バッジ -その3-
翌日
~ミステールの家~
ピーチはミステールにバッジと服を返しにきていた
「ミステールさん、昨日は本当にありがとう」
「ああんVいいわよぅV昨日は楽しめた?」
「えぇまぁ、一応;」
「?」
「そ、それより!探し物を見つけてほしいの!;」
(バッジ付けたせいで事件に巻き込まれたなんて言えないわよね…;)
「探し物?ああんVお安い御用よV何を探せばいいかしら?」
「私のハンカチを探してほしいの」
「ハンカチ?」
「えぇ、公園のトイレで使った記憶はあるんだけど…それ以降どこにやったか分からなくて…;」
すると、ピーチにとって思いもよらない答えがかえってきた
「ハンカチならここにあるわよV」
・・・。
「はいぃ!?」
「ほらV」
そう言ってミステールが持ってきたのは紛れもなく自分が無くしたはずのハンカチだった
「ほ、本当だわ…;でも何故ここにあるの?」
「え?ぇ、えっと;」
「?」
「ぁ、アツメールがね、そこで拾ったのよ、そこでV;」
「…。」
明らかにミステールは挙動不審だ…
これは…怪しい!
「ねぇ、ミステールさん?」
「な、何かしら?;」
「それって本当?」
「ほ、本当よ?;」
「…。本当?」
ピーチはミステールの目を食い入るかのごとく見つめながら尋ねた
・・・。
「…はぁ、やっぱり私ってウソって下手ね…;」
とうとうミステールは白状した
「で、本当は誰なの?」
「本当は…」
「本当は?」
「マリオちゃんよV;」
・・・。
え?え?それって…
私の変装見破られてたってことおおおおお!!!!?
スタスタ・・・
ピーチは外の方へ歩き出した
「ど、どこいくの?;」
ミステールが尋ねると
「…マリオのとこ」
バタン!
ピーチはそう言い残しミステールの家を後にしたのだった
「…。ごめんねマリオちゃん、てへっ、失敗しちゃったV」←
ピーノがピーチであると気が付いていたマリオは、どうやら直接本人に渡すのはまずいと思ったのか、ミステールを経由して渡すことにしたようだ。
それがかえって仇になるとは思ってもいなかったのだろう。
勿論、ピーチがマリオの家に押しかけ、マリオを暫くの間尋問をしたのはいうまでもなかった
「ねぇ!?いつ!?どこで気が付いてた訳!?何で言ってくれなかったの!?」
「いや、だからそれは…;;」
「ちゃんと答えてちょうだい!!」
「はぁ…;;;」
おわり
次あとがき
~ミステールの家~
ピーチはミステールにバッジと服を返しにきていた
「ミステールさん、昨日は本当にありがとう」
「ああんVいいわよぅV昨日は楽しめた?」
「えぇまぁ、一応;」
「?」
「そ、それより!探し物を見つけてほしいの!;」
(バッジ付けたせいで事件に巻き込まれたなんて言えないわよね…;)
「探し物?ああんVお安い御用よV何を探せばいいかしら?」
「私のハンカチを探してほしいの」
「ハンカチ?」
「えぇ、公園のトイレで使った記憶はあるんだけど…それ以降どこにやったか分からなくて…;」
すると、ピーチにとって思いもよらない答えがかえってきた
「ハンカチならここにあるわよV」
・・・。
「はいぃ!?」
「ほらV」
そう言ってミステールが持ってきたのは紛れもなく自分が無くしたはずのハンカチだった
「ほ、本当だわ…;でも何故ここにあるの?」
「え?ぇ、えっと;」
「?」
「ぁ、アツメールがね、そこで拾ったのよ、そこでV;」
「…。」
明らかにミステールは挙動不審だ…
これは…怪しい!
「ねぇ、ミステールさん?」
「な、何かしら?;」
「それって本当?」
「ほ、本当よ?;」
「…。本当?」
ピーチはミステールの目を食い入るかのごとく見つめながら尋ねた
・・・。
「…はぁ、やっぱり私ってウソって下手ね…;」
とうとうミステールは白状した
「で、本当は誰なの?」
「本当は…」
「本当は?」
「マリオちゃんよV;」
・・・。
え?え?それって…
私の変装見破られてたってことおおおおお!!!!?
スタスタ・・・
ピーチは外の方へ歩き出した
「ど、どこいくの?;」
ミステールが尋ねると
「…マリオのとこ」
バタン!
ピーチはそう言い残しミステールの家を後にしたのだった
「…。ごめんねマリオちゃん、てへっ、失敗しちゃったV」←
ピーノがピーチであると気が付いていたマリオは、どうやら直接本人に渡すのはまずいと思ったのか、ミステールを経由して渡すことにしたようだ。
それがかえって仇になるとは思ってもいなかったのだろう。
勿論、ピーチがマリオの家に押しかけ、マリオを暫くの間尋問をしたのはいうまでもなかった
「ねぇ!?いつ!?どこで気が付いてた訳!?何で言ってくれなかったの!?」
「いや、だからそれは…;;」
「ちゃんと答えてちょうだい!!」
「はぁ…;;;」
おわり
次あとがき