「…捕まえたのだ！」



クッパはマリオをがっちりと掴んで離そうとしない！



「…っ!?;」
(ま、まさか、これを狙ってたから、あの攻撃をわざと仕掛けたか!?;)



そう、クッパが使う、敵を捕まえるモーションは…





「行くぞ!!ダイビングプレス!!」




グルン!!



クッパはマリオを掴んだまま一気に上へ飛び上がった！




ヒューン…







「…!!;」







2人が落ちる先は…




ステージの端から離れた、まるで底の無いようにみえる暗闇…





「!?;」
(このままじゃ僕が先に落ちることになる…




こうなったら…





一か八かだ!!)




バッ！

「？」


マリオはクッパの顔面に手を出した。




そして…






「ファイアボール!!」


ボボッ！


「!?」



「熱っっ!!;」



マリオは出した手からファイアボールを繰り出した！

ほぼゼロ距離から放たれたファイアボールは見事クッパの顔面にヒット！


当然、クッパは熱がる訳で…



(クッパが怯んだ！…これなら！)



当然、一瞬の隙も生まれる…！



ドゴッ！


「グッ！;」



マリオはクッパの一瞬の隙を突き、クッパにサマーソルトを繰り出し、上へ蹴り上げた！！




ピョイーン！



ガシッ！



スーパージャンプパンチをし、なんとか崖掴まりに成功！




「おのれ!!」



グウゥゥン！！



クッパも負けじとジャンプをし切り返しにかかる！






すると…








ピョイン！





「!?」




マリオがクッパの目の前までジャンプしてきた！



「どりゃっ…！」



ドガッ！



「グアッ！」



マリオ、クッパに追い撃ちの空中サマーソルト！



クッパはそのままステージ横から場外まで一気に吹っ飛んでゆく!!





「ぐぬぬ…!!ここで…、ここで負けてたまるかああああああ!!」



グルルルンッ！！



クッパの気合いの切り返しジャンプによりなんとか場外を免れた!!




だがまだステージまでには遠い。




クッパは2回目のジャンプをしようとした…




その時…!!




ピョイン！



「!?」




クッパの目の前には既にマリオが待ち受けていた…！


そしてマリオはこの時点でもう既に拳を構えていた。


マリオのこのモーションは…







「メテオ…」




「ふん！同じこt…!?」
(なっ…!?;)