～スマブラ館周辺森の中～


ガラガラガラ…



「ここら辺でいいんじゃない？」


「どうだ？オリマー」


「うん、日当たりもいいし大丈夫だと思うよ」




ということでパックンを植木鉢から植え替えることに



そして数分後…




「ふぅ…これでよし！」


「疲れた～;」




植え替え完了！



そして別れの時…



「パック…」


「ガウ！」


オリマーはパックンに別れを言うようだ…


「これからは毎日会えなくなっちゃうけど、頑張って生きていくんだよ！」


「ガウ」


「時々遊び来るからね！」

「ガウ！」



「あのパックン…話分かるの？;」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

「知らねぇよそんなん;」ﾎﾞｿｯ





そして





「元気でね！パック！さようなら！」


「ぐおおおおおおおお!!」

パックンも別れを惜しむかのように叫ぶ




「さよーならー!!」


ダッ！


オリマーは別れを告げたと同時にクルッとパックンに背を向け走り出した！




「ごめんよ！パック！ウワーーーン!!」






オリマーはそのまま走り去っていった…




1番呆気に取られたのはその場にいた4人である




「…ぇ、え？な、なんか走ってっちゃったんだけど;」


「なんか、子犬を拾ったけど親に捨ててきなさいと言われて泣く泣く手放すことになった小学生みたいだな」


「そ、そうか？;」


「でも、オリマー、あんなに思い詰めてたとはね」


「そうだよね、あんなに懐かれる程愛情込めて育ててたみたいだし」


「まぁ、あれだな、ペットは最後まで面倒見ましょうってか」


「ペットか？…これ;」



「ガウ!!」



「わ、悪い悪い;」


「でも…ペットかぁ…」


「兄さん、どうしたの？」


「いや…、こいつをまた館で飼えないかなって」






・・・・。










「「いやいやいやいや;」」


「マリオ、正気か!?;」

「そうだぞ！無理だからここに移したってのに;」

「そうだよ兄さん！無理だって！;」



3人共猛反対



そんなマリオは




「いや、今ちょっと思い付いた事があってね」


「ぉ？それはどんなだ？」



「あぁ、それは…」





はたしてマリオの考えとは…？