禁酒

~スマブラ館医務室~


「はぁ、全く…なんで草取りで爆発なんて起こるんだい?あんな大爆発で館の皆に被害が無かったのは本当奇跡的だよ;」



マリオの疑問もごもっともなのだが


そうなのである!あんな大爆発が起こったのにも関わらず、距離が少し離れていたことと、風向きの影響で館の方は無事であったのだった!!




スネ「そうか、皆無事か…よかったよな、本当…」

CF「俺らはズタボロだけどな…;」

ファ「そうだな…」

ガノ「まぁ、皆一応生きててよかったよな…」

ファ「…そうだな」




やはり7人は大怪我でベッドの上である、中でもスネークは爆弾を所持していたので1番の重傷、後ワリオは軽傷ですんだようだ




スネ「いてて…体中がいてぇ;」

クッパ「我輩も、動けん;」

CF「もう俺らこんなんになったんだからもう酒飲んでもいいだろ」

マリ「いや…決まったことを1日で取り消す訳にはいかないし…草取りも爆発も元を辿ると全部君達がまいた種だし」



マリオごもっとも



ウル「でも…酒…飲みてぇなぁ…」

ガノ「あぁ、労働の後の酒はうまいよな」

CF「あぁ、うめぇな!やっぱ枝豆とビールだろ?」

スネ「何言ってんだよ・・・、やっぱ焼酎だろ?そうだな麦がいいなぁ、イテテ」

ファ「いややっぱそこはウォッカとかテキーラだろ?」

クッパ「どれにしろ飲みてー…」



「……;」



この時マリオは思った



こいつらに何したって酒をやめるようなことはないんだと…


根っからの酒好きなオヤジなんだと…




「うっ、ひっく…!」

「?」



マリオは泣き声のする方に向くと、オリマーがベッドに横たわりながら枕を濡らしていた



「オリマー、大丈夫?;」

「うっ、うっ、あの爆発のせいで、ひっく、ピクミンが、ほぼ全滅しちゃって…!うっ、紫とか白とか増やすのどんだけ面倒臭いのか分かってるのか畜生!ひっく;;;」


「……。;」














~スマブラ館居間~

マリオが医務室から戻るとそこにフォックス、リンク、サムスがいた



リン「ぉ、マリオ」

サム「お疲れ様」

マリ「うん」

フォ「大丈夫だったのか?あいつらは」

マリ「スネークは重傷だね、皆当分動けないけど喋れるよ」

フォ「まぁ、無事なんだな?」

マリ「うん」

フォ「そうか」

リン「それよりどうする?あいつらあんな爆発させやがって」

フォ「そうだなぁ、あの爆発のせいで窓硝子とか結構ふっとんだしな、あぁ金がまた飛ぶ…」

サム「それなら、禁酒期間延ばした方がいいかしらねぇ?」

リン「伸ばす分には俺は良いぞ」

フォ「うーん、そうだなぁ…」






「…いや、いいよ。もう、なんか…」

3人「ぇ…;」
(マリオ…!?;;;)



こうして6人はマリオのおかげ(?)で禁酒期間は引き延ばされずにすんだのだった




禁酒1日目終了


次、あとがきとおまけ
11/12ページ
スキ