初試練
「ワワワワ!ドウシヨウ!!」
「一体何が起こっているのですか⁉」
「分からん。だが、彼奴らが何かで揉めているのは明らかだ」
「チッ、面倒なことを起こしやがって…」
「どうする?俺たちも混じるか?」
「やめておけ、こんな狭い所で闘ったらこの部屋を壊しかねない」
「危ない!避けろ!」
「きゃああ!」
急に巻き添えを食らった周りの新メンバー達は流れ弾から逃げつつも、様々な反応を示し騒然としていた。
そしてそれはJr.達も同じだった。
「な、なんでこうなったのだ…⁉」
(こ、怖いのだ…)
強そうな魔女がいきなり暴れ出すという急展開にJr.は足がすくんでいた。
「わー!!こっちに来るー!」
「避けろラリー!右だ!」
「ギャハハ!何この状況!面白ーい!」
「笑ってる場合じゃないでしょ!!」
「Jr.様お下がり下さい!我々がお守りします!よし!皆でJr.様をお守りするんだ!」
「おー!!」
「!?」
(こんな状況の中でも7人衆は僕を守ってくれる、…だけど、これでいいのか…?
折角、父さんと一緒に戦えるのに…
マリオと戦えるのに…)
Jr.の脳裏に浮かぶのは偉大な父親とその敵であるマリオの姿であった。
(そうだよ。こんな所で皆に守られているようじゃ、いつまで経っても…
あの背中には追いつけない…!)
Jr.は覚悟を決め一歩、また一歩と前へ進む。途中、飛んできた矢がJr.の頬を掠めたが、それでも彼は歩みをやめない。
それに驚いたのは7人衆だ。
「じゅ、Jr.様!」
「私たちがお守りしますから!」
「危ないですよ!」
「…こ、これ位…大丈夫なのだ…!」
「「!?」」
7人衆がJr.の言動に驚きを隠せない中、怖さを押し込めたJr.は歩みを止めず、とうとう7人衆の前に出たのだ。
そして流れ弾が飛び交う中、腕組みをし堂々とその場に立った。
そして
「や、止めるのだー!!!」
恐ろしい魔女へ大きな声で叫んだのだ。
「こ、此処はまだ乱闘する場所じゃないのだ!!止めるのだ!!」
「Jr.様…」
「なんて凛々しい姿なんだ…」
「うおー!!カッコイイぞ!!」
7人衆がその姿に賞賛の声を上げる中、…事態は動いたのだ。
「…あら、可愛い坊やね。貴方も遊びたいの?」
そう言い魔女は銃口をJr.に向けたのだ。
「!?」
「うふふ」
銃口を向けられ焦るJr.に魔女は口角をあげる。その隙をブラピは見逃さなかった。
「もらった!はああ!」
ブラピは勢いよく魔女に近接攻撃を連続で仕掛けたのだ。
魔女はブラピの不意打ちに驚きはしたものの、動揺することなく淡々とかわしていく。そして攻撃と攻撃の間に生じた隙を見逃さず、ガシッとブラピの腕を掴んだのだ。
「な、何⁉」
「うふふ」
魔女は不敵な笑みを浮かべると、ブラピを勢いよく投げ飛ばした!
「ぐぅ!」と小さく声を上げるブラピに対し、彼女は迅速に愛用の銃を構え追い討ちをかける。
ドドドン‼
「うぁああ‼」
放たれた銃弾は投げ飛ばされ隙を生じたブラピに全て命中したのだ。
これによりブラピは怯む形となりほぼ無防備に近い状態になってしまった。
そしてそれを魔女は見逃さなかった。
「まだイケそうね、…食らっときなさい」
魔女の背後の空間が紫色に歪み始めた。そしてぽっかりと空いた紫色の穴から紫色の大きな拳がブラピに目掛け突き出されたのだ!
「⁉」
銃弾を食らった直後で無防備になってしまったブラピにはその攻撃に対処する余裕など無く…
ドゴオオオオ!!
「ぐああああ!!」
繰り出された大きな拳をもろに受けてしまったのだった!
「ブラピー!」
ピットの叫びも虚しく、ブラピは攻撃を受けた衝撃により勢いよく吹っ飛んだ。
彼が吹っ飛ぶ先には…
「⁉Jr.様!危ない!」
「!?」
Jr.がちょうど立っていたのだった!
「!?」
(だ、駄目だ!早い!)
Jr.が気付いた時にはブラピの姿が目の前に迫っていたのだ。
「うわああああ!!」
驚き判断が遅れたJr.は逃げることができず、身構えつつも目を瞑り、来るべき衝撃に備えた!
