バッジ -その3-

オリキャラ紹介

オリキャラは他の話ではできるだけ出さないようにしていきたいため、ここで紹介していきたいと思います。



キノール
キノコ王国の住人。ノーゼルの研究が初期段階の時に拉致され実験体となり、顔と手がモグラになってしまった。地下のアジトで捕えられていたが、仲間達を引き連れ脱走を試みるが失敗。首謀者である彼は一人、脱出できないよう魔法がかけられてある牢屋に入れられていた。実験が初期段階であったが故中途半端にモグラにされてしまった分、穴を掘れたり、鼻や耳が良くなったなどモグラの能力が少しだけ使えるみたいだ。


カエル
本名はキノルス。キノコ王国の住人である。実験が完成に近い時に拉致され実験体となり、頭のきのこのかさだけを残し、後は完璧なカエルに変えられてしまった。その為人の言葉を発せられない。キノールが企てた脱出に参加し、唯一彼だけが逃げ延び地上に出ることができた。とにかく、地下のアジトのことを誰かに伝えることが逃げ延びた者の使命。彼はその使命を果たすべく、ある1人の髭の男に目をつけ、ただひたすら彼の後を追いかけたのだった。


ノーゼル
クッパ軍カメック部隊研究・開発班に所属するカメック。カメック部隊の服の色は通常青なのだが、彼は何故かいつも黄色の服を着ており、研究・開発班故か研究用の白衣をその上から着ている。目立つのは服装だけでない。自分以外の者は皆実験対象としか思っておらず、考えも陰湿かつ過激。その為か軍の中でも彼の存在はひときわ浮き出ていたのだった。
そんな彼はある日ある計画を思いついた。実行すれば王国が簡単に落とせる面白い計画だ。だがその為には実験をし、とある薬を開発しなければならない。それには沢山のマウス、そして人手が欲しかった。彼はクッパのもとへ行き、その計画とその為の実験の許可をもらえるよう頼んだ。

だが、断られた。

クッパはその計画が気に入らないと言うのだ。彼は真っ向からマリオと挑み勝ちたいと思っているため、内部から潰すようなこのやり方は少々気に入らなかったのだ。

断られた為、実験も計画も試すことができない…。
…それなら…

マウスも人手も自分で確保するしかない。

そう考えたノーゼルは、地下の者たちに目をつけた。キノコタウンの地下に住む彼らは、クッパ軍からの要請がある時のみ動く。要は非正規の軍隊なのだ。そんな彼らも、クッパへの忠誠は忘れてはいない。その為、ノーゼルは彼らに、クッパからの命令だと騙し自分の計画の手伝いをさせることにした。そしてマウスはキノコタウンから住人を利用すればいいこと。アジトも魔法で隠し、見えなくした。

すべては順調だった。

だが、モグラとカエルにより自分の計画が終止符を打たれるとは思ってもみなかったのだった。
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