冬の楽しみ

「だから言わんこっちゃないのだ!!おい!大丈夫か!?;」



クッパは慌ててマリオが落ちた場所に駆け寄る!



「…」



だがまだマリオは浮かんでこない!



(おいマジかよ;)
「おい!;」


「ぷはぁ!!」

「!?;」



マリオは落ちた所から浮かんできた。



「大丈夫か!?;」


「アハハ、落ちちゃった;」


「はぁ…貴様という奴は…;はしゃぎ過ぎなのだ!!」



「ご、ごめん…;」


「…ほれ、早く上がるのだ」


スッ…



そう言いクッパはマリオに手を差し延べた。



「ぁ、ありがと;」


ザバッ


マリオはクッパの手を借り池から上がった。



「あぁあ、びしょ濡れになっちゃったよ;」



マリオは濡れた帽子やマフラーを搾りながらそう言った。


「ふん、たっく、調子にのって遊んどるからこうなるのだ!」

「ハハ、そうだね、ちょっとはしゃぎ過ぎたよ;」


マリオは固く絞って水気が無くなった帽子を被り直した。


「さて、早く帰って着替えないと;…流石にマフラーは巻けないな;」



そして濡れたマフラーと買い物袋を持ち…


「ごめんよクッパ、付き合わせちゃって、帰ろう」



と言ったのだった。





だが





「待て」

「?」



フワッ



マリオの首にフワリとかかったのは、大きな緑色のマフラー。





「ぁ」




「まだ館まで距離がある、…そんなずぶ濡れでは風邪引くのだ;」ボソッ



「ありがとうクッパ、とってもあったかいよ」


「ふん、ほら早く帰るぞ!;」


「分かった(^^)」




こうして2人は家路につくのだった。




(はぁ、世話の焼ける奴だ)


まんざらでもなさそうですねw



うるせぇ!!byクッパ



おわり



次、あとがきとおまけ
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