…その時
「一体何が起こっているのですか⁉」
「分からん。だが、彼奴らが何かで揉めているのは明らかだ」
「チッ、面倒なことを起こしやがって…」
「どうする?俺たちも混じるか?」
「やめておけ、こんな狭い所で闘ったらこの部屋を壊しかねない」
「危ない!避けろ!」
「きゃああ!」
急に巻き添えを食らった周りの新メンバー達は流れ弾から逃げつつも、様々な反応を示し騒然としていた。
そしてそれはJr.達も同じだった。
「な、なんでこうなったのだ…⁉」
(こ、怖いのだ…)
強そうな魔女がいきなり暴れ出すという急展開にJr.は足がすくんでいた。
「わー!!こっちに来るー!」
「避けろラリー!右だ!」
「ギャハハ!何この状況!面白ーい!」
「笑ってる場合じゃないでしょ!!」
「Jr.様お下がり下さい!我々がお守りします!よし!皆でJr.様をお守りするんだ!」
「おー!!」
「!?」
(こんな状況の中でも7人衆は僕を守ってくれる、…だけど、これでいいのか…?
折角、父さんと一緒に戦えるのに…
マリオと戦えるのに…)
Jr.の脳裏に浮かぶのは偉大な父親とその敵であるマリオの姿であった。
(そうだよ。こんな所で皆に守られているようじゃ、いつまで経っても…
あの背中には追いつけない…!)
Jr.は覚悟を決め一歩、また一歩と前へ進む。途中、飛んできた矢がJr.の頬を掠めたが、それでも彼は歩みをやめない。
それに驚いたのは7人衆だ。
「じゅ、Jr.様!」
「私たちがお守りしますから!」
「危ないですよ!」
「…こ、これ位…大丈夫なのだ…!」
「「!?」」
7人衆がJr.の言動に驚きを隠せない中、怖さを押し込めたJr.は歩みを止めず、とうとう7人衆の前に出たのだ。
そして流れ弾が飛び交う中、腕組みをし堂々とその場に立った。
そして
「や、止めるのだー!!!」
恐ろしい魔女へ大きな声で叫んだのだ。
「こ、此処はまだ乱闘する場所じゃないのだ!!止めるのだ!!」
「Jr.様…」
「なんて凛々しい姿なんだ…」
「うおー!!カッコイイぞ!!」
7人衆がその姿に賞賛の声を上げる中、…事態は動いたのだ。
「…あら、可愛い坊やね。貴方も遊びたいの?」
そう言い魔女は銃口をJr.に向けたのだ。
「!?」
「うふふ」
銃口を向けられ焦るJr.に魔女は口角をあげる。その隙をブラピは見逃さなかった。
「もらった!はああ!」
ブラピは勢いよく魔女に近接攻撃を連続で仕掛けたのだ。
魔女はブラピの不意打ちに驚きはしたものの、動揺することなく淡々とかわしていく。そして攻撃と攻撃の間に生じた隙を見逃さず、ガシッとブラピの腕を掴んだのだ。
「な、何⁉」
「うふふ」
魔女は不敵な笑みを浮かべると、ブラピを勢いよく投げ飛ばした!
「ぐぅ!」と小さく声を上げるブラピに対し、彼女は迅速に愛用の銃を構え追い討ちをかける。
ドドドン‼
「うぁああ‼」
放たれた銃弾は投げ飛ばされ隙を生じたブラピに全て命中したのだ。
これによりブラピは怯む形となりほぼ無防備に近い状態になってしまった。
そしてそれを魔女は見逃さなかった。
「まだイケそうね、…食らっときなさい」
魔女の背後の空間が紫色に歪み始めた。そしてぽっかりと空いた紫色の穴から紫色の大きな拳がブラピに目掛け突き出されたのだ!
「⁉」
銃弾を食らった直後で無防備になってしまったブラピにはその攻撃に対処する余裕など無く…
ドゴオオオオ!!
「ぐああああ!!」
繰り出された大きな拳をもろに受けてしまったのだった!
「ブラピー!」
ピットの叫びも虚しく、ブラピは攻撃を受けた衝撃により勢いよく吹っ飛んだ。
彼が吹っ飛ぶ先には…
「⁉Jr.様!危ない!」
「!?」
Jr.がちょうど立っていたのだった!
「!?」
(だ、駄目だ!早い!)
Jr.が気付いた時にはブラピの姿が目の前に迫っていたのだ。
「うわああああ!!」
驚き判断が遅れたJr.は逃げることができず、身構えつつも目を瞑り、来るべき衝撃に備えた!
…その時