暇潰しの条件乱闘

~終点~



3、2、1、GO!!




「よし、行くぞ!」



マリオはスタートすると同時に、クッパの所へ一目散に駆け寄り先手を狙う!



「ふん!そうはいかん!」


ブオオォォォオ!!



「わわ!;」



クッパはマリオ目掛けてクッパブレスを吐いた!



マリオはなんとか後へ回避し炎を喰らわずにすんだようだ。



「こっちから行かせてもらうのだ!」


ダダッ!



クッパはブレスを吐き終ると同時に、マリオの方へダッシュし攻撃を仕掛ける!


「うりゃ!!」


「!」


シュ!



マリオはそれに気付きクッパの後へ前転回避!クッパのダッシュ攻撃は空を切る。


後をとったマリオは続けざまクッパに蹴りをいれる!

「ちっ外したk」
「やっ!」


「なっ!」


ドガッ!!



クッパは素早くシールドを展開!間一髪で攻撃を凌いだ。だが、シールドはそのせいで少し小さくなってしまったようだ。


「ぁ…!…っ」


ピョイン!


攻撃を防がれた為マリオは後へジャンプし、距離を取る。


「…まさか今のを防がれるとは思ってなかったよ」

「ふん、あんな生温い蹴り、防いで当然なのだ」

「それにしては焦ってなかったかい?」

「そ、それはお前の目が節穴なだけなのだ!」

「へぇ…、そう」ニコニコ

「…!これ以上無駄口を叩けないようにしてやる!」

「そうこなくっちゃ、…行くぞ!」

ボ!ボ!ボ!


マリオはそう言うとすぐさまファイアボールを放った!


「!」


クッパはそれを避ける為マリオの方へジャンプをした!


(よし、奴に攻撃を仕掛けるチャンスなのだ!)


マリオの頭上へジャンプすれば空中から攻撃することが出来る。


そう考えたクッパが攻撃体勢に入ろうとした











「!?」
(な!?)




クッパの目の前には、マリオが既に待ち構えていた!




(まさか…、こうなる事を見計らってファイアボールを…!)



「メテオナックル!!」



ドゴッ!!



「ぐっ!!」





ドンッ!!

「がっ!!」



攻撃を避ける事ができなかったクッパは、攻撃をもろに受け地面にたたき付けられた!



「ぐ…;」


「マリオトルネード!」


「!」


まだマリオの攻撃は続く!

落下と同時にクッパに目掛けて攻撃を仕掛ける!



「我輩とてやられっぱなしではないわい!!」



ドガガッ!!!



「うわっ!」


クッパもマリオ目掛けて上強攻撃を仕掛けた!!


攻撃と攻撃がぶつかりあった結果、マリオは力負けし上空へ吹っ飛ばされてしまった!


蓄積ダメージはまだ少ない為、場外へ吹っ飛ばされずには済んだが…


下の方ではクッパが攻撃をしようと、落ちてくるタイミングを見計らっていた。

「さぁマリオ!来るのだ!」


「…;」
(このまま攻撃をしても力負けするだけだな…;)



そう考えている間にもクッパとの距離はぐんぐんと近づいていく。




そして







(今だ!!)


「どりゃあっ!!」


攻撃出来る距離を見計らったクッパは攻撃を仕掛けた!








だが!
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