政略なんたら

「ぇ?…こ、婚約?;;;」

「はい、そうですピーチ姫。息子と結婚するのは貴女しかいないと思っております!」







「…ちょっとすみません、大臣、ちょっと」


「は、はい;;」


「ひ、姫様お待ち下され!;;」


ピーチは大臣を連れ、後からキノじぃも追いかけ、3人廊下に出た



「ちょっと!!どういうこと!?私何も聞いていないわ!!」


「いえ、だって姫様にそんなこと話したら来ないじゃないですか」


「当たり前じゃない!!だって私は…」


「?;;」










「私は、マリオと付き合ってるの!」


「姫様…;」









だが





キノコ大臣はぽつりとこう呟いた…







「姫様…マリオ殿のことは…









どうか諦めて下され」



「!?;」





「国の繁栄の為と、両国が取り決めたことでございます…」



「…;;」






「だから、どうか諦めて下され…」














そんな…





待ってよ…






そんなの…





























ガバッ




「いぃぃぃいいやあ゛ぁぁぁぁあああああああああああああああああああ!!!!!!









って…あれ…?」






チュンチュン



小鳥がさえずり、清々しい朝である




しかもピーチが今いる所はピーチの部屋のベッドの上



…ってことは?



















「Σあ、夢落ち!?よかった!!よかった夢で!!ほんとよかった!!;;;」



ドンドンドンドン!!



「姫様ああああああ!!どうされたのじゃあああああ!!!?姫様ああああああああああああ!!!!」←キノじぃ





なんだかんだで今日もキノコ王国は平和なのだった←



おわり


次、あとがきとおまけ
4/5ページ
スキ