらマリオに抱き着いた!
だが、それは思った以上の力だったようで…
そして、それを防御する為の魔力も残っておらず、弱りきり、ボロボロになったマリオの身体は…
バキボキベキ…!!!
リアルな悲鳴をあげていた。
「¥@*^+:!!!;;;」
(ひ、ヒギャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!)
そして今に至る←
「はぁ…」
(これは…言える訳ないな…特に目の前の人等には…;)
そう思い、全身包帯ぐるぐる巻きの不自由な身体をすこし動かし、窓の外の青い空を見ていたマリオだった。
~ピーチ城キッチン~
「♪~♪~、さぁて、もうすぐでピーチスペシャルお粥の完成ね!」
そう言いながら、土鍋に入っている青黒いお粥らしき物体を見つめ、マリオの笑顔を思い浮かべながら楽しそうなピーチであった。
マリオの試練は続く←
おわり