初試練
その時
「コンニチワ!」
「「⁉」」
後ろから誰かが声をかけてきたのである。
Jr.達は驚きつつも振り向くと、そこには黄色い球体がいたのである。
「…」
(だ、誰…だっけ…?)
「Jr.様、彼はパックマンです。彼はこことは違う世界でクッパ様やマリオと肩を並べる程の有名人だとか」ヒソヒソ
「⁉それは本当なのかルド…⁉」ヒソヒソ
ルドウィッグからの情報で1人困惑しているJr.をよそに、ロゼッタは「あら、こんにちは」と返事をした。
「ボクの名前はパックマン!ヨロシクネ!君達の名前ハ?」
「私の名はロゼッタ」
「ロゼッタ!ヨロシク!君の名前ハ?」
「⁉、ジュ、Jr.。クッパJr.様なのだ!」
「クッパJr.…、アァ!君はクッパ君の息子カイ?」
「⁉父さんを知ってるのか⁉」
「モチロン!一緒にレースをした中サ!」
「そ、そうなのか…!」
(凄い、流石父さんなのだ…!)
父親の偉大さを改めて感じたJr.なのだった。
そして、そんな和やかな時間は唐突に終わりを告げたのである。
バタン!
「パールテナ様ーーー!!」
「「!?」」
いきなり誰かが扉を凄い勢いで開け入ってきたのだ。Jr.を始めとする居間にいたメンバーは驚きその方向に振り向くと、いかにも上機嫌な顔をしている天使が居間に入ってきたのだった。
「まぁ、ピット!」
「パルテナ様!参戦おめでとうございます!」
「何故貴方がここに?リーダーと副リーダーが来るのではないのですか?」
「えへへ、実はマリオさんに断ってパルテナ様に挨拶をしに来ちゃいました!」
「あらそうなの、うふ、これから貴方と戦えるなんて、なんだか不思議な気分ですね」
「確かにそうですね!腕がなります!…って、あれ?あそこにいるのって…?」
そうピットが見つめる先には、部屋の隅の壁を背に佇んでいる黒い天使が1人。
「あ!ブラピだ!おーい!ブラピー!君も来てたのー⁉」
「な⁉ピット⁉てかブラピじゃねぇ!ブラックピット様と言え!」
「な、何なんだアイツは…」
「Jr.様、あの天使はピットという輩です。前回から参戦しているようです」
「な、成程…じゃああの黒いのは何なのだ?同じ容姿をしているな…」
「あいつは…、手元のデータには載っていないので新参かと。…まぁ、顔見知りみたいですし、双子か何かですかね?」
「双子って、何処ぞの2Pカラーみてぇだな」
「フフ、おいおいロイ、緑の髭のことを言ってやるなよ」
「へへ…」
(ほ、本当にあんな変な奴等と戦えるのか…?僕は…やっていけるのだろうか…?)
そう小さく笑っているルドとロイを他所に、Jr.は1人緊張や不安の色を隠せなくなってきていたのだった。
カツン…カツン…
だが、そんな時…
カツン…
ガチャ…
風雲急を告げるかのように、外からの扉が開かれたのである。
(こ、今度は誰なのだ…?)
Jr.は怯えつつも、扉を開けこちらに入ってくる人物を見た。
コツン…コツン…
鳴り響くヒールの音、短い黒色の髪と服、遠目からでも分かる程のスタイルの良さと妖美さ。
「な、何なのだアイツは…、オババよりも禍々しい魔力だ…」
Jr.は彼女から溢れ出ている魔力に戦慄を覚えていた。これ程の魔力を見たことがないからだ。
そんなJr.に対して、ずっと彼女を見つめていたロゼッタはポツリと呟くように言葉を発した。
「…、おそらく、彼女は魔女ですわ」
「⁉、魔女⁉何故分かるのだ…⁉」
「まぁ、同業ですもの。何となく分かりますわ」
「あ、彼奴も魔女…強そうだ…」
皆からの注目を集める黒い髪の魔女は優雅に居間の真ん中まで歩いていく。
そんな彼女にピットは走り寄り、声を掛けたのだった。
「あ!こんにちは!新参の方ですか⁉」
「あら、天使がお出迎えだなんて、気が利いてるじゃない?」
「?」
ガチャ…
黒い髪の魔女はピットの眉間に彼女の愛用の銃を向けた。
「…へ?」
「good-byboy.」
「ピット!危ない‼」
ドドドン!!!
「コンニチワ!」
「「⁉」」
後ろから誰かが声をかけてきたのである。
Jr.達は驚きつつも振り向くと、そこには黄色い球体がいたのである。
「…」
(だ、誰…だっけ…?)
「Jr.様、彼はパックマンです。彼はこことは違う世界でクッパ様やマリオと肩を並べる程の有名人だとか」ヒソヒソ
「⁉それは本当なのかルド…⁉」ヒソヒソ
ルドウィッグからの情報で1人困惑しているJr.をよそに、ロゼッタは「あら、こんにちは」と返事をした。
「ボクの名前はパックマン!ヨロシクネ!君達の名前ハ?」
「私の名はロゼッタ」
「ロゼッタ!ヨロシク!君の名前ハ?」
「⁉、ジュ、Jr.。クッパJr.様なのだ!」
「クッパJr.…、アァ!君はクッパ君の息子カイ?」
「⁉父さんを知ってるのか⁉」
「モチロン!一緒にレースをした中サ!」
「そ、そうなのか…!」
(凄い、流石父さんなのだ…!)
父親の偉大さを改めて感じたJr.なのだった。
そして、そんな和やかな時間は唐突に終わりを告げたのである。
バタン!
「パールテナ様ーーー!!」
「「!?」」
いきなり誰かが扉を凄い勢いで開け入ってきたのだ。Jr.を始めとする居間にいたメンバーは驚きその方向に振り向くと、いかにも上機嫌な顔をしている天使が居間に入ってきたのだった。
「まぁ、ピット!」
「パルテナ様!参戦おめでとうございます!」
「何故貴方がここに?リーダーと副リーダーが来るのではないのですか?」
「えへへ、実はマリオさんに断ってパルテナ様に挨拶をしに来ちゃいました!」
「あらそうなの、うふ、これから貴方と戦えるなんて、なんだか不思議な気分ですね」
「確かにそうですね!腕がなります!…って、あれ?あそこにいるのって…?」
そうピットが見つめる先には、部屋の隅の壁を背に佇んでいる黒い天使が1人。
「あ!ブラピだ!おーい!ブラピー!君も来てたのー⁉」
「な⁉ピット⁉てかブラピじゃねぇ!ブラックピット様と言え!」
「な、何なんだアイツは…」
「Jr.様、あの天使はピットという輩です。前回から参戦しているようです」
「な、成程…じゃああの黒いのは何なのだ?同じ容姿をしているな…」
「あいつは…、手元のデータには載っていないので新参かと。…まぁ、顔見知りみたいですし、双子か何かですかね?」
「双子って、何処ぞの2Pカラーみてぇだな」
「フフ、おいおいロイ、緑の髭のことを言ってやるなよ」
「へへ…」
(ほ、本当にあんな変な奴等と戦えるのか…?僕は…やっていけるのだろうか…?)
そう小さく笑っているルドとロイを他所に、Jr.は1人緊張や不安の色を隠せなくなってきていたのだった。
カツン…カツン…
だが、そんな時…
カツン…
ガチャ…
風雲急を告げるかのように、外からの扉が開かれたのである。
(こ、今度は誰なのだ…?)
Jr.は怯えつつも、扉を開けこちらに入ってくる人物を見た。
コツン…コツン…
鳴り響くヒールの音、短い黒色の髪と服、遠目からでも分かる程のスタイルの良さと妖美さ。
「な、何なのだアイツは…、オババよりも禍々しい魔力だ…」
Jr.は彼女から溢れ出ている魔力に戦慄を覚えていた。これ程の魔力を見たことがないからだ。
そんなJr.に対して、ずっと彼女を見つめていたロゼッタはポツリと呟くように言葉を発した。
「…、おそらく、彼女は魔女ですわ」
「⁉、魔女⁉何故分かるのだ…⁉」
「まぁ、同業ですもの。何となく分かりますわ」
「あ、彼奴も魔女…強そうだ…」
皆からの注目を集める黒い髪の魔女は優雅に居間の真ん中まで歩いていく。
そんな彼女にピットは走り寄り、声を掛けたのだった。
「あ!こんにちは!新参の方ですか⁉」
「あら、天使がお出迎えだなんて、気が利いてるじゃない?」
「?」
ガチャ…
黒い髪の魔女はピットの眉間に彼女の愛用の銃を向けた。
「…へ?」
「good-byboy.」
「ピット!危ない‼」
ドドドン!!!