バッジ ‐その1‐
翌日
~キノコ城ピーチの部屋~
「はぁ~」
いつもより大きな溜息をついているのは、この城の主でありこの部屋の主でもあるピーチ姫だ
「はぁ~…
…淋しいわ」
そう、ぽつりと彼女は呟いた
最近の物騒な事件のせいでお城の皆も何かと忙しそうにしているし、何よりそれでマリオまでかりだされたもんだから、それ以来彼に会っていないのだ
事件で彼は忙しそうだし大変そうなのは分かっている
でも
「はぁ~…
マリオに会いたい…」
淋しい思いはごまかしきれないものである
会えないと分かっていても会いたいと思えてくるのだ
「暇だわ…」
それに加えて彼女は今暇なようだ
♪~♪~♪~
「?」
突然彼女の携帯が鳴った
「もしもし?」
『ああんvピーチ姫?v』
「あら、ミステールさん」
なんと電話をしてきたのはミステールさんだった
「何かご用なのかしら?」
『えぇ、そうよぅv実はねv貴女に見せたい物があるのよぅvV』
「見せたい物?」
『えぇvできればこちらまで来て頂けたら嬉しいわぁv』
まぁ、いいか、暇だし
「えぇ、かまわないわ。今からそちらに行ってもいいかしら?」
『ああんvいいわよvV』
「分かった。じゃあ今からそちらに行くわ」
ということで、ピーチはミステールさんの所へ行くことにした
何故彼女がミステールと親しいのか
それは、前から彼女が暇な時、しばしばお城を抜け出しては星ふる丘の近くに住んでいるミステールの所へ遊びに行き、いろいろお喋りをしているからであった
ガチャ
彼女はベランダの扉を開けベランダに出た
そしてぴょんとベランダから飛び降りた!
ここの高さは地上から十数メートルは軽くある
普通だったら骨折か命を落としてしまうこともあるだろう
だが、それは普通に飛び降りたらの話で…
バサッ!
勿論彼女は違う
フワッ
ピーチは常備のパラソルを開き、優雅にゆっくりと、下へ降りていく
こんな常人離れしたことが出来るのは、きっと彼女の魔法故なのだろう
スタッ
見事華麗に着地
そしてそのままお城の者達に見つからないように気をつけて、ミステールが住んでいる星のふる丘へ向かうのだった…
~キノコ城ピーチの部屋~
「はぁ~」
いつもより大きな溜息をついているのは、この城の主でありこの部屋の主でもあるピーチ姫だ
「はぁ~…
…淋しいわ」
そう、ぽつりと彼女は呟いた
最近の物騒な事件のせいでお城の皆も何かと忙しそうにしているし、何よりそれでマリオまでかりだされたもんだから、それ以来彼に会っていないのだ
事件で彼は忙しそうだし大変そうなのは分かっている
でも
「はぁ~…
マリオに会いたい…」
淋しい思いはごまかしきれないものである
会えないと分かっていても会いたいと思えてくるのだ
「暇だわ…」
それに加えて彼女は今暇なようだ
♪~♪~♪~
「?」
突然彼女の携帯が鳴った
「もしもし?」
『ああんvピーチ姫?v』
「あら、ミステールさん」
なんと電話をしてきたのはミステールさんだった
「何かご用なのかしら?」
『えぇ、そうよぅv実はねv貴女に見せたい物があるのよぅvV』
「見せたい物?」
『えぇvできればこちらまで来て頂けたら嬉しいわぁv』
まぁ、いいか、暇だし
「えぇ、かまわないわ。今からそちらに行ってもいいかしら?」
『ああんvいいわよvV』
「分かった。じゃあ今からそちらに行くわ」
ということで、ピーチはミステールさんの所へ行くことにした
何故彼女がミステールと親しいのか
それは、前から彼女が暇な時、しばしばお城を抜け出しては星ふる丘の近くに住んでいるミステールの所へ遊びに行き、いろいろお喋りをしているからであった
ガチャ
彼女はベランダの扉を開けベランダに出た
そしてぴょんとベランダから飛び降りた!
ここの高さは地上から十数メートルは軽くある
普通だったら骨折か命を落としてしまうこともあるだろう
だが、それは普通に飛び降りたらの話で…
バサッ!
勿論彼女は違う
フワッ
ピーチは常備のパラソルを開き、優雅にゆっくりと、下へ降りていく
こんな常人離れしたことが出来るのは、きっと彼女の魔法故なのだろう
スタッ
見事華麗に着地
そしてそのままお城の者達に見つからないように気をつけて、ミステールが住んでいる星のふる丘へ向かうのだった